ニューヨーク国際自動車ショー2018で新型スバル・フォレスター公開!歴代モデルとのサイズや競合ミドルクラスSUVとの燃費・価格を徹底比較!

     
   

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新型5代目フォレスターの特徴は?

ボディサイズは全長・全幅を拡大

もともと車内空間の広さには定評がありましたが、今回の新型ではさらに拡大。

快適な居住性、特にリアシートは以前にもましてゆとりを感じる設計となっています。

ボディサイズは現行4代目と比較すると全長が30㎜、全幅が20㎜拡大。

こうしてみるとわずかな差のように思われますが、実感としてはそれ以上にゆとりを感じる仕上がりとなっているようです。

ドライバーモニタリングシステムと進化版のX-Mode採用

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前身は航空機メーカーだったスバル。

航空機は、一度事故が起こればそれは大惨事に直結します。そのため、高いレベルでそもそも事故を起こさない設計にすることが求められます。

その精神を引き継いだスバルは安全性能にこだわりを持ち、そのこだわりを反映すべく様々な工夫を重ねて開発した高度運転支援設備「アイサイト」は有名ですね。

今回の新型フォレスターには最新技術を駆使した「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載しました。

新機能として注目されているのは、ドライバーモニタリングシステム。

これは車内に設置されたカメラがドライバーの様子を監視し、万一の居眠りやわき見の際には警告を発してドライバーに注意を促します。

それだけでなく、最近のスマートフォンなどにも導入されている顔認証技術を使用し、ドライバーを認識すると登録情報に合わせてシートや各種ミラーの位置まで自動調節してくれるという優れもの。

5人まで登録可能になっています。自分以外の人間が運転した際に後から全て再調整するのは結構面倒なもの。その手間が省け、時間の短縮にもなりますね。

家族内で運転者が複数いる場合など、特に嬉しい機能なのではないでしょうか。

他にも雪道などでタイヤが空転するようなシーンでの悪路走破性をアップさせるX-Modeも進化。

走行モード数を従来の2種類から3種類に増やし、ボタン式からダイヤル式に変更。

これまで別に操作が必要であったVDCオン、オフをX-Modeに一体化させ、操作性をアップしています。

2.5Lエンジン採用、ターボとMT仕様の廃止

気になるパワートレインは、新採用の直噴2.5L水平対向4気筒エンジンとなっています。

環境によっては従来型の2.0Lエンジンでは若干のパワー不足を感じることも無きにしもあらず、といった走りにこだわる層の不満を解消する形に。

反面、一部で熱烈なファンが存在するターボエンジンやMT車は姿を消すことになりました。

アイサイトがMT車に対応していないことを考えればMT社の廃止は納得ですが、ターボの廃止には悲しみを覚えるファンも多くいることでしょう。

歴代フォレスターのサイズとエンジンラインナップは?

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初代フォレスター(SF系)

今から20年以上前、1997年に登場した初代フォレスター。

発売こそ1997年ですが、実はこの初代フォレスターは、1995年の東京モーターショーでコンセプトカー、スバル・ストリーガとして登場していました。

当時非常に少なかったミドルサイズSUV市場にスバルの誇りともいえる水平対向エンジン、シンメトリカルAWDを武器に参入しました。

2代目フォレスター(SG系)

エクステリアデザインは初代を踏襲、街乗りでも快適に走れるようにアップデートされた2代目は、2002年に登場しました。

30㎏もの軽量化を実現、それに伴い燃費性能、走行性能も大幅にアップ。

登場と同時に好評を博したフォレスターをさらにパワーアップさせ、世界トップクラスのクロスオーバーSUVとなるべく開発されました。

3代目フォレスター(SH系)

3代目は装いも一新、現在のフォレスターのデザインは2007年に登場したこの3代目からということになります。ボディサイズも大型化しました。

それまでの少し無骨さを感じさせるスタイルから上質感のある洗練された雰囲気へと進化。

スーツに似合うことがテーマだったようです。

オフロードでの走りを重視した設定になっており、特に北米市場で高い評価を得ました。

4代目フォレスター(SJ系)

2012年に登場したこの4代目からアイサイトを標準装備としたグレードもラインナップされるようになります。

時代の流れとともにIT化の波が車にも押し寄せたことが窺えますね。

X-MODEもこの世代から登場しました。

大変な人気を誇り、発表と同時に受注が殺到し月間販売目標の4倍にも及ぶこともあったそうです。

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新型フォレスターの競合ミドルサイズSUVのサイズ・価格・燃費を徹底比較!

トヨタ・ハリアー

出典元:https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior

初代の登場は1997年と、フォレスターと同じ年に誕生したトヨタ・ハリアー。

最もこの当時は、北米市場でレクサス・RXとして販売されていました。

非常に好評を博し、現在も続くSUV人気はこのハリアーがきっかけだったともいわれています。

レクサス・RX3代目の日本導入に伴い、ハリアーは統合されることになりましたが、日本では2代目ハリアーの人気が高く、そのまま継続して販売することに。

日本国内専売車種となり、2013年に現行となる3代目が発売されました。

端正なデザイン、快適な操作性には定評があります。

日産・エクストレイル

出典元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html

日産・エクストレイルは明確にオフロード重視を打ち出し、タフな外見を裏切らない走りがアウトドア派の強い支持を受け続けるモデルです。

高速道路などの巡航走行や渋滞時の走行においてブレーキやステアリングを自動制御するシステムの自動運転技術「プロパイロット」を搭載。

最新の技術を使用した充実した装備が魅力です。

マツダ・CX-5

出典元:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/grade/?link_id=sbnv#cx-5

最新のSKYACTIVエンジンを搭載した改良型を2018年の3月の発売したばかりのマツダ・CX-5。

燃費性能の向上と360°ビュー・モニターの採用などによる安全性能を充実させました。

車に本来求められる”走る歓び”を追求し続ける一貫したマツダの車づくりの哲学を感じさせるモデルとなっています。

三菱・アウトランダー

出典元:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/

もともとSUVに強い三菱ですが、アウトランダーは2001年に発売されたクロスオーバーSUVのエアトレックの後継車種として登場しました。

世界で初めて4WDクロスオーバーSUVにPHEVモデルをラインナップした車種としても知られています。

2012年に登場したこのPHEVモデルは、2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤーでイノベーション部門賞を受賞しました。

ボディサイズ・価格・燃費を一覧にして比較

ボディサイズ

  全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
トヨタ・ハリアー 4,725 1,835 1,690
日産・エクストレイル 4,690 1,820 1,740
マツダ・CX-5 4,545 1,840 1,690
三菱・アウトランダー 4,695 1,810 1,710

燃費・価格

  燃費(km/ℓ) 価格
トヨタ・ハリアー(ガソリン) 12.8~16.0 ¥2,949,480〜
トヨタ・ハリアー(ハイブリッド) 21.4 ¥3,774,600〜
日産・エクストレイル(ガソリン) 16.0~16.4 ¥2,197,800~
日産・エクストレイル(ハイブリッド) 20.0~20.8 ¥2,589,840~
マツダ・CX-5(ガソリン) 14.2~16.2 ¥2,494,800〜
マツダ・CX-6(ディーゼル) 18.0~19.0 ¥2,808,000〜
三菱・アウトランダー(ガソリン) 14.6~16.0 ¥2,538,000~
三菱・アウトランダー(PHEV) 19.2 ¥3,826,440~

国内での発売時期、ハイブリッドモデルの設定は?

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6月下旬発売

2018年3月のニューヨーク国際自動車ショーにて初披露された新型フォレスター。

発売はいつかと心待ちにされていましたが、遂に2018年5月18日から先行受注が開始されました。発売日に関しては今夏とだけアナウンスされており、具体的な日時は明らかになっていません。

恐らく6月下旬から7月にかけての発売が濃厚だと予想されています。

マイルドハイブリッド仕様の追加

当初はガソリンモデルのみの販売と見込まれていましたが、独自開発されたマイルドハイブリッドシステムe-BOXERが搭載されたモデルもラインナップされました。

ハイブリッドながらもモーターのパワーアシストによってガソリン車に引けを取らない加速性能が望めるこのパワートレインに注目が集まっています。

スバルの恵比寿ショールーム”SUBARU STAR SQUARE”では、受注開始と同時に新型と合わせて歴代のモデルを展示。

実際に新型に触れてみるのはもちろん、この機会に改めて新型フォレスターに受け継がれてきたその歴史を振り返ってみるのもいいのではないでしょうか。

そしてこれから刻まれる新たなフォレスターの歴史の行方に注目です。

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