出典元:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html
スバル・レヴォーグはレガシィツーリングワゴンの後継車として誕生した車です。
スバルの売れ筋となっていたレガシィツーリングワゴンは、レヴォーグの誕生によって生産中止となりました。
ツーリングワゴン車が人気の時代とはいえませんが、利便性を求めたスバルの頑なな姿勢が見られた車です。
レヴォーグはより日本志向の強いツーリングワゴン車となっています。詳しく見ていきましょう。
スバル・レヴォーグの魅力は?
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スポーツマインド溢れる内外装デザイン
研ぎ澄まされた美しさが魅力的です。LEDヘッドライトが装備されており、より鋭く力強いフロントマスクとなっています。
どこから見ても、その佇まいに高級感が溢れており、勝者という言葉を感じざるを得ません。
インテリアは黒とシルバーを基調としたデザインになっており、シックで大人な印象を受けます。
スイッチ類にもこだわっており、手触りや質感まで追求し、ドライブをより楽しませてくれます。
「スポーツカーのようなワゴン」というコンセプトがあり、走りだけでなく内外装のデザインにもスポーツマインド溢れる仕上がりとなっています。
スバル独自のシンメトリカルAWDによる安定性、ダウンサイジングターボエンジン、300馬力のハイパワーパフォーマンスエンジン
スバル独自の4輪駆動、シンメトリカルAWDは山道、雪道など足場の悪い中でも安定した走りを実現してくれます。
シンメトリカルAWDはスバルの人気車に実装されてきた、スバルの強みの一つといえます。
レヴォーグに搭載されているダウンサイジングターボエンジンは、1.6Lエンジン、2.0Lエンジンの2種類があります。
1.6Lエンジンでは最大トルク250N・M、最大出力170馬力を誇りますが、2.0Lエンジンでは最大トルク400N・M、最大出力300馬力という力強さを誇ります。
ストップアンドゴーが多い郊外よりも、遠出する際の方が車の性能を活かすことが出来るでしょう。
日本の交通環境に最適なボディサイズのステーションワゴン
レヴォーグのボデイサイズは全長×全幅×全長=4690mm×1780mm×1485mmとなっています。
5代目レガシィツーリングワゴンは海外市場での販売に力を入れていたため、全長+100mmと大きなサイズで販売されていました。
レヴォーグは日本での販売を視野に入れ、5代目レガシィツーリングワゴンよりも小さいサイズになりました。
4代目レガシィツーリングワゴンとほぼ同じサイズといえます。
進化したアイサイトと安全性能
スバルの先進安全運転機能であるアイサイトが進化し、ツーリングアシストという機能がレヴォーグの全グレードに搭載されています。
自動ブレーキや誤操作による急発進の抑制、全車速追従機能付クルーズコントロールや、車線逸脱抑制機能や警告の機能なども付いています。
他にも安全機能は多く、LEDヘッドライトのハイビーム、ロービームを自動で調節してくれる機能や、防眩昨日のあるルームミラーなどが装備されています。
STIスポーツの追加
2016年6月に新たなグレードとなる、STIスポーツが誕生しました。
ベースモデルより約50万円高い価格で販売されているにも関わらず、レヴォーグの中でかなり高い割合で売れているグレードといいます。
ベースモデルと違った専用のパーツが使われ、スバル・テクニカ・インターナショナルによるチューニングが行われた特別仕様となっています。
アドバンスドセーフティパッケージとして安全機能が全て標準装備されており、更に質の高い車を求めている方におすすめしたいモデルです。
スバル・レヴォーグのエンジン・グレードによる燃費・装備の違いは?
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スバル・レヴォーグのグレードによる違いをまとめています。
1.6GT アイサイト
1.6GT アイサイトがレヴォーグのスタンダードなモデルとなっています。
1.6Lの直噴ターボエンジンを搭載。燃費は16.0km/Lで、最大トルクは250N・M、最大出力は170馬力を発揮。
17インチアルミホイールを装着し、ステアリング連動ヘッドランプ、LEDハイ&ロービームランプなどが標準装備となっています。
1.6GT アイサイト Sスタイル
エンジンの性能は1.6GT アイサイトと変わりませんが、内外装が豪華なモデルとなっています。
18インチアルミホイールを装着し、LEDヘッドライトの縁が黒くデザインされ、よりスタイリッシュに感じられます。
1.6GT-S アイサイト
1.6GT-S アイサイトになると、更に違いが出てきます。シルバーだったグリルが黒くなり、男らしくより締まって見えます。
ペダル周りだと、アルミパット付スポーツペダルが標準装備となります。黒のみで統一されていたインパネの色はシルバーになり、よりデザイン性が高まりました。
ステアリングは好感触本革巻のものになり、握った瞬間にその上質さを体感出来るでしょう。
1.6STIスポーツ アイサイト
エンジン性能は1.6GT アイサイトと変わりませんが、チューニングが違うので走りも違うという認識を持っておいた方が良いでしょう。
1.6GT-S アイサイトでは黒に青のステッチという組み合わせが多く採用されていましたが、STIスポーツには黒に赤という組み合わせが採用されています。
ステアリングやシフトレバーに赤のステッチが採用されていてとてもオシャレです。
シートにはボルドーの専用本革シートが使われています。黒の車体にボルドーのシートという組み合わせには、より上質な印象を受けました。
2.0GT-S アイサイト
2.0GT-S アイサイトでは、2.0Lの直噴ターボエンジンを搭載していており、燃費は13.2km/Lです。
最大トルクは400N・M、最大出力は300馬力を発揮。2.0Lとは思えない力を発揮します。
1.6GT-S アイサイトと比べても内装の違いはほとんどありません。
2.0STIスポーツ アイサイト
2.0STIスポーツ アイサイトは、レヴォーグの中で最もグレードの高いモデルになります。
価格はベースモデルと比べて100万円以上の差があります。
1.6STIスポーツ アイサイトと比べて内外装に差は無く、エンジンがパワーアップしたモデルという認識で良いでしょう。
スバル・レヴォーグの年次改良、初期のA型から現行D型までどこが変更された?
出典元:https://kakakumag.com/car/?id=10619
A型
A型は1.6GT、1.6GT アイサイト、1.6GT-Sアイサイト、2.0GTアイサイト、2.0GT-Sアイサイトの5つのモデルで2014年6月から販売を開始しました。
ボディサイズは現行と同じで、エンジンも1.6L、2.0Lの2種類が搭載されました。
B型
2015年4月にマイナーチェンジという形でB型が発売を開始しました。
B型では、アドバンスドセーフティパッケージが追加され、安全性能が向上しました。
A型には無かった、オプションサンルーフもB型からの登場となりました。
C型
2016年4月に発表されたマイナーチェンジでは、B型ほどの大きな変更は無く、インテリア、エクステリアの変更は主となりました。
最上級のグレードであるSTIスポーツが登場したのはこの時期となりました。
D型
2017年8月にD型へのマイナーチェンジが発表されました。
アイサイトが更に進化した、アイサイト ツーリングアシストが登場しました。
ハロゲンタイプのヘッドライトの廃止、新デザインのアルミホイール採用などの細かな変更もありました。
ライバル不在のスバル・レヴォーグ、レガシィツーリングワゴンやインプレッサスポーツと比べてボディサイズはどう違う?
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終わりに、スバルの他の車とのサイズ比較をまとめています。
同系統の車と比較していますので、参考にしてみてください。
レガシィアウトバック(現行BS系)
全長 | 全幅 | 全高 | |
レガシィアウトバック | 4820mm | 1840mm | 1605mm |
レヴォーグ | 4690mm | 1780mm | 1480mm |
レガシィツーリングワゴン(BR系)
全長 | 全幅 | 全高 | |
レガシィツーリングワゴン(BR系) | 4775mm | 1780mm | 1535mm |
レヴォーグ | 4690mm | 1780mm | 1480mm |
レガシィツーリングワゴン(BP系)
全長 | 全幅 | 全高 | |
レガシィツーリングワゴン(BP系) | 4680mm | 1730mm | 1470mm |
レヴォーグ | 4690mm | 1780mm | 1480mm |
インプレッサスポーツ(現行)
全長 | 全幅 | 全高 | |
インプレッサスポーツ | 4460mm | 1775mm | 1480mm |
レヴォーグ | 4690mm | 1780mm | 1480mm |
インプレッサスポーツワゴン(GG系)
全長 | 全幅 | 全高 | |
インプレッサスポーツワゴン(GG系) | 4455mm | 1695mm | 1465mm |
レヴォーグ | 4690mm | 1780mm | 1480mm |