前回に引き続き、電気自動車「テスラ」の試乗レポートです。東京・青山のテスラストアで体験したのは、テスラモーターズ・MODEL S のホワイトです。
これがテスラのキー。
手乗りのミニチュアカーのようでかわいい!ドライバーがこれを持って近づくだけで、カギがあきます。さっそく乗り込みます。
運転席に座って、シフトレバーをパーキングからドライブモードに。シフトレバーは運転席と助手席の間ではなく、ハンドルの右側についています。
ウィンカーレバーのように、上下して使用します。ちなみにウィンカーはハンドルの左側についていました。
さあ、左右前方目視をしたら、出発進行~!
試乗スタート!アクセルとブレーキのかかり方が特徴的
ペーパードライバーのアラサー女子。ドキドキのテスラ運転スタートです!
恐る恐る、ゆっくりアクセルを踏むと、スィ~っと進んでいきます。走り出しはすごくスムーズ。ギアチェンジもないので、スピードにブレイク無く、ぐんぐん加速していきます。
快適だからといって、信号が青になったら、いきなりグンッとアクセルを踏むのはNG。急加速して危険なのです。やさしいタッチでペダルを踏むのがよさそうです。
こちらは運転中の動画です。
とても運転しやすく、快適でした。走り心地は、ガソリンのオートマ車と変わらないです。音もとても静か。ハンドルも重くなく、ペーパードライバー女子でもスイスイ操作可能。
特徴的なのは、ブレーキです。急加速がハイパワーの反面、アクセルを離すとガクッと減速。オートマ車のように、ブレーキを離しても惰性で進むのとは違います。この感覚に慣れるまで、少し時間がかかるかも。要練習ですね!
【動画】テスラの自動運転をチェック
テスラのもう1つの見所と言えば、自動運転をしてくれるところ。今回は、縦列駐車の自動運転を体験しました!縦列駐車なんて、一生ご縁のないものだと思っていたペーパー女子の私……、本当にできるのかドキドキです。
まずはパーキングできそうなスペースを確認し、その付近で一旦ブレーキを踏んで停止。そして「オートパイロット」(自動運転)モードをセットします。
するとテスラがパーキングスペースを認識してくれます。そしてシフトレバーを「R」にして、足元のブレーキを離すと……。ハンドルがくるくる~!
こちらがその時の動画です。1分40秒くらいから、自動のハンドル操作が始まります。
テスラの華麗なるハンドルさばきは圧巻!右に切り、左に切り、素晴らしいコントロールがご覧になれます。あっというまに狙ったスペースに、きっちり車が入っていきました。私は何もせず、ただ「すごい!」と声を挙げていたのみ。
まさに、これはペーパードライバーの救世主!?縦列ができなくても、まったく問題ありません。まさに未来の車ですね。ペーパー女子でも、堂々と車を操る時代がそこまで来ているようです。
(文/東香名子)