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今年もパクリだらけ!? 上海モーターショーで登場した中国産自動車まとめ2017年ver.

2017.05.09

写真は2015年の上海モーターショーのもの。

2009年に自動車販売台数でアメリカを抜き、その後世界のトップを走り続ける自動車大国「中国」。そんな中国で2017年4月21日、上海モーターショーが開幕しました。世界の名だたる自動車メーカーが新モデルやコンセプトカーを発表し、盛り上がりを見せる中、密かに注目されているのが中国企業の「パクリ車」。今年はどんなパクリ車が出品されたのか、今回はそんな中国産の仰天「パクリ車」についてまとめてみました。

「ZOTYE・コンセプトS」=「ランボルギーニ・ウルス」

2017年現在はクロスオーバーSUVが世界的な大ブーム、マセラティやジャガーなどの高級車メーカーでも同社のスーパースポーツなどをベースに、クロスオーバーSUVの開発が進められています。ランボルギーニ ウルスもそんな時代の潮流にのって誕生した1台、発表当時にはその大胆不敵なスタイリングに度肝を抜かれたものです。

そんなランボルギーニ ウルスそっくりのコンセプトカーが、上海モーターショーに登場しました。 その名も「ZOTYE・コンセプトS」。マフラーの数やフロントに配置されたダクトの数など細部に違いは見られますが、そのボディライン、ヘッドライト・リアランプの形状や配置など、その姿はまさにランボルギーニ ウルスそのもの!

価格は本家が2000万オーバーとなるのに対し、十分の1の200万円程で販売予定とのこと、完成車の出来映えに、良い意味でも悪い意味でも期待大です。

「ZOTYE・T300」=「マツダ・CX-3」+「アウディ・Q1」

photo by avtovesti

ZOTYEは中国市場で特に流行しているクロスオーバーSUVを積極的に販売しており、毎年モーターショーにおいては、どこかで見たことのあるクロスオーバーSUVを発表。クロスオーバーSUVのパクリ車といえば、ZOTYEはもはや外せないメーカーとなっています。そんなZOTYEが送り出すコンパクトクロスオーバーSUVが「T300」です。ボディラインやサイド・リアのデザインをマツダ・CX-3から転用しつつ、そこにアウディ風のエッジを効かせた味わいをプラス! ついでにフロントフェイスもアウディ・Q1にしてしまったという1台です。各社の特徴をデザインにうまく融合させ、何ともいないパクリ車独特のチープさを、かもし出しています。

「ZOTYE・SR9」=「ポルシェ・マカン」+「三菱・ランサーエボリューション」

photo by carmag

ZOTYEからにさらにもう1台。こちらはパッと見、ポルシェ・マカンそのまんま、先ほど紹介したT300に比べ、何ともいさぎよい1台となっています。ポルシェから訴えられないか心配になってくる1台ですが、この車のトピックは別にあります。それは、搭載されるエンジンが三菱自動車の名器「4G63」ターボエンジンだということ! ポルシェのエクステリアに三菱の名器を組み合わせた、驚くべきパクリ車です。その発想はありませんでした。

「九龍自動車・EW4」=「トヨタ・ハイエース」

上海モーターショーではEVモデルの商用バン「九龍自動車・EW4」が発表されました。日本のメーカーでは日産からe-NV200というミニバンベースのEVが販売されていますが、こちらのパクリ元はe-NV200ではなくトヨタ ハイエース。樹脂製と思われるグレーのフロントバンパー・ヘッドライト・フロントグリル・なぜかネッツ風デザインのエンブレムにより、一目でハイエースと誤認してしまうフロントフェイスを完成させています。

「東風汽車・CM7」=「トヨタ・アルファード」

photo by 海峽吧

一見するとトヨタ アルファードデザインとなっている「東風汽車・CM7」ですが、こちらは少々詰めが甘いといわざるを得ません。大型のメッキグリルなどを搭載していますが、
本家アルファードに比べるとフロントの押し出し感が極めて弱い。サイドに配置されたリアガラスがただの長方形に配置されているのもいただけません。現行アルファードに必要な要素はオラオラ感、そのあたりを東風汽車にはもっと勉強してもらわねばならないでしょう。

「ヴェヌーシア・e30」=「日産・リーフ」

東風汽車・CM7に比べるとパクリ車として格段にレベルが高いのがこの「ヴェヌーシア・e30」。これはもうエクステリアからインテリアに至るまで日産 リーフの完コピ! 星形のエンブレムと妙に小径で普通なホイールによりチープ感をキープしてはいますが、それでもこの完成度、さすがは中国車といわざるを得ません。中国市場では国策もあいまってEVへの注目度が高まっており、そんなEV人気を如実にあらわにしている1台です。

「LANDWIND・X7」=「ランドローバー・レンジローバーイヴォーグ」

photo by PlanetCarsZ

「LANDWIND・X7」もクオリティの高い1台。レンジローバーイヴォーグのデザインをある程度忠実に再現しつつ、ヘッドライトやリアランプ、グリルの形状などを微妙にアレンジしています。惜しむらくはそのアレンジが非常に聞いており、特にリアビューはこれほどデザインが似通っているにも関わらず、大きなリアランプのおかげで一気にチープに、ダサくなってしまっています。レンジローバー イヴォーグのデザインがいかに洗練されているのかを、教えてくれる1台といるでしょう。

「WEI・Pi4」=「LEXUS・RX」+「BMW・X6」

中国市場のLEXUSを目指す新ブランド「WEI」。こちらは完コピではなく2台のプレミアムクロスオーバーSUVをミックスする作戦にでてきました。サイドビューはクーペ風5ドアセダンをリフトアップした印象で、特にリアの仕上げは「BMW・X6」そっくり! 対してフロントは世界中で流行りの大型グリルを中心に、「LEXUS・RX」風にヘッドライトやエアダクトを配置しています。WEI・Pi4最大の特徴はフロントグリルの「デカさ」でしょう。フロントに大型のグリルを配置している車は、アウディを始めトヨタなど国産車でもよく見かけるようになりましたが、ここまで大きいものは見たことがありません。「グリルのでかい車が高級車」という、わかりやすいデザインコンセプトとなっています。さすがは中国のLEXUSといったところでしょうか。

日進月歩の中国産自動車

今回パクリ車をまとめていて驚いたのが、中国産パクリ車の完成度です。今回紹介したパクリ車たちを分類するなら、「完コピ」「ミックス」そして「中途半端」に分類できますが、以前の中国車であれば「中途半端」なパクリ車が多かったのではないでしょうか。しかし、「ZOTYE SR9」などは見た目まんま「ポルシェ マカン」、パクリ車メーカーとして、中国企業は日進月歩の進歩を遂げていることがわかりました。中国自動車のオンリーワン「パクリ車」、来年の上海モーターショーも、目が離せそうにありません。

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文:イキクル編集部


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