猪苗代湖で遊覧船はくちょう丸にてクルージング体験
猪苗代湖は、四季折々に移り変わる磐梯山の雄姿をくっきりと湖面に映し、別名「天鏡湖」って呼ばれているはずなんだけど、今日はやっぱり強風な上、めちゃんこ寒い日になっちゃったねえ。
でもただ曇っているって言うよりは、なんか薄紫というか、水墨画みたいですごく雰囲気あるよね~。まる、こういのも嫌いやないで。
磐梯観光船は、わんこが客室に入るにはバッグインとかバギーが必要なんだけど、デッキはそのままでいいんだって~。うれしいね!
お! パパ、動き始めたよ!
ちょっと晴れ間が出てきたから、お外に出て風のにおいを感じたいな!
ふむふむ、あれが猪苗代湖にあるただ一つの「翁島(おきなじま)」なんだね。
約35分のクルーズだったけど、客室内で「足長手長」の昔話も聞けたし、なかなか有意義なアトラクションだったよ~。
ここからは郡山市の都市部ではなく、畑がある景色を探しに行ってみようっか~。
同じ郡山市とは思えないぐらい、急に一面畑の景色が続くんだよね。
パパは写真撮るからここで待っててって言うんだけど、こんな気持ちいいところ待ってなんかいられないよ!
えへへ~来ちゃった!
いいかんじでお米が育っているけど、そういや郡山産のブランド米「あさか舞」も有名なんだってね~。
こういう豊かな実りを見ていると、またふと、安積開拓の話を思い出すのさ。
この安積の大地は、侍、商人、農民などすべての先人たちの想いが結実し、夢見た実りの大地へと生まれ変わっていった。
そして現在もなお、その思いを引き継ぎ、これからも一生懸命丁寧に大事に生きていく。
明治初期の日本の大転換期に、武士が刀を鍬に持ち替え、切り拓いたこの安積の大地と猪苗代湖からの恵みのお水で満たされた肥沃な大地で育ったんだもん、おいしくないわけないね。
みんなも食べる機会を待ってないで、是非とも積極的に味わってみたほうがいいよ!
一つの都市をゆっくり観光できて、本当に有意義だったなあ。
でもまだ行ってみたい場所があるから、また来るね!
最後に……おまけ
↑福島放送に取材された様子だよ〜。