日本情緒を感じる白川郷 冬の魅力

     
   

ユネスコの世界文化遺産に登録されている岐阜県の白川郷。古き良き時代の日本の住居様式を見て知ることができ、観光スポットとして通年観光客が訪れています。

特に冬の時期は幻想的な風景が美しいという理由から、さらなる人気を集めています。ここでは、その魅力を紹介します。

白川郷とは

Photo By 白川郷公式サイト

白川郷は岐阜県大野郡白川村と高山市荘川町、また高山市清見町の一部の集落地域の呼称です。

施設内で広がりを見せている合掌造りの集落では、雪が落ちやすいように三角形につくられた藁の屋根が特徴的。独特の景観をつくりあげていて、日本ならではの情緒を醸し出しています。

この景観が評価されたことから1976年にはユネスコの重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。また、1995年には同じく岐阜県内に存在する五箇山の合掌集落とともに、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

白川郷のみどころ

県の重要文化財が存在する合掌造り民家園や国の重要文化財に指定されている和田家住宅を見学することで、かつての日本の住宅様式を知ることができます。

どぶろく祭の館は白川八幡神社境内にあり、祭りの記録だけではなく神社の宝物も拝むことができます。

明善寺郷土館では浜田泰介画伯による障壁画が見られることでも知られています。また、毎年2月の週末にはライトアップが行われていて、集落を幻想的な風景にしています。降雪が多いこともこの地区の特徴で、美しい雪景色を目にすることができる可能性もあります。

そんな白川郷内では、地元のグルメを楽しむことができるスポットが点在しています。特産の飛騨牛を伝統的な田舎料理、朴葉味噌焼きで食べるメニューには定評があり、集落内で雰囲気を味わうことができるでしょう。

白川郷へのアクセス

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白川郷に高速道路でアクセスする場合には、開通して日が浅い東海北陸自動車道を利用すると大変便利です。

白川郷インターチェンジを降りたあとは国道156号線を直進すると、目的地が見えてきます。合掌集落近辺には駐車場が完備されているため、駐車場所に困ることはありません。

しかしながら降雪が多い冬期には周辺道路が封鎖されることがあるため、あらかじめチェックしておく必要があります。

名称 白川郷
住所 〒501-5627岐阜県大野郡白川村荻町
公式サイト http://www.shirakawa-go.gr.jp/top/

日本ならではの集落を見て懐かしい気持ちにひたることができる白川郷は、冬に行くとロマンティック度が高まり、デートに出かけるにもおすすめのスポットです。

山の幸も充実していて、グルメマニアの人にもぴったりです。この冬は、普段とは趣の異なる白川郷に行ってみましょう。

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