こどもの夏休みと言えば宿題。宿題と言えば自由研究が、いつの時代も悩みの種ではないでしょうか? 今回は、そんな自由研究の題材にうってつけの、茨城の工場見学スポットをまとめてご紹介! 工場で作られている製品や見どころについて解説します。こどもの自由研究の題材に、そしてお出かけスポットとして、参考にしてみてください。
- 1. 雪印メグミルク 阿見工場「ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い」
- 2. トモヱ乳業 牛乳博物館「牛と人と牛乳の歴史」
- 3. キューピー 五霞工場「マヨネーズができるまで」
- 4. 明治なるほどファクトリー守谷「ヨーグルトと乳酸菌」
- 5. ヤクルト本社 茨城工場「BF-1のすごい効果」
- 6. なめがたファーマーズヴィレッジ「畑のおいもがらぽっぽになるまで」
- 7. 日本ハムファクトリー 茨城工場「シャウエッセンの旨さの秘密」
- 8. タカノフーズ 納豆博物館「自家製納豆ができるまで」
- 9. アサヒビール 茨城工場「ビールの作り方」
- 10. 柴沼醤油醸造「醤油の歴史」
- 11. エフピコ関東リサイクル工場「食品トレーが生まれ変わるまで」
- 12. 染めQテクノロジィ「染めQを使ってみた」
- 13. カガミクリスタル「日本のクリスタルガラス文化」
- 14. 夏休みはホンダの車で茨城の工場見学に出かけよう!
雪印メグミルク 阿見工場「ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い」
茨城県南部に位置する雪印メグミルク阿見工場は、同社の全国に出荷するプロセスチーズの製造を一手に引き受けている巨大工場です。チーズだけでなくマーガリンなども含め、約200種類の製品を製造。工場見学はもちろん、VR(バーチャルリアリティ)を駆使したチーズ製造体験も可能で、ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いなど、様々な学びがある工場となっています。もちろん乳製品の試食もできます。
住所 | 茨城県稲敷郡阿見町星の里22 |
アクセス方法 | 首都圏中央連絡自動車 阿見東ICより、霞ヶ浦方面へ約5分 |
料金 | 無料 |
休館日 | 土・日・祝・年末年始・その他臨時休館日 |
営業時間 | 10:00~、14:00~ |
公式URL | http://www.meg-snow.com/fun/factory/ami.html |
トモヱ乳業 牛乳博物館「牛と人と牛乳の歴史」
トモヱ乳業は茨城県で創業された地元企業です。牛乳専門のメーカーとして昭和31年にスタートし、今では全国でも戸婦クラスの牛乳工場として知られています。工場見学ツアーが開催されていて、生産工場と博物館をセットで見学できてしまいます。普段飲んでいる牛乳の製造過程が見れるほか、博物館では人と牛が育んできた乳にまつわる文化を、様々な展示品から学べます。ツアーの締めはもちろん、同社の牛乳の試飲です。
住所 | 茨城県古河市下辺見1955 |
アクセス方法 | 東北自動車道加須ICより、下辺見方面へ約30分 |
料金 | 無料(原則5名以上から案内) |
休館日 | 日曜日(要問い合わせ) |
営業時間 | 10:00~15:00(要予約) |
公式URL | http://www.tomoemilk.jp/tour/ |
キューピー 五霞工場「マヨネーズができるまで」
キューピー 五霞工場は、関東から北海道圏内のキューピーマヨネーズの製造を一手に担う大工場。マヨネーズやドレッシングの製造を見学できる他、マヨネーズを使ったレシピを学べたり、ドレッシング・マヨネーズの試食もできたりします。見学ツアーのどこかにいる「隠れキューピー」にも注目です。
住所 | 茨城県猿島郡五霞町小手指1800 |
アクセス方法 | 東北自動車道 加須ICより目的地方面へ約20分 |
料金 | 無料 |
その他 | 完全予約制 |
公式URL | https://www.kewpie.co.jp/know/openkitchen/goka_01.html#anc-access |
明治なるほどファクトリー守谷「ヨーグルトと乳酸菌」
こちらの工場には「食育ルーム」「乳しぼり体験コーナー」「乳酸菌と健康コーナー」「バーチャル工場見学」「シアタールーム」など様々な設備を備えています。それぞれ牛乳や乳製品、そしてヨーグルトのことを楽しく学べる工夫が満載。2016年夏にリニューアルオープンしたばかりのキレイな工場となっており、土曜日も楽しめる工場です。
住所 | 茨城県守谷市野木崎3456 |
アクセス方法 | 常磐自動車道 谷和原ICより、守谷方面へ約5分 |
料金 | 無料 |
休館日 | 日・祝祭日・年末年始・その他 |
営業時間 | 10:00~、13:30~、15:00~ |
公式URL | https://www.meiji.co.jp/learned/factory/moriya/ |
ヤクルト本社 茨城工場「BF-1のすごい効果」
数あるヤクルト製品の中でも、ビフィズス菌を使用したBF-1をメインに製造しているのが、ヤクルト本社 茨城工場。工場見学ではヤクルトの乳製品の試食やBF-1などの製造工程を、わかり安い係員の説明とともに見学できます。
住所 | 茨城県猿島郡五霞町大字川妻1232-2 |
アクセス方法 | 東北自動車道 加須ICより五霞方面へ約15分 |
料金 | 無料 |
休館日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:00~15:30 |
公式URL | http://www.yakult.co.jp/ibaraki/kengaku/index.html |
なめがたファーマーズヴィレッジ「畑のおいもがらぽっぽになるまで」
なめがたファーマーズヴィレッジは廃校となった小学校を全部使った体験型農業テーマパークです。白ハトグループが展開しているおいものお菓子「らぽっぽ」の製造工場を見学ができ、キャンプ場なども完備。「なぞときファームアドベンチャー」や「なめがた盆踊り&夕涼み縁日」など、いろいろなイベントも開催されています。
住所 | 茨城県行方市宇崎1561 |
アクセス方法 | 東関東自動車道 潮来ICより行方方面へ約20分 |
料金 | 無料(一部施設有料) |
休館日 | 月曜日 |
営業時間 | 9:00~18:00(施設により異なる) |
公式URL | http://www.namegata-fv.jp/ |
日本ハムファクトリー 茨城工場「シャウエッセンの旨さの秘密」
こちらはソーセージ「シャウエッセン」で有名な日本ハムの茨城工場です。ソーセージ・ハムの日本最大級の工場である茨城工場では、シャウエッセンとハムの製造ラインを見学することができます。見学の後はもちろんシャウエッセンの試食を楽しめる他、工場のとなりにある下館工房では、ソーセージを自分で造ることができる「手作り体験工房」も楽しめます。
住所 | 茨城県筑西市みどり町2-1-1 |
アクセス方法 | 常磐道 谷和原ICより目的地方面へ約1時間 |
料金 | 無料 |
休館日 | 毎週土曜日(要予約) |
営業時間 | 10:00~、14:00~ |
公式URL | http://www.nipponham.co.jp/fun/factory/ibaraki/ |
タカノフーズ 納豆博物館「自家製納豆ができるまで」
茨城県の工場見学なら、名産品である納豆ははずせません。タカノフーズでは同社の主力製品「おかめ納豆」の製造ラインを見学できます。併設された納豆博物館では納豆誕生簿秘密や家庭で簡単にできる納豆の作り方などを展示。納豆のことを深く学べる、自由研究に持ってこいのスポットです。
住所 | 茨城県小美玉市野田1542 |
アクセス方法 | 茨城空港北ICより約15分 |
料金 | 無料 |
休館日 | 年末年始、その他 |
営業時間 | 9:00~16:00、10:00~(工場見学)、13:30~(工場見学) |
公式URL | http://www.takanofoods.co.jp/fun/factory/ |
アサヒビール 茨城工場「ビールの作り方」
国内最大級のビール製造ラインを持つアサヒビール 茨城工場、当然その製造ラインを見学できます。敷地も東京ドーム9個分と非常に広く、そのスケールに圧倒されること間違いなし。お父さんにうれしいスーパードライなどの試飲タイムも用意してあります。
住所 | 茨城県守谷市緑1丁目1-1 |
アクセス方法 | 常磐自動車道「谷和原I.C.」より守谷・取手方面へ約5km |
料金 | 無料 |
休館日 | 工場カレンダーによる |
営業時間 | 9:30~15:00 |
公式URL | http://www.asahibeer.co.jp/brewery/ibaraki/ |
柴沼醤油醸造「醤油の歴史」
柴沼醤油醸造は江戸時代~続く老舗の醤油蔵。見学ツアーでは醤油の作り方や味見を行うことができるだけでなく、母屋では柴沼一族の貴重な資料を見ることができます。
住所 | 茨城県土浦市虫掛町374 |
アクセス方法 | 常磐自動車道 土浦ICより目的地方面へ約10分 |
休館日 | 不定休 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
公式URL | http://www.shibanuma.com/ |
エフピコ関東リサイクル工場「食品トレーが生まれ変わるまで」
食品トレーのトップメーカーであり、関東より北の食品トレーのリサイクルを一手に担うのが、エフピコ関東リサイクル工場。ここではトレーが回収され、リサイクルされるまでの過程を学習することができます。見学ツアーの最後には、食品トレーを再利用して作られたペン立てが貰えます。
住所 | 茨城県結城郡八千代町大字平塚4448 |
アクセス方法 | 圏央道 境古河ICより目的地方面へ約20分 |
料金 | 無料 |
休館日 | 土・日・祝・その他 |
営業時間 | 9:00~、13:00~ |
公式URL | http://www.fpco.jp/csr/environmenteffort/factory/kanto_factory.html |
染めQテクノロジィ「染めQを使ってみた」
自動車を中心に広く愛用されている塗料「染めQ」は、こどもよりもお父さんのほうが良くご存じかもしれません。他にも錆止めなど様々な製品を作る同社では、一般の方向けに見学の受け入れも行っています。「染めQ」の活用方法や塗装体験ができるのでDIY派のお父さんにはまさにうってつけ。工場見学の内容を自由研究に取り上げるのも良いですが、染めQを使って何か作品を、こどもと一緒に作ってみるのもおすすめです。
住所 | 茨城県猿島郡五霞町元栗橋5971 |
アクセス方法 | 圏央道 境古河ICより五霞方面へ約10分 |
休館日 | 土・日・祝 |
営業時間 | 10:00~15:00 |
公式URL | http://www.somayq.com/ |
カガミクリスタル「日本のクリスタルガラス文化」
カガミクリスタルは日本で初めてのクリスタルガラス専門工場。見学ツアーでは溶けたガラスが美しく生まれ変わるまでを、見学できます。日本におけるクリスタルガラスの第一人者、各務鑛三の記念館も併設。氏の作品を中心に、様々な工芸作家が作り上げた作品が展示されています。
住所 | 茨城県龍ケ崎市向陽台4-5 |
アクセス方法 | 圏央道 牛久阿見ICより龍ケ崎方面へ約20分 |
休館日 | 土・日・祝 |
営業時間 | 9:30~15:30 |
公式URL | http://www.kagami.jp/ |
夏休みはホンダの車で茨城の工場見学に出かけよう!
いかがでしたでしょうか? 工場見学はこどもと一緒に出かけつつ、自由研究も進められる、まさに一石二鳥のお出かけスポット。茨城県には見学可能な工場が、ここで紹介した以外にもまだまだ沢山あります。夏休み中はこどもと一緒に工場見学を、ぜひ楽しんでみてください。