GWの行き先を計画中の方必見!オートキャンプに便利なクルマを大特集

GWの行き先を計画中の方必見!オートキャンプに便利なクルマを大特集
     
   

もうすぐゴールデンウイーク。今年の計画はもうお決まりでしょうか。最近はGWにアウトドアライフを楽しむ方が増えてきましたが、特に注目されているのがオートキャンプです。設備も充実したキャンプ場には、クルマで気軽に行けてそのまま乗り入れてテントを設営できるオートサイトエリアがあるのがもはや常識。豊富なキャンプグッズや遊び道具を載せて、たまの休暇には家族でキャンプを楽しむのも楽しいものです。そんなキャンピングライフに便利なクルマとはどんなタイプのものなのでしょうか? 

今回はキャンプに最適で、しかも日常の使い勝手も良い理想的な車種を選んでみました。クルマをお持ちの方は当然、持ってない方もレンタカーなどを利用して、今年のGWはオートキャンプデビューをしてみませんか?

オートキャンプ向け車種の条件

キャンプというと、大自然の中を分け入っていくイメージがあり、4WDやSUVが必需品と思われるかもしれません。しかし、実際のオートキャンプ場に行くのに、未舗装の道路を使う事は滅多にありません。もちろん、冬場にウインタースポーツを楽しむのなら4WDの方が安心ですが、それ以外の季節に家族で楽しむキャンプにはさほど重要視しなくてもいいでしょう。それよりも重要なのが荷物をたくさん積めることです。

「家族で」と条件を付けたので、お子さんを含めて4人は乗車し、かつ、かさばるキャンプ用品やバーベキューの食材、釣りなどの遊び道具を積み込む想定で考えましょう。すると車種によっては無理なこともあります。しかしながら、本格的なキャンピングカーやハイエースなどの1ボックス車を用意するのはあまり現実的とは言えません。それではどんな車がベターなのでしょうか?

キャンプ豆知識

 キャンプで最低限必要な道具をリストアップすると、テント一式(マットも用意)、タープ、ランタン、焚き火台テーブル、チェア、寝袋、クーラーボックスなどがあります。一番かさばりそうなテントですが、収納時は約30×80cm程度となので人数分の寝袋の方がめんどうになるかもしれません。大量の荷物であることには変わりないので、いかに上手くまとめるか、不必要なものは持って行かないかという判断が必要です。キャンプ上級者は意外と荷物が少ないようです。

オートキャンプ向けの車その1 ミニバン 

ホンダ・ステップワゴン

photo by 本田技研工業株式会社

ファミリーカーの定番、ミニバンはキャンプに最もふさわしい車種と言えるでしょう。3列目のシートを倒せば大きな容量のラゲッジルームが出現するので、2列目までゆったりと乗れて目的地まで快適に過ごせます。また、どうしてもテントで寝られない時は、車内をベッド代わりに出来るのもミニバンの強みと言えるでしょう。

数あるミニバンの中からホンダのステップワゴンをおすすめする理由は、まず低床のキャビンスペースであり、しかも室内長3,220mm、室内高は1,425mmもあること。そして 3列目のシートが床下に出し入れでき てフラットな床面になる「マジックシート」により、荷物が効率よく収まること等があげられます。

さらに、ヨコにもタテにも開く「わくわくゲート」は、乗り降りする便利さだけではなく、ラゲッジスペースにぎっしり詰め込んだキャンプ用の荷物を少しずつ降ろせ、テールゲートを一気に開けて外に飛び出すのを防ぐのに役立つのです。これらがキャンプに行くための車としてステップワゴンを一押しする理由なのです。

 

オートキャンプ向けの車その2 軽ハイトールワゴン

ダイハツ・ウェイク “レジャーエディション SA Ⅱ“

photo by ダイハツ工業株式会社

モアスペース系の軽自動車であるハイトールワゴンは、軽自動車でありながらも広い空間があり、軽自動車でキャンプにいくならこのクラスしかありません。しかし、4人乗ってしまうと荷室が限られてしまうので、3人プラス後席を一つ倒すという事が必須条件となるでしょう。この条件ならホンダのN-BOX+もスズキのスペーシアも、そして日産のでデイズルークスも同じですが、ここは文字通り頭一つ抜き出たダイハツのウェイクをおすすめします。

「ドデカク使おう!」のキャッチコピーでおなじみの「ウェイク」の特徴はその全高にあります。室内をを高くし、フロアを低床化したことで生み出される室内高は1,455mm、さらに大容量90Lのラゲッジアンダートランクもあります。そしてウェイクを押す最大の理由は“レジャーエディション “ という、まさにキャンプ仕様があるからなのです。テーブルにも早変わりする「上下2段調節式デッキボード 」や、防水素材の「イージーケアフロア」に加えて、ユーティリティフック、固定ベルト、荷室床面フック、などと、キャンプ用品を積むためのフル装備になっているので、これは見逃せません。

オートキャンプ向けの車その3 コンパクトカー+ルーフボックス

ミニバン、軽ハイトールワゴンと続いたら、ファミリーカーとして残るのはコンパクトカーですが、とてもキャンプに向いているとは思えませんね。そこでちょっとした工夫をしてみましょう。それはルーフキャリアを使って、大容量のルーフボックスを取り付けるのです。大変そうに見えても、ベースとなるキャリアさえしっかり取り付けてあれば意外と簡単。ほとんどの製品がワンタッチで取り付け取り外しが可能で、軽量な樹脂製なので、屋外の駐車場を利用していても安心です。

300Lくらいの容量があるルーフボックスならキャンプ用品がすっぽり収納でき、見た目もスマートで違和感はありません。国産のメーカーであれば価格も7~10万円程度で用意出来るのでキャンプ初心者には嬉しい装備です。人の乗る隙間もないほど室内に荷物を詰め込んでは危険ですから、安全運転のためにも最適な方法となるでしょう。

オートキャンプ向けの車以外の方

「ミニバンも軽ハイトールワゴンも持ってないし、ルーフボックスもちょっと……」とお考えの方。まだ諦めることはありません! 実はほとんどのオートキャンプ場では、常設のテントやバンガローなどがあり、キャンプに必要なものを全て貸し出してくれるのです。最近は手ぶらで行かれる方も多く、キャンプ初心者の方はまず、雰囲気だけでも味わってみるのはどうでしょうか。

参考までに、東京からアクセスしやすい群馬県の湯島オートキャンプ場では、テント5人用:2,300円、寝袋:400円でレンタルできます。その他、都内からアクセスの良いキャンプ場は多々ありますが、出かける前にホームページなどで、事前に貸し出し器具の下調べをしてから計画を立てましょう。

車を使ったレジャーは、もうドライブだけではない時代!

都市に近く便利で、しかも自然豊かなキャンプ場が多くあり、特に車で行きやすく、釣りやアウトドアスポーツ、そしてハイキングなどが楽しめるオートキャンプ場は、昨今、大変な人気があります。クルマを使ったレジャーと言えばドライブぐらいだった時と比べると、その楽しみ方は何倍にも広がります。また、休日の過ごし方ひとつで車選びにも影響が出てくるようになりました。

家族そろって大自然の中でリフレッシュするのはいかがですか?ミニバンでも軽自動車でもそしてコンパクトカーでも楽しめますよ。そして買い替えを検討されているお子さん持ちのお父さんは、キャンプにピッタリのクルマを選んでみるのも良いかもしれませんね。

【関連項目】

【海・山・湖畔】関東地方のキャンプ場まとめ

これでオートキャンプをさらに楽しく!役に立つおすすめグッズ5選

キャンプとリゾートが合体!?贅沢すぎる【グランピング】の優雅な空間とは

ニュース・コラムカテゴリの最新記事