今、流行のダウンサイジング・ターボエンジン。その魅力を徹底分析!

今、流行のダウンサイジング・ターボエンジン。その魅力を徹底分析!

トヨタ・クラウンアスリートの場合:市場に受け入れられ、成功した事例

2.0アスリートT
車両本体価格:396万3600円~
JC08モード燃費:13.4km/L

2.5アスリートi-four
車両本体価格:396万3600円~
JC08モード燃費:13.4km/L

2.5ロイヤル
車両本体価格:381万2400円~
JC08モード燃費:11.4km/L

V型6気筒2.5L、3.5Lエンジンに加えて、ツインスクロールターボを採用した 2.0Lの直噴ターボエンジンを設定したクラウンアスリートは、国産ダウンサイジングターボ車の数少ない成功例と言えます。アスリートの2.5L車を4WDのみに設定。燃費もトルクもターボ車が上回りつつ、価格も安く抑えられています。

2WDのロイヤルであっても価格の差は少なく、メリットの方が大きいと言えます。

当初は高級車ゆえに、直列4気筒の2.0Lエンジンがそぐわないと言うイメージの問題がありました。しかし、輸入高級車が次々と直4のダウンサイジングターボを採用したこともあり、今ではその心配も払拭。むしろステータスにもなりつつあります。

成功した要因のもうひとつに、トヨタが本気でダウンサイジングエンジンを主役にすることを決めた側面もあります。

ユーザーの高齢化が進むクラウンシリーズにおいて、若い層に乗ってもらうためにもターボというアイテムが合致し、一気にスポーティなイメージを作り上げたのです。

また、400万円近い高額車なのでターボのコストも償却できたことで、日本国内において低価格車よりもダウンサイジングがスムーズに行えるという前例が造られました。

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