サラリーマンでも経費でベンツを買える方法がある……といったら、皆さんは興味はありますか?
はじめまして。
メルセデス・ベンツのEクラスに乗っています。
Eクラスの感想や買った経緯についてお話していければと思っていますが、今回は購入に至った経緯やサラリーマンでも経費で車を買える裏技などをお話したいと思います。
筆者プロフィール
磐田 行紀(いわた ゆきのり)34歳
某IT系上場企業勤務のサラリーマン。会社にバレないように妻を社長にして会社設立。3歳の娘が1人。マンション投資と清掃代行などAirbnb関連の副業をしている。投資用のマンションはいくつか持っているが自宅は経費で家賃を落とすためあえて賃貸でマンション暮らし。ベンツは経費で購入。
ベンツを経費で買えたその理由とは?
まず、車を経費で落とす方法のみんなが持ってるであろう誤解についてお話しましょうか。
よく「ドアが4枚ある車じゃないと経費で落ちない」と聞きますよね。あれは必ずしもそうではなくスポーツカータイプの車だって1台までは大丈夫、と僕は税理士さんに言われました。
正確には、柔軟性の高い税理士さんを友人に紹介してもらいました。社長でSUVを経費で買ってる人もいるし、セダンじゃないとダメという税理士さんは契約しなければいいだけなんです。
子供がいるとスポーツカータイプの車は移動が難しいので、結局のところ僕はセダンにしてしまったのですが、もしDINKs夫婦(共働きで子供を持たない夫婦の意)のままならスポーツカーにしていましたね。
結局のところ税理士さんの知識や経験、担当したことがある会社の業種次第なので、車を経費で落としたい場合には税理士さん選びから考えた方がいいと思いますよ。
弁護士も、いわゆる「ヤメ検」の弁護士が強いと言われるように税理士さんも元国税勤務の方が何かと心強いとされていますが、年配の方だと融通が効かないケースやIT業界に理解がない人もいるので、人からの紹介よりも自分で探すことをおすすめします。その際には「スポーツカーを経費で買いたいんですが」と言って聞いてみると自分に合う税理士さんか分かりやすいと思います。
さて、経費で落とすには会社を作る必要がありますが、僕には親か妻を会社の社長にしてこっそり副業をしている同僚や知人が多いんです。マンション投資をするならサラリーマンでいたほうがローンが組みやすいんです。もっとも妻だと離婚する可能性もあるので、親のほうがオススメですけどね。うちは妻を社長、父と母を株主にして会社登記したので役員が乗る車ということ、「お客さんを送り迎えする可能性がある」ということでEクラスのセダンを購入することに至りました。
メルセデスベンツ・Eクラスのライバル車種は?
今回、購入にあたっては予算は800万円ほどを見ていました。
同じ車格だとBMWの5シリーズ、アウディのA6あたりがライバルとされています。それぞれ軽く比較してみましょう。
まず、型の新しさです。2017年に発売されたピカピカの新型Eクラスに比べてBMWの5シリーズはモデルチェンジしたのが6年前、アウディのA6は5年前と型の新しさではEクラスが一歩リード。
ただ試乗して比べてみたところ、走りの好みは5シリーズ、A6、Eクラスの順だったのです。安全面や機能面、内装のラグジュアリーさではEクラスに軍配があがりました。BMWはさすがの安定感のある走り、いっぽうアウディのA6は加速の感じが好みではなかったことと高速のつなぎ目でロードノイズを拾う感じに違和感がありました。圧迫感のないデザインはA6の良いところですね。余談ですがうちの妻はデザインはアウディが一番カッコイイと言っていました。
走りを求めるならEクラスではありませんが、決して不満はありません。特に、都内に住んでいると渋滞に遭うことが多いですが、アクセルとブレーキを踏んだときの滑らかさはEクラスが一番でした。自動レーンチェンジなどの運転アシスト機能も多く、家族で遠出する際には一番疲れなそうだという印象を受けます。
Eクラスは後部座席に3名座っても窮屈ではないのに、車幅が1850とマンションの立体駐車場に入るサイズなのも魅力でした。子供が車酔いしやすいので揺れにくいEクラスはその点でもポイントが高かったです。
トータルで総合点が高いのがベンツだと思います。だからこそ、買う方が多いんでしょうね。
BMW5シリーズもアウディ A6も今年新型が出るのでは……と言われていますが、そうなるとまたこの三つ巴に変化があらわれるでしょう。EクラスのAMGモデルはまだ発売されていませんが、ドイツではすでに発表されているそうなので日本でも今年中に出るかもしれませんね。
次回はEクラスの特徴についてお話しできればと思います。
【関連項目】
【300万円で買えるBMW】国産車メーカーのSUVとの違いとは?【その1】