【車選びの基礎知識】減税も検討されている安全運転サポート車“サポカー・サポカーS”とは?トヨタ・日産・ホンダ・スバル・スズキのサポカー対象車はこれ!

【車選びの基礎知識】減税も検討されている安全運転サポート車“サポカー・サポカーS”とは?トヨタ・日産・ホンダ・スバル・スズキのサポカー対象車はこれ!
     
   

出典元:https://carkiseki.com/sapocar1/

最近テレビCMでもよく耳にする”サポカー”ですが、どんなものか知っていますか?

実は減税も検討されているんですよ!

そんなサポカーについて、詳しくチェックしていきたいと思います。

サポカーとは?サポカーSとの違いは何?

サポカーというのは”セーフティー・サポートカー”の略称で、安全運転サポート車のことを指します。

元々、高齢運転者の交通事故が増えていることへの対策として作られました。

交通事故数・交通事故死亡者数ともに高齢者の割合が多く、さらにその原因がアクセルの踏み間違いが多いのです。

それを緩和させるために作られたのがサポカーというわけです!

サポカーとは?

サポカーは、「自動ブレーキ」が搭載されたすべての車のことを指します。

自動ブレーキというのは、車に搭載されたカメラやレーダーによって前方を検知し、衝突の危険性がある場合に警報で知らせてくれる機能です。通常よりもブレーキ力を高めてくれるものもあります。

さらに、それでもブレーキが間に合わないと判断された場合は、自動でブレーキがかかります。

自動ブレーキにも種類があり、ブレーキ作動に速度制限があるものや、車両に対してのみ作動するものや人も検知して作動するものなどがあります。

長時間運転していると、いつの間にか無意識的な運転になっていてヒヤッとしたことがある人もいるでしょう。音で知らせてくれるのは非常にありがたいですね。

サポカーSとの違いとは?

「サポカー」と「サポカーS」との違いは、自動ブレーキ以外にも安全運転サポート機能がついているかどうかです。

サポカーSに分類される車には、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が搭載されています!

ペダル踏み間違い時加速抑制装置というのは、その名の通りアクセルとブレーキを踏み間違えたときに加速を抑制する機能があります。

駐車時や発進時など、前進と後退を間違えてアクセルを踏み込んでしまい、車両や建物に突っ込んでしまうという事故は多いものです。

それらを防止するための機能ということですね!

この機能について紹介されているCMをよく見かけますが、急いていてシフトを動かすミスをしてしまった経験がある方も多いでしょう。

人を巻き込んでしまう可能性もあるので、自動ブレーキと併用することで事故を防ぐことが出来ますね。

サポカーSの3つの区分、ワイド、ベーシック+、ベーシックの違いは?

サポカーSには、3つの区分があります。

主に、自動ブレーキの種類によって分けられており、一番安全性能が高いのがワイド、それからベーシック+、ベーシックと続きます。

低速走行時のみ自動ブレーキが作動するのがベーシック、対車両で作動するのがベーシック+、対人にも作動するのがワイドです。

安全性能が高いグレードの車になれば車両価格も高くなりますので、購入の際はどの程度の性能が必要かを考えてみましょう。

国産メーカーのサポカー/サポカーSのラインナップは?

出典元:https://autos.goo.ne.jp/news/webcartop-219831/image4.html

サポカーの種類について紹介したところで、実際に国産メーカーでサポカー/サポカーSが搭載されている車種をチェックしていきましょう!

トヨタのサポカー/サポカーSラインナップ

トヨタのサポカーは、”サポトヨ”と称して売り出されています!

ラインナップは以下のとおりです。

公式サイトには、種類ごとに掲載されています。

コンパクトカー ミニバン セダン ワゴン SUV 軽自動車
アクア アルフォート アリオン カローラフィールダー ハイラックス ピクシス
ヴィッツ ヴェルファイア カムリ プリウスα ハリアー  
スペイド ヴォクシー カローラアクシオ   ランドクルーザー  
タンク エスクァイア クラウン      
パッソ ノア プリウス      
ポルテ エスティマ プレミオ      
ルーミー シエンタ マークX      
  ハイエース MIRAI      

メジャーな車種はほとんどがサポカーとなっているようですね。

日産のサポカー/サポカーSラインナップ

日産といえば、いち早く自動ブレーキを売り出していたような印象があります。

ラインナップは以下のとおりです。

公式サイトでは、サポカーのランクごとに掲載されています。

サポカーS ワイド サポカーS ベーシック サポカー
リーフ デイズ ジューク
ノート デイズ ルークス シーマ
セレナ ティアナ フーガ
エクストレイル NV100 クリッパーリオ スカイライン
    NV350 キャラバン
    NV150 AD

バンタイプにもしっかり搭載されている安心感がありますね!

ホンダのサポカー/サポカーSラインナップ

ホンダは「HONDA SENSING」として高い安全性能を誇っています。

そんなホンダのサポカーラインナップは以下のとおりです。

こちらもサポカーのランクごとに掲載されていました。

サポカーSワイド サポカーSベーシック+ サポカーSベーシック サポカー
レジェンド ヴェゼル S660 シビック ハッチバック
アコード ジェイド N-WGN シビック セダン
シビック シャトル N-ONE  
グレイス フィット    
N-BOX      
オデッセイ      
ステップワゴン      
フリード      

マツダのサポカー/サポカーSラインナップ

マツダは搭載車種の全グレードでサポカーSワイドを標準装備しています!

該当する車種は以下のとおりです。

乗用車 軽自動車・商用車
DEMIO FLAIR
AXELA CAROL
ATENZA SCRUM
CX-3  
CX-5  
CX-8  

すべてがサポカーSワイドということで、どれを選んでも安全という安心感がありますね!

スバルのサポカー/サポカーSラインナップ

どのメーカーよりも早く、運転支援システムを開発してきたスバル!

スバルといえばアイサイトですよね。

安心の機能が搭載された、サポカー認定車種は以下のとおりです。

サポカーS ワイド サポカーS ベーシック+
レガシィ ジャスティ
レヴォーグ サンバートラック
WRX S4  
シフォン  
デォアスワゴン  
フォレスター  
インプレッサ  
SUBARU XV  
ステラ  
プレオ プラス  
サンバーバン  

軽トラにも自動ブレーキが搭載されているなんて、高齢者にとっても嬉しいですね。

三菱のサポカー/サポカーSラインナップ

三菱のサポカーは、独自の安全システムに力を入れているようですよ。

ラインナップは以下のとおりです。

サポカーS ワイド サポカーS ベーシック+ サポカーS ベーシック サポカー
ECLIPSE CROSS DELICA D:2 MIRAGE OUTLANDER
    ek wagon RVR
    ek custom LANCER CARGO
    ek SPACE  
    TOWN BOX  
    MINICAB  

コンパクトカーにもしっかり搭載されているので、女性の方にも安心ですね!

スズキのサポカー/サポカーSラインナップ

スズキといえば、やっぱり軽自動車ですよね!

女性の方に人気の軽自動車ですが、比較的運転が苦手だという人が多い女性ですので、安全性能については以下を要チェックです。

軽自動車 小型車 軽商用車 福祉車両
ワゴンR クロスビー エブリィ ワゴンR 昇降シート車
ワゴンRスティングレー スイフト アルトバン スペーシア 車いす移動車
スペーシア ソリオ   エブリィワゴン 車いす移動車
スペーシアカスタム ソリオ バンディット    
ハスラー イグニス    
ラパン バレーノ    
アルト エスクード    
エブリィワゴン ランディ    

福祉車両にまでサポカー認定されているというのは安心ですね。

ダイハツのサポカー/サポカーSラインナップ

ダイハツのサポカーには、スマートアシスト機能が搭載されています。

スマートアシストにもサポカーSと同じように段階が分けられていて、サポカーSワイドはスマアシⅢに分類されます。

サポカーS ワイド サポカーS ベーシック+ サポカーS ベーシック
タント ハイゼットトラック ブーン
タントカスタム   ブーンシルク
ムーヴ   トール
ムーヴカスタム   トールカスタム
ムーヴキャンパス    
キャストスタイル    
キャストアクティバ    
キャストスポーツ    
ミライース    
ウェイク    
アトレーワゴン    
ハイゼットカーゴ    
ハイゼットキャディー    

サポカーSワイドに認定されている車種が多いというのはすごいですね!

さすがスマートアシストに力を入れているだけあります。

サポカー/サポカーSの減税と購入補助を実施している自治体は?

出典元:http://clstama.co.jp/newcar/

サポカーは、平成32年までに全車種に搭載されることが目標とされています。

それほど普及に取り組まれているのですが、今後対象車への減税や補助金支給なども検討される予定なんだそうです。

たとえば鳥取県では、講習を受けた高齢者がサポカーを購入する際、補助金として3万円を支給するモデル事業が行われています。

今後も、高齢者を主な対象として減税や補助金などを実施する自治体が増えることが予想されます!

運転しやすく、より安全になるということですので、今後も要チェックですね。

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