映画のスクリーンの中を疾走するポルシェ 街角で見かけるランボルギーニ。いつかは乗ってみたいそんなスーパーカーに憧れつつも「高すぎて買えない」と夢あきらめてはいませんか? でも、塵も積もれば山となる(失礼!) 実は、サラリーマンの生涯年収は大卒で2億5千万円と言われています。 ということは、もしも、働いてこのかた一切の収入に手をつけなければ、憧れのスーパーカーを手に入れることができる可能性があるのです! 今回はそんな、サラリーマンの生涯年収よりは安い、夢に近いスーパーカーを紹介します。
目次
1.大卒の生涯年収(2億5千万円以下)で買える車の部 1.大卒が同一企業を勤め上げれば買える車(2億8千万円以下)の部 2.大卒が退職金もつぎ込んだ場合(3億2千万円以下)の部 3.【番外編】サラリーマンじゃ難しい金額の部 4.生涯年収と比べれば大量のお釣りが来る1000千万円台の車の部
大卒の生涯年収で買える車の部(2億5千万円以下)
大卒から定年まで働くと、男性の生涯年収は2億5千万円と言われています。年収ラボの調べによると、中卒でも男性は1億8000万円ほど稼げるそうです。 ここでは、大卒の男性の生涯年収で買える車を紹介します。
1.マクラーレンP1・1億1000万円
昨年、375台限定で発売されたP1。自家用車でありながらレーシングカーに近い設備を兼ね備えています。カーボンコンポジット製のモノコックボディの車体は野生動物からのインスピレーションを得たそうな。 0km/hから100km/hまでの加速に2.8秒。サラリーマンの通勤の足にありあまるスペックの1台になります。 そんなに加速して大丈夫?と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、マクラーレンP1はF1マシンにも提供している日本の曙ブレーキ工業製ですので心配無用です。一生に一度くらい、買ってみてはいかがでしょうか?
お釣り | 1億4000万円 |
---|
2.キーティング・ボルト 1億2000万円
パーツの1つ1つが職人のハンドメイドで作られているキーティング・ボルト。 3種類のモデルを生産していますが、2006年からこれまでの生産台数はたったの15台。フルオーダーのため、一生に一度の買い物でも満足のいく1台を手に入れることができます。
お釣り | 1億3000万円 |
---|
3.ヘネシーヴェノムGT2 1億2300万円
ヘネシーヴェノムGT2は2012年に発売開始され、375台がこれまでに製造されました。静止状態から300キロまでの加速世界一の記録を持っていることでも有名です。 「ヴェノム GT スパイダー」という、この車種のオープン車が、エアロスミスのヴォーカル、スティーブンタイラーの要望で作られたというエピソードもあります。
お釣り | 1億2700万円 |
---|
4.パガーニ・ウアイラ 1億3500万円
「購入者と対話しながら、車を購入者の理想に近づけていく」 を理念にしているパガーニは、最低価格が1億円から、 最高時速はスポーツカーの中では最も早い部類に入る370キロ。730馬力の超強力なエンジンを搭載しています。
お釣り | 1億1500万円 |
---|
5.フェラーリ ラフェラーリ 1億6000万円
世界限定499台で生産され、見られるだけで貴重な幻の車です。 開発にあたり、F1ドライバーのフェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサの意見が反映されており、まるでレーシングカーのような走りが味わえます。 インターネット上では、ラフェラーリとブガッティヴィエロン(約2億円)の衝突事故動画が話題になったこともあります。
スポーツカーと言えども、事故からあなたを守ってくれるわけではありません。スピードを出したい気持ちはわかりますが、安全運転の意識を忘れないようにしましょう。
お釣り | 9000万円 |
---|
6.マンソリー ラ・リヴォルツィオーネ 1億7200万円
フェラーリ「F12ベルリネッタ」(約3000万円)をカスタムしたのが、「ラ・リヴォルツィオーネ」です。 カスタムする前でもちょっとした家くらいの値段がしますが、もちろんスーパーカーですのでその5倍以上の値段になります。 オリジナル車から変更が加えられたボディーに、最高速度370キロが出せるエンジンを搭載。デザインの好みが分かれる車ですが、価格に見あった走りが楽しめるのは間違いありません。
お釣り | 7800万円 |
---|
7.ゼンボ ST1 1億7700万円
デンマークの自動車メーカー、ゼンボ(ゼンヴォ)が発売しているスポーツカーです。 生産台数はたったの15台、時速100kmに到達するまでの時間はたったの3秒。1104馬力の強力なエンジンを持つことで話題になりました。
お釣り | 7300万円 |
---|
8.ケーニグセグ アゲーラR BLT 2億円
写真はケーニグセグアゲーラRです。ケーニグセグ アゲーラR BLTは紺色に赤の線が入っています。 スウェーデンの自動車企業、ケーニグセグが中国の大富豪の1人のためだけに生産したのが、「ケーニグセグ アゲーラRBLT」です。細部に至るまで細かくオーダーメイドで作り分けられています。 市販されている「アゲーラR」は、「停止状態から300km/hまで加速し、再び停止するまでが最も速い2人乗りの市販車」部門のギネス記録を持っており、400キロ走行も可能な設計になっています。
お釣り | 5000万円 |
---|
大卒が同一企業を勤め上げれば買える車の部(2億8千万円以下)
9.ブガッティ・ヴェイロン・ 2億6000万円
大学を卒業して、同じ企業に勤めあげると統計的には3000万円ほど、転職した場合よりも生涯年収が高くなります。 そうすると変えるのがこちら、ブガッティブランドとして初めて生産されたのがヴェイロンに手が届くようになります。 最高速度は400キロ以上ですが、オートマ免許でも運転できる数少ないスポーツカーです。カッコつけたいけど、 「実は免許がオートマ限定なんだよね」 という方には、おすすめです。
お釣り | 2000万円 |
---|
大卒が退職金もつぎ込んだ場合の部(3億2千万円以下)
約40年間、頑張って勤めたらもらえるのが退職金です。続いては、生涯年収だけではなく、退職金までつぎ込んだ場合、3億2千万円ほどもらえるようです。 ここからは、生涯年収と退職金を全てつぎ込むと買えるスーパーカーを紹介します。
10.プガッティ ヴェイロン グランスポーツ・ヴィテッセ ジャン・ブガッティ 3億円
写真はプガッティ ヴェイロンの通常モデル。 限定モデルは紺色で前面に赤の線が入っています 上記で紹介した「プガッティ ヴェイロン 」の限定モデルとして、特別限定車として発売された車です。 1200馬力のエンジンは、最高速度410キロでの走りを可能にしました。まさに、スーパーカーに捧げた人生を飾るにふさわしい1台です。お買い上げのためには就職から定年退職までを2000万円以下で過ごす必要がありますが、それに見合った価値があるのではないでしょうか。
お釣り | 2000万円 |
---|
11.約3億円もするアストン・マーチン『One-77』
お釣り | 2000万円 |
---|
その他の生涯年収で買えるスーパーカー一覧
番号 | メーカー | 車名 | 値段 |
---|---|---|---|
12 | フェラーリ | エンツォ | 7850万円 |
13 | フェラーリ | フェラーリ・F50 | 5000万円 |
14 | ランボルギーニ | ムルシエラゴ | 4000万円 |
15 | ランボルギーニ | スーパーレジェーラ | 3000万円 |
16 | ランボルギーニ | カウンタック | 2000万円 |
17 | マクラーレン | マクラーレン F1 | 8000万円 |
18 | サリーン | サリーンS7 | 9000万円 |
19 | ブガッティ | ブガッティ・EB110 カウンタック | 3000万円 |
20 | ホンダ | HONDA NSX type R GT | 5000万円 |
21 | シボレー | カコルベット Z06 | 1000万円 |
22 | チゼータ | チゼータ・V16T | 4000万円 |
23 | グンペルト | グンペルト アポロ | 4000万円 |
【番外編】サラリーマンじゃ難しい金額の部
残念ながら世の中にはサラリーマンがどんなに節約したとしても買うことができないマシンが存在します。ここでは箸休めの番外編として、サラリーマンの生涯年収よりも高い車を紹介します。
24.ランボルギーニ ヴェネーノ・ロードスター 4億4,200万円
ランボルギーニの創業50周年記念として発売された、ヴェネーノ・ロードスター。「ヴェネーノ」とはスペイン語で「毒」を意味します。
もちろん一般公道も走行可能であり、エアバッグやESPなどの安全装備も搭載されてます。
2014年中に9台が製造せれ完売したという貴重な車です。最高速度は時速355Km。美しいフォルムは成果中のスポーツカーファンを虜にしてしまいます。そのうちの1台はアメリカの経営者が所有しているそうで、納車の様子も公開されています。
大卒の生涯年収との差額 (2億5000万円) | 1億9800万円 |
---|
25.ライカン・ハイパースポーツ・3億4000万円
UAEのWモーターズによって生産された、アラブ諸国初のスーパーカーです。 生産数は世界でたったの7台。ですが、100台程のオーダーが入ったというエピソードもあります。社名の「ライカン」とは神話を意味し、春に公開された映画、ワイルドスピードにも登場しました。
大卒の生涯年収との差額 (2億5000万円) | 9000万円 |
---|
生涯年収と比べれば大量のお釣りが来る車の部 (9999万円以下)
いくらスポーツカーが好きとはいっても、生涯年収の大半を使うわけにはいかないと思っている真面目な方に、ここからは比較的手に入れやすいスポーツカーを紹介します。 なんと、生涯年収の半分以上が返ってくるこちらのマシンなら、購入も現実的なのではないでしょうか。
26.レクサスLFA 9000万円
2010年から12年にかけて生産された、レクサスの2人乗りスーパーカーです。 生産台数は500台。これまでに登場した他の車に比べれば新車は3750万円とまだ庶民的な価格でした。しかし、現在は中古車が9000万円程度で取引されているそうです。 新車の時に買っておけばよかったと思わせてくれる1台になります。
お釣り | (1億6000万円) |
---|
27.ポルシェ 918 スパイダー 6500万円
「10年に1度の市販車」という触れ込みで発売されたポルシェ 918 スパイダー。1960年代に発売された、ポルシェ917をモデルにしています。生産数は名前と同じ918台。マークウェバーがテニスプレーヤーのマリアシャラポア選手とドライブしたことでも話題になりました。
お釣り | 1億6000万円 |
---|
その他の大量のお釣りが来るスーパーカー一覧
番号 | メーカー | 車名 | 値段 |
---|---|---|---|
28 | フェラーリ | フェラーリ FXX | 2億円 |
29 | ランボルギーニ | レベントン | 1億3000万円 |
30 | メルセデス・ベンツ | メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン | 1億1000万円 |
終わりに
「いつかスポーツカーに乗りたい」 という気持ちがあっても、多くの場合は値段を前に購入を諦めてしまいがちです。しかし、実は、サラリーマンの生涯年収があれば意外と多くの車を購入できるのです。 今からでも、壮絶な貯金をすれば夢のスーパーカーを買うことができるかもしれません。ぜひ、夢想してみてください。 目次に戻る Top Photo By Brian Snelson