アイドリングストップは燃費に良い、バッテリー負荷が高いのは本当?機能のキャンセル・解除方法や警告灯が点滅した時の対処法は?

     
   

燃費に良いとされるアイドリングストップのことを、あなたはどれくらい理解していますでしょうか?今では車の機能として搭載されていないことの方が珍しくなっていますが、ここでは改めてアイドリングストップの基礎知識や歴史などを紹介します。

またアイドリングストップの機能をキャンセルする方法などの情報もお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

アイドリングストップとは?

軽自動車にも標準で搭載されているぐらい、一般的なものになったアイドリングストップ。ここでは、基礎的な部分をご紹介していきます。

アイドリングストップシステムの仕組み

ドライバーがブレーキペダルを踏み、車が停車するとエンジンの作動が停止してアイドリ

ングストップ状態となります。

アイドリングストップに必要な条件は沢山ありますが、大まかに言うとドライバーがブレーキを踏んでいるかを見ている「ブレーキスイッチ」と車が停車していること確認するために「車速」を見ています。

またアイドリングスットップからの再始動は、ブレーキペダルを離すことによって行われます。

アイドリングストップシステム搭載車の歴史 (60/70系クラウン、60系スターレット、いすゞ・キュービック(バス)、プリウス、10系ヴィッツ)

どのくらい前からアイドリングストップ機能が搭載されたのか、ご存知でない方も多いのではないでしょうか。

アイドリングストップと聞くと燃費や環境のことを考えられて作られた、ハイブリットカーであるプリウスなどに初めて搭載さられたのではないかと思われます。

しかし、以外にも初めてのアイドリングストップ車は1981年に発売されやコンパクトカーの「トヨタスターレット」だったのです。

しかもミッションタイプはオートマではなく、5速のマニュアルが採用され、当時としては低燃費のカタログデータで18.5Km/Lをマークしていました。

アイドリングストップシステムのメリット

・経済と地球にやさしい

信号待ちや渋滞の時にエンジンを停止させて、無駄な燃料消費を抑えることができる。

市街地を走行すると問題になってくるのがアイドリングしている時間です。車が動いていない時まで燃料を消費していては、経済的にも環境的にもよろしくないので大きなメリットと言えます。

 

・税金面でも優遇される

アイドリングストップ機能が搭載されている車に関しては、排出ガス基準の低減レベルに応じて新車購入時の取得税や重量税が減税になります。

減税額は、50%から75%になるので新車の購入を考えている方からすると購入の決定打になるのではないでしょうか。

アイドリングストップシステムのデメリット

・スターターモーターに負担がかかる

エンジンを毎回始動するためには、スターターを回す必要があります。

アイドリングストップ専用に設計されているとはいえ、アイドリングストップ機能がついていない車に比べればスターターにかかる負担は大きいです。

 

・エアコンのコンプレッサーも停止する

アイドリングストップすると言うことはエンジンも停止することになります。

エンジンの力で駆動しているエアコンのコンプレッサーも停止することになるので、夏場はエアコンから冷たい風が出なくなります。

 

・再始動時の音が気になる

個人差があるともいますが、エンジンが再始動する時の音がうるさくて不快に感じる人多いと聞きます。アイドリングストップが一般的になる前から車に乗っていた世代の方には、特にそう感じるとのことです。

アイドリングストップのメリット・デメリット検証

メリット、デメリットがあると言われているアイドリングストップですが、実際のところはどうなのでしょうか?検証していきましょう!

なぜアイドリングストップシステムが普及したのか? (モード燃費の向上、グリーン税制など)

燃費性能の向上や環境問題の配慮などがアイドリングストップ普及の理由として考えられていますが、実は別の理由が隠されていたのです。

国内各メーカーが一斉にアイドリングストップを搭載した車種を世に送り出した利用として、モード燃費の向上とグリーン税制が関係しています。

・モード燃費とは?

カタログに燃費データの横に、「10・15モード」や「JC08モード」などが記載しているのを見たことはないでしょうか?このモードは、一定の条件における燃費を数値化したものになります。

JC08モードでアイドリングトップありとなしを比べた場合、同じエンジンだとしても約8%アイドリングストップを搭載していた方が良いデータが出ます。

・グリーン税制とは?

大気を汚染などによる環境対策として、平成13年に導入されました。

内容として排出ガスや省燃費性能に優れた車に対して、新車購入(新規登録)時に取得税と自動車税を減税すると言うものになります。減税額は75%から50%ほどです。

モード燃費、グリーン税制の両方の観点からメーカーは、アイドリングストップの搭載を余儀なくされました。この結果世の中に普及したと言うわけです。

短時間のアイドリングストップは逆効果?

省燃費性能の向上を目的にとしたアイドリングストップですが、短時間の場合は再始動時に燃料消費を増やしてしまい逆効果になることもあるようです。

アイドリングストップを連発するとバッテリーに高負荷?

バッテリーの電力は、ほとんどエンジンの始動時に使われると言われているほどバッテリーへの負担は大きいです。連続したアイドリングストップはバッテリーにとって高負荷と言えます。

アイドリングストップシステムのキャンセル・解除方法やトラブル対処方法

今の車には当たり前のように搭載されるアイドリングストップですが、必要ないと感じている方もいます。また、もし故障したらどうなるのか心配されるかもいるでしょう。

ここでは、そんな問題についてご紹介していきます。

アイドリングストップシステムの解除方法

アイドリングストップ搭載車であれば、機能のオン・オフスイッチがついています。

多くの場合、一時的にオフにするだけのもので、再び車に乗るときには機能が復帰している状態になります。

アイドリングストップキャンセラー

純正のアイドリングストップ機能オン・オフスイッチの配線に接続して使う、社外のキャンセラーが売られています。

キャンセラーの切り替えスイッチを押すことで、次回車に乗る時にもアイドリング機能をオフの状態に保つことが可能です。

<アイドリングストップ警告灯が点滅した時の対処方法>

警告灯が点滅や点灯した場合、二つの原因が考えられます。

一つ目が、アイドリングストップシステムの故障やエラーによるもの。

二つ目が、規定回数以上アイドリングストップをした場合です。

これはアイドリングシステムのコンピューターが回数をカウントしていて、規定回数に達すると警告灯を点灯させてアイドリングストップ機能を作動させなくすると言うものになります。

どちらに原因があった場合でも、各メーカーのディーラーや修理工場で診断してもらうことが必要です。

アイドリングストップ搭載車のバッテリーは高い?

バッテリーも通常のもではなく、高負荷に耐えられる専用のものが使われていますので値段も高額になります。

また通常のバッテリーをつけた場合、アイドリングストップの機能が正常に作動しない原因やバッテリーの早期劣化などにもつながるので専用品を使うようにしましょう。

 

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