fbpx

自分でも出来る!ダイレクトイグニッションコイル&プラグ交換手順

自分でも出来る!ダイレクトイグニッションコイル&プラグ交換手順
     
   

一昔前まで、車の点火系といえば、ディストリビューター(デスビ)にプラグコード、そしてプラグというパーツ構成でした。最近の車には、デスビやプラグコードを使用していないモデルが多くなってきていますね。

これらの変わりに使用されているのが、ダイレクトイグニッションコイルです。今回は、点火系で不調となった車のパーツ交換をご紹介します。

今回整備依頼あったお車情報

平成17年 スズキワゴンR 4AT ターボ 4WD 走行距離113,000km

不調症状は、アクセルを踏んでも20km/hくらいしか出なく、アイドリングも不安定という状況での整備依頼でした。

依頼が来たのは、いつもお世話になっている会社の社長からで、そこに勤めている従業員さんの個人カーでした。

原因究明作業

早速症状を確認してみます。やはり20km/hくらいの速度しかでません。それでは、不調の原因を探っていきます。

オートマの異音や不具合はなさそうです。

4WDなのでデフからの異音もチェックして、どうやらエンジン関連での不具合と推測しました。

ここからエンジン関連に絞って究明していきます。燃料ポンプは、きちんと作動しています。エアクリーナーも若干汚れは有りますが、とくに問題なさそうです。

ということで点火系に絞って行くことにしました。エンジンの基本的な稼働条件として、適切な空気×適切な燃料×適切な火花という3要件があります。

そのため、まずは3要件から不調症状を絞りました。不調原因を調べるには、推理と消去法が1番良いのではないでしょうか。

それでは、点火系を分解していきます

引用:筆者撮影画像

まずは、エアクリーナー(O2センサーコネクター等含む)を外し、ターボモデルのためインタークーラーも付いているので外します。エンジンの上にあるパーツを外していくと、ダイレクトイグニッションコイルが見えてきます。

ダイレクトイグニッションコイル&プラグ外し

引用:筆者撮影画像

エンジン上部のパーツが取り除かれると、ダイレクトイグニッションコイルが見えてきます。ダイレクトイグニッションコイルは、カプラー接続されています。

カプラーは、常時熱にさらされている場所なので破損させないように慎重に外しましょう。

引用:筆者撮影画像

ダイレクトイグニッションコイルを外す

ダイレクトイグニッションコイルは、10㎜のボルトで止まっています。ボルトを外して、コネクターを外したらダイレクトイグニッションコイルが外れます。

このときのワンポイントですが、外したダイレクトイグニッションが何番目かをわかる様にしておくことが大事です。

どのダイレクトイグニッションコイルが、不具合を起こしているかを特定できることが重要です。

引用:筆者撮影画像

プラグを外します

ダイレクトイグニッションコイルが外れたら、プラグを外します。ここでは、1本1本外してプラグの状態を確認していきます。

プラグ自体が悪いのか、それともダイレクトイグニッションコイルが悪いのか、さらに両方悪いのかがわかります。ここで読者の方に謝らないとならないことがあります。

筆者の写真撮影がへたくそで、肝心のプラグの状態がわかりづらいことになってしまいました。

今回は、プラグ3本あるうちの3本とも劣化していました。そしてダイレクトイグニッションコイルでいうと1番のプラグの湿り気が異常でした。

エンジン不調の原因は、ダイレクトイグニッションコイル1番とプラグ3本の劣化と断定できました。

新品パーツに交換

引用:筆者撮影画像

外した時の逆の手順で、パーツを組み込んでいきます。プラグ→ダイレクトイグニッションコイル→エアクリーナーボックスとインタークーラーなどを組み付けます。

ここで忘れてはいけないのは、O2センサーハーネスを忘れずに取り付けてください。筆者は忘れてしまいメーター内ランプが点きっぱなしになり、バッテリーを一度外す破目になりました。

きちんと取り付けが終わりましたら、エンジンを始動してみます。エンジン始動!→アクセルのオンオフ→試験走行、不調症状が改善され、快調になりました。

ワンポイントアドバイス!

ダイレクトイグニッションコイルは、意外と簡単に故障します(筆者の経験では、2年くらいでなんてことも)。ですから不調でなかった2番、3番のダイレクトイブニッションコイルを予備に持っておくとよいでしょう。

まとめ

これまでの作業をまとめてみると

・不調症状の原因を解明するのは、推理と消去法です

・原因を絞ったら、実際にパーツを外して確認しましょう。

・原因が確定したらパーツ交換をします。

・壊れていないパーツは、予備に取っておきましょう

今回依頼を戴いた社長様のところで、ダイレクトイグニッションコイルの交換は4台目でした。それも一年間にです。意外と多い故障ともいえますね。

交換作業自体は、車にもよりますが30分から60分といったところでしょうか。皆さんの愛車整備等にお役に立てて戴ければとおもいます。

ニュース・コラムカテゴリの最新記事