知り合いの奥さんであるセールスレディから相談のお電話。「バンパーについている電球?!が点かない」ということでした。とりあえず時間のあるときに見てみることになりました。
今回は、誰でも簡単にDIYでフォグランプバルブ交換できることをご紹介します。
車が到着して、現車確認
引用:筆者撮影画像
車両情報
平成20年式 83000㎞ ダイハツ タントカスタム
ブラックカラーにしては、小傷や洗車傷も少なく綺麗な車でした。カスタムということもあり、フロントエアロやサイドスカートなども純正採用されスポーティな雰囲気に仕上がっています。
まずは切れているのがどこかを確認
引用:筆者撮影画像
「バンパーの電球が点かない」との事でしたので、多分フォグランプのどちらかが切れていると想像しながら、ライトを点灯し確認しました。
運転席側のフォグランプが予想通り切れていました。色味を見た段階でハロゲンバルブが使用されていると想像し、切れている方をフォグレンズ越しから覗き、ハロゲンであることを確認しました。
使用しているバルブを検索しておくと便利
引用:https://www.sp.koito.co.jp/
作業を開始する前に、ハロゲンバルブの規格を調べておくと便利です。車種、年式、グレードなどによって以外と使用されているバルブが違うことがあります。
また先に調べておくことで、作業する前にあらかじめハロゲンバルブを購入しておけたり、予備で取っておいたものを使用できたりするからです。
今回は、バルブの規格は、H8タイプでした。
筆者が以前に所有していた車で、ハロゲンからHID化をした際に余っていたH8が使えそうです。
バルブ交換作業の開始
引用:筆者撮影画像
まずは、フォグランプを交換するのにどのくらいのパーツを外す必要があるのかを確認します。
このモデルの場合は、インナーカバーだけをメクッてしまえば、バルブ交換は簡単にできそうな雰囲気でした。
念のためにバンパー下のほうにまでインナーカバーが付いているので、外す必要があるかを確認。特に外す必要はなさそうです。
先ずは、タイヤを右か左に目一杯切って、作業スペースを確保します。
インナーカバーについているクリップを数箇所外します(黄色の○部分)。
引用:筆者撮影画像
インナーカバーをメクって、手が入るかを確認します。
今回は、あら!簡単。メクッてみたら目の前にフォグが付いているではないですか!
バルブのコネクターを外して、バルブを反時計回りに回して取り外します。念の為ハロゲンバルブが切れているかを確認します(完全に切れていました)。
バルブが切れていないのに点かない場合は、違う原因がある可能性が高いです。切れているか否かは、必ず確認した方が良いでしょう。
筆者が持っていたH8ハロゲンバルブを取り付けします。
筆者プチ情報
この段階で、必ず点灯検査を行いましょう。点灯することを確認してから、インナーカバーを元に戻す作業を行いましょう。
取り外す時の逆の手順で作業は終了です。
引用:筆者撮影画像
さて、再度きちんと点灯するかもう一度確認し作業は終了です。
今回のタント カスタムのフォグランプ交換にかかった時間は、5分くらいです。DIYでも結構簡単に交換することが可能です。
フォグバルブ交換のまとめ
フォグバルブを交換する際は、
・フォグランプバルブを交換するのに、どの程度の部品を外すかを検討してから作業するのが確実でしょう
・切れたバルブがどんな規格なのかを事前に調査して、予備等がない場合は購入しておくとスムーズ。
・どの部分を外せばよいかを作業前に確認
フォグバルブ交換は、ほとんどの車が、インナーカバーをめくるだけで出来てしまいます(車種によっては、バンパーを外したりの必要もあります)。
DIYでも簡単に交換できるパーツの1つです。みなさんも機会があったら挑戦してみましょう。
錆びたハブボルトを綺麗に!便利ツール紹介
引用:筆者撮影画像
バルブの交換作業をした後に作業終了のお伝えをしにいったら、ヤード内で筆者も目からウロコの工具を使って楽にスピーディな作業をしていました。
4トントラックのエンジンオイル交換とタイヤのローテーション作業をしていたと思ったのですが、なにやら「ウィーン」っていう作業内容から想像できない音がしていたので覗かせていただきました。
流石!働く車だけあって、ハブボルトがサビサビになっています。このままタイヤの脱着をしたくないと思ってしまいますね。
引用:筆者撮影画像
電動ドライバーに取り付けるだけで簡単にハブボルトが磨けるツールがあるらしいです!
筆者は、このツールを実は初めて見ました。単純な構造ですが、くるくる回ることでハブボルトが綺麗になるツールです。
引用:http://www.kiichi.co.jp/catalog/img/pdf/signet_catalog_vol9.pdf#search=’%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88+46924+HP’
筆者は、普通であればこういった錆を落とすのに、ワイヤーブラシなどを使用してゴシゴシとブラシがけといった作業をしている風景をいつも見ていました。
このツールを使うと、いとも簡単に錆が落ちていきます。ほぼ1~2分で6本のサビサビ ハブボルトが綺麗になっています。「時短もこういった働く車にとっては重要な要素である」と作業をしていた人はおっしゃっていました。
「ウィーン」という音の正体もわかりました!
引用:筆者撮影画像
今回は、トラックのハブボルトを綺麗にしていましたが、ハブボルトの太さによってアタッチメントが変えられます。乗用車のハブボルトも綺麗にできるとのことです。
少しの作業時間で綺麗になっちゃうツールをご紹介しました。