ハイエースに乗っている知り合いからのご依頼!3年位前に取り付けたドライブレコーダーの液晶表示も録画もされなくなってしまったとの事です。
今回は、壊れたドラレコを外して、新しいドラレコをDIYで取り付ける作業に挑戦!
ドラレコ取り付け時のポイントなどを含め解説していきます!
ドラレコ取り付け車両情報等など
引用:筆者撮影画像
平成20年のハイエース、実は30万㎞も走行しているとの事。さすが働く車ハイエースです。この走行距離でもしっかりした風貌を維持しています。
機能しなくなったドライブレコーダーを検査
引用:筆者撮影画像
エンジンキーがACC・ON・エンジンをかけても、ドライブレコーダーは稼動していません。
このドライブレコーダーは、ユピテル製なので、ユピテルホームページで調べると2016年から販売されているとの事です。
そのホームページから取扱説明書をダウンロードして故障なのかを探っていきます。
- 電源は入っています(赤ランプ)。
- 赤→緑のランプに変わるはずが、変わらない。
- リセットボタンを押すも、反応がなく液晶もつかない。
この時点で、製品自体に何らかの不具合が発生していると判断しました。
のちに不具合が発生したであろう原因がわかるのですが、現段階では機器の故障と考えました。
新品商品を買いに行く!
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ということで、新しいドライブレコーダーを購入しに近くのカー量販店に訪問。
新しいドライブレコーダーは、もともとユピテル製を使用していたので同メーカーがよいという点と、なるべくコンパクトなサイズの商品が良いとユーザーはおもっています。
カー用品店では、年度末セールを開催していて、ちょうどユピテル製DRY-ST1700cが大安売りしてくれていたので、こちらを購入しました。
壊れてしまったドライブレコーダーの撤去
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まずは、故障してしまったドライブレコーダーの撤去を行います。
じつは、1番面倒でもあるのが、「誰が取り付けたかわからないパーツの撤去」です。
パーツの撤去には、Aピラーカバーを外し、助手席のダッシュ下のコンソールを外す必要がありました。
あとは、電源を取り出しているセンタートリムの下側を外して作業をしやすいようにしていきます。
ここで気づいたのですが、ドライブレコーダーの電源がシガーラーターソケットから取られています。そしてハイエースの知り合いは、他にも色々な電源をこのシガーライターから取得していたのです。
ただシガー電源は一個しかないので、電源が欲しくなった際はドラレコの電源を抜いていたとの事(驚)。
「ドラレコ(ドライブレコーダー)の意味がない!」というのと、何回も抜いたり入れたりしているうちに、電源が何度も入り切りされて壊れたのではと思いました。
新しいドライブレコーダーの設置
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故障したものを撤去し、新しいドラレコの設置作業に入ります。
基本的には、撤去したものと同様の経緯で設置作業を進めていきます。
筆者プチ情報
右側にある電源ハーネスは非常に重要で、ドライブレコーダーの使用規格にあうように5Vコンバーターが内蔵されています。
このコンバーターを介さない配線方法を行ってしまうと故障しますので注意下さい。
ドライブレコーダーの電源など配線を新設
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色々な電源を取りたい知り合いの為と故障させないために、今回はドライブレコーダーの電源を取り直します。
シガーヒューズから直接電源をとり、アースポイントにアースを落とすように変更しました。この配線の取り方をすることで、抜き差しの必要がなくエンジン始動・終了で電源が入り切りされます。
もちろん先ほどの5Vコンバーターをきちんと介して加工しています。
試験稼動
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配線や設置が終わった段階で、試験稼動を行います。全ての作業が終了してから、試験稼動をして万が一動かないと、非常に手間ですので、この段階で試験稼動をするのが良いでしょう。
最初の電源オンなので、録画準備中の画面が出て、ドライブレコーダーの録画開始になりました。無事に稼動していることがわかったので、商品取り付け自体は成功ですね。
元通りにパーツを戻して完成!
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長い配線などをきちんとしまって、外した部品などをきちんと取り付けします。なるべく配線が「ベローン」と格好悪くないようにすると綺麗でしょう。
付属の配線は、結構長いです。こういった配線を束ねて、タイラップ等で綺麗にまとめてあげると、後で取り外したい時等が発生してもラクでしょう。
取り付け終了後、ハイエースの知り合いに取り付けやドラレコの操作手順などを説明して、今回の作業は終了しました。
まとめ
ドライブレコーダーの取り付けをまとめると
・ドライブレコーダーを取り付ける際には、取り付け順を考えてから作業すると良いでしょう
・ドライブレコーダーの電源取得は、きちんと稼動するように取り、抜いたり挿したりは避けましょう
・配線は、なるべく綺麗にまとめて後々の作業をしやすくしましょう
今回は、壊れてしまったドライブレコーダーの撤去と新設を行いました。撤去作業が40分ほど、新設作業が30分ほどでした。
そんなに難しい作業ではないので、DIYで挑戦してみるのも良いでしょう!