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ホンダが参加している「D-Call Net®」を紹介

ホンダが参加している「D-Call Net®」を紹介
     
   

ホンダは、2015年11月から試験運用を実施してきた救急自動通報システム「D-Call Net®」の本格運用を開始しました。同システムは、協力関係のドクターヘリ基地病院と全国約730か所の全消防本部に、車両の死亡重症確率データを通信することで救護の迅速化を図る仕組みです。

通信技術の格段な向上にって、インターネット端末が搭載された家電などが増えています。「物」と「インターネット」を繋ぐ技術は、日進月歩となっていますね。

近年自動車では、「コネクテッドカー」といわれるインターネット端末を搭載した自動車が登場してきています。協業技術となっている救急自動通報システム「D-Call Net®」についてご紹介します。

D-Call Net®って?

引用:https://www.honda.co.jp/news/2018/4180615.html?_ga=2.96442076.1174819444.1589801216-658744669.1582062571

D-Call Net®とは、一般的にAACN(Advanced Automatic Collision Notification)といわれ、車両のコネクティッド技術を利用した救急自動通報システムです。

交通事故発生の際に、車両データを約280万件の国内事故データをベースとして、アルゴリズムに解析で死亡重傷確率を推定しくれます。解析データを全国約730ヶ所の全消防本部、全国37道県・46機・54病院の協力病院に通報され、ドクターヘリやドクターカーの早期出動判断につなげることで、交通事故での救命率向上を目指すシステムです。

ホンダは、2018年から運用を開始しています。

この運用に参加している企業

  1. 認定NPO法人 救急ヘリ病院ネットワーク(以下HEM-Net)
  2. トヨタ自動車株式会社
  3. 本田技研工業株式会社
  4. 株式会社SUBARU(2019.3.28参加) 
  5. 日産自動車株式会社(2019.3.28参加)
  6. マツダ株式会社(2019.3.28参加) 
  7. 株式会社 日本緊急通報サービス
  8. ボッシュサービスソリューションズ株式会社
  9. 株式会社プレミア・エイド

ホンダは、協業当初から参加していた自動車メーカーの1つです。参加する企業や自動車メーカーは、D-Call Net®の確立が進むにつれて増えていくことでしょう。

同社では、新型フィットにホンダコネクトが搭載されています。今後のホンダ新型モデルには、コネクトサービスが付帯されたモデルを登場させることを公開しています。

それ以外のホンダD-Call Net®対応モデル

アコード、フィット、オデッセイ、ヴェゼル、グレイス、レジェンド、ステップ ワゴン、シャトル、クラリティ (フューエル セル)、クラリティPHEV、フリード、NSXで、携帯対応型となっています。278,000台が、2013年6月~2018

年4月に登録されています。

D-Call Net®の目的や重要性

引用:https://www.honda.co.jp/news/2019/4190328a.html?_ga=2.263691724.1174819444.1589801216-658744669.1582062571

交通事故重症者の救急医療行為は、必要な医療をどれだけ早く行えるかというのが重要です。そのため事故発生→搬送→医療開始という一連の流れをどれだけ正確かつ迅速に進められるかがポイントになってきます。

そこで、車社会を担う自動車各メーカーやHEM-Netは、具体的な運用開始に向けて試験を繰り返しています。その結果2018年から運用が開始された制度です。始動当初は、人命救助をいかに早めることが重要化というのがポイントでした。

2019年3月に日産・スバル・マツダが参加することになりました。このD-Call Net®は、当初の目的だけでなく交通安全の確保に必要な先端技術を積極的に組み込むことで、「交通事故のない社会の実現」を目指した大きな飛躍と「世界をリードする交通安全社会」を目指すことも盛り込まれています。

上画像は、ドクターヘリ基地病院に自動送信される様子を表したものです。事故発生の位置情報、事故発生からの経過時間、死亡・重症率、衝突の方向、衝突時の速度変化を示すデルタVなど事故に関する細かな情報が盛り込まれています。豊富な状況情報などで、命にかかわる事故や緊急を要する事故なのかを判断することが可能となっています。

D-Call Net®の運用で見込まれる効果

引用:https://www.honda.co.jp/news/2019/4190328a.html?_ga=2.263691724.1174819444.1589801216-658744669.1582062571

D-Call Net®導入前は、事故が発生して治療開始まで平均で約38分かかっています。導入後の場合、治療開始までは約21分となり、17分短縮されている状況です。同システム稼動によって、消防署が事故を覚知するのとドクターヘリ要請が、時間差なく行えている結果と言えるでしょう。

まとめ

ホンダが参加している「D-Call Net®」をまとめると

  • 近年のインターネットの大幅な普及と物とを結びつける思想が、車にも適用されている
  • もしもの事故などで、治療行為を最短で行えるシステムが構築されている
  • 今後日本メーカーにてコネクトカーの普及が進むことが予想されます。

D-Call Net®は、各企業や団体などの努力や技術革新によって、人の命を救う技術が進化した結果です。今後も進化していくことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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