ホンダは、2020年にシビックセダンの販売終了を決めました。2017年に復活してから3年ほどで残念な報告となってしまいそうです。さらに同社は、グレイス、ジェイドの販売も終了するとのことです。
ホンダのセダンモデルが2車種なくなるだけでなく、ステーションワゴンのジェイドもラインアップから外れることになってしまいますね。
ここでは、シビックセダン、グレイス、ジェイドの特徴等をご紹介しつつ、こんなマイナス局面のモデルだけれど、実は「今が買い時!」・「欲しい人には最後」などというプラスな話をしていきます。
ホンダ シビックセダンの特徴
引用:https://www.honda.co.jp/CIVICSEDAN/webcatalog/styling/design/
シビックは、2017年9月に現行型として復活しました。Cセグメントセダンとして1.5L直列4気筒DOHC16バルブターボを搭載しています。最高出力は、173psです。
シビックセダンは、先代モデルが2008年に販売終了して以来、ほぼ10年間ブランクが開いていました。2017年にセダンが、復活した時にも「やっと!」・「待ちに待った!」というような喜びの声が多く有りました。
現在公式ホームページでは、シビックのエクステリアカラーが一部選べなくなっている状況が公開されています。すでに生産自体は終了して、ストックされている分の販売ということでしょう。
販売終了になってしまうのは非常に残念です。ここで筆者は逆に、この機会はチャンスであるとも考えます。「シビック セダンが欲しい方」、「車の購入検討をされている方」、「なるべくお買い得で買いたい方」などにとっては非常に朗報であるといえます。
シビックセダンお買い得情報
・在庫販売となっている分、値引き額が大きくなる
・純正アクセサリーもお買い得になったりする
シビックセダンの車両価格は、1グレードで2,761,000円となっています。販売終了に伴い車両価格の大幅な値引きが期待できることと同時に、純正設定されているオプションもお求め安くなると考えます。
現在、車の買い替えや購入を検討されている方で、なるべくお買い得な車両が欲しいと思っている方などには朗報であるといえます。
ホンダ グレイスの特徴
引用:https://www.honda.co.jp/GRACE/
グレイスは、2014年12月から販売開始されているコンパクトセダンです。コンセプトは、コンパクトでありながらミドルクラスの車内空間に質感の高い仕上げなどを特徴にしています。
ガソリンモデルは、1.5L直噴DOHC i‐VTECエンジンにCVTを組み合わされ、ハイブリッドモデルには、1.5LアトキンソンサイクルDOHC i‐VTECエンジン+高出力モーターに7ATが採用されています。
このグレイスも2020年に販売終了となってしまいそうです。同車は、6年間という販売期間の中で、モデルが熟成されているというのが筆者の見方です。「販売終了のモデルだとしても安心して乗れる車」であると考えます。
現在設定されている「特別仕様車ブラックスタイル」も大幅値引きの対象になっている確率が高いです。またストック状況によっては、他グレードもお買い得の可能性があります。
グレイスの車両価格は、1,801,800円~2,649,900円です。グレイスの最上級グレードは、シビックセダンの価格と近い状況です。シビックとグレイスでの価格交渉をするのも大きな効果となるでしょう。
ホンダ ジェイドの特徴
引用:https://www.honda.co.jp/JADE/webcatalog/styling/design/
ジェイドは、2015年から販売開始されているモデルです。ゆとりの3ナンバーサイズステーションワゴンとなっています。5人乗り、6人乗りの設定があるのが特徴です。
搭載されているパワーユニットは、1.5L直列4気筒DOHC16バルブターボエンジン及び1.5L直列4気筒DOHC16バルブ+モーターのハイブリッドの2種類の設定があります。
ジェイドは、RSグレードというスポーツグレードの設定があります。ステーションワゴンタイプのデザインでホットグレードの設定が行われていることが魅力的ですね。
ジェイドも2020年に販売終了する予定です。車両価格は、2,443,100円~3,146,000円となっています。ミニバンを購入したいと思っている方は、お買い得に乗れるチャンスでもあると思います。
とくにホットグレードのRS・ホンダセンシングやハイブリッドRS・ホンダセンシングはおススメです。
まとめ
ホンダ シビックが販売終了へ、逆に今が買い替えのチャンスかも!をまとめると
- ホンダは、シビックセダンとグレイス、さらにジェイドの3車種を2020年に販売終了とします
- 販売終了すること自体は非常に残念ですが、購入希望の方にはお買い得の可能性があります
ホンダでは、レジェンド・クラリティPHEV・アコード・インサイトなどセダンモデルが多く投入されています。今回のシビックセダン、グレイス販売終了は、同社の選択集中の結果であるのではないでしょうか。
販売終了を言う残念なお知らせは、「お買い得」・「もう買えない」といったプラスの方向にも働くでしょう!