レクサスが「RC」、「RC F」をマイナーチェンジして販売開始に

レクサスが「RC」、「RC F」をマイナーチェンジして販売開始に
     
   

レクサスが、エレガントでエモーショナルなデザインに、走行性能を築いてきた「RC」と、自然吸気の高出力エンジンにFのレーシングスピリットを受け継ぐ「RC F」を一部改良(マイナーチェンジ)し、全国のレクサス店から今秋販売開始しました。レクサスは、デザインだけでなく運動性能向上を進化させ続けているメーカーでもあります。ここでは、一部改良を施したRCとRC Fの概要などをご紹介していきます。

レクサス RC

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759802.html

RCでは、より高い次元でのレクサス独自の乗り味“Lexus Driving Signature”を実現するための改良を施している点が特長です。スポット溶接打点の追加によるボディ剛性の向上、スタビライザーバーの高強度鋼材採用による補強、リヤアッパーアームの高強度アルミ材採用によるばね下質量の低減が行われ、従来よりも優れた操縦性や安定性、乗り心地の向上が図られています。

RC300では、2.0Lターボエンジンの最高出力の回転数を5,200~5,800r.p.m.の範囲に拡大し、よりパワフルな加速フィールを可能にしています。RC300hでは、電動モーターがもたらすレスポンスの良さを際立たせるために、アクセル操作に対する駆動力制御を最適化しました。ドライバーの意思に忠実でリニアな応答になるセッティングです。

装備としては、電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)・クリアランスソナー&バックソナー・ブラインドスポットモニター・リヤクロストラフィックアラート[RCTA]を全車に標準装備することで安全性能を高めています。

エクステリアカラーには、金属質感と高光沢を打ち出した新色ソニッククロムが追加され、全10色の設定となっています。ソニッククロムは、艶やかなハイライト光沢とシェード間で際立った陰影のコントラストが特長です。金属の質感を表現した新色となっているようです。レクサスの塗装技術である「ソニック工法」を応用することで、「滑らかな表面+強い反射による陰影」を可能にしています。

RCの販売価格など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759802.html

RCのグレードや販売価格(消費税込み)など

  1. RC350“version L” 2GR-FKS(3.5L V型6気筒)8-Speed SPDS 2WD(FR) 7,063,000
  2. RC350“F SPORT” 2GR-FKS(3.5L V型6気筒)8-Speed SPDS 2WD(FR) 7,307,000
  3. RC350 2GR-FKS(3.5L V型6気筒)8-Speed SPDS 2WD(FR) 6,584,000
  4. RC300h “version L” 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) Lexus Hybrid Drive 2WD(FR) 6,696,000
  5. RC300h“F SPORT” 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) Lexus Hybrid Drive 2WD(FR) 6,747,000
  6. RC300h 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) Lexus Hybrid Drive 2WD(FR) 6,217,000
  7. RC300 “version L” 8AR-FTS(2.0L 直列4気筒ターボ) 8-Speed SPDS  2WD(FR) 6,248,000
  8. RC300“F SPORT” 8AR-FTS(2.0L 直列4気筒ターボ) 8-Speed SPDS  2WD(FR) 6,299,000
  9. RC300 8AR-FTS(2.0L 直列4気筒ターボ) 8-Speed SPDS  2WD(FR) 5,769,000

レクサス RC F

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759802.html

サーキット走行では、限界域での車両コントロール性が重要です。RC Fは、「意のままに操り走れる歓び」を探求し空力性能や軽量化を徹底して行っています。エクステリアデザインでは、機能をどのように具現化にするかに重きを置いて開発しています。日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなどモータースポーツで得たノウハウを最大限デザインに落とし込む設計です。空力性能に特化させたレース育ちのスタイリングということでしょう。

軽量化は、新設計するすべての部品を見直すことで、レーシングカー同様のグラム単位での軽さを探求しています。RC Fで約-20kg、“Performance package”に至っては、約-70kg の軽量化を達成させているようです。

今回のRC Fの一部改良では、マルチメディアシステムをSmartDeviceLinkTM、Apple CarPlayやAndroid AutoTMに対応させています。iPhoneやAndroidTMスマートフォンを装備されている10.3インチワイドディスプレイと連動させることで、リモートタッチによる画面操作や音声操作が可能です。まさにドライバーの利便性を向上させた仕様となっています。またクリアランスソナー&バックソナーを全車標準装備することで安全面をアップデートした仕様です。エクステリアカラーには、新色ソニッククロムを含む全6色が設定されています。

RC Fの販売価格など

引用:https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33759802.html

RC Fのグレードや販売価格(消費税込み)など

  1. RC F “Performance package” 2UR-GSE(5.0L V型8気筒) 8-Speed SPDS 2WD(FR) 14,320,000
  2. RC F“Carbon Exterior package” 2UR-GSE(5.0L V型8気筒) 8-Speed SPDS 2WD(FR) 11,220,000
  3. RC F 2UR-GSE(5.0L V型8気筒) 8-Speed SPDS 2WD(FR) 10,420,000

まとめ

レクサスが「RC」、「RC F」をマイナーチェンジして販売開始にをまとめると

  • RCは、より走行性能を高めた仕様にアップデートし、デザインはユーザーの嗜好に合致するように仕上げています。
  • RC Fは、レース譲りの走りを実現するために軽量化を施しながらも走行性能を高め、ユーザーのユーティリティ向上も行われています。

ここでは、レクサスが持ち得る技術をふんだんに盛り込んだRC及びRC Fの一部改良(マイナーチェンジ)モデルをご紹介しました。現在販売開始になっていますので店頭で検討することも可能です。お気になった方は、実際に見に行ってはいかがでしょうか。

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