ホンダは、上級ミニバンとなるオデッセイをマイナーモデルチェンジして、2020年11月6日(金曜日)から販売開始しました。
同モデルは、ホンダ独自となる超低床プラットフォームによるゆとりある3列空間と風格のあるスタイリング与えられたモデルです。2モーターハイブリッドシステムによる力強く上質は走行性能と燃費性能が持ち味の車となっています。
今回は、大幅なマイナーチェンジを行ったオデッセイのエクステリアや内装、そしてパワートレインなどをご紹介していきます。
ホンダ 新型オデッセイのマイナーチェンジ概要など
引用:https://www.honda.co.jp/news/2020/4201105-odyssey.html
今回のマイナーモデルチェンジでは、ユーザーにより安心で快適な時間を車内で過ごせるように車をアップデートさせているのが特長です。エクステリアデザインを大幅に変更し、内装の質感向上、さらに視認性を上げるためコンビメーターパネル内の液晶パネルを大型化しています。
ジェスチャーコントロール・パワースライドドアに予約ロックを採用したことで使い勝手もアップし対象です。先進の安全運転支援システムホンダ センシングでは、後方誤発進抑制機能が追加されています。
ホンダ 新型オデッセイのエクステリア等
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/
フロントビューでは、風格あるスタイリングを継承しながら、重厚感のあるフードと迫力ある大型グリルへ意匠変更しました。さらに薄いディテールのヘッドライトを搭載したことで、高級感と力強さの両方が感じられる仕上がりです。
リアビューは、立体的でソリッド感たっぷりなリアコンビライトを搭載しています。メッキ装飾をあしらうことで、ワイドでシャープなフォルムが際立つようなデザインです。
前後ウインカー部には、内側から外側に流れるように移動点灯するシーケンシャルウィンカーランプを標準装備しました。最近流行りのシーケンシャルランプは、先進的なイメージだけでなく優れた被視認性の両方を確立している仕様です。
用意されているエクステリアカラーは、
- オブシダンブルー・パール(新色)
- スーパープラチナ・メタリック
- プレミアムスパークルブラック・パール
- プレミアムヴィーナスブラック・パール
- プラチナホワイト・パール
ホンダ 新型オデッセイの内装等
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/design/
内装では、上品で質感の高い装飾パネルを視界の入りやすい位置に配置しています。触り心地の良いソフトパッド素材は、手の触れやすい位置へと配置変更するなどし、インストルメントパネル全体のデザインを意匠変更しています。
コンビメーターパネル部は、高精細フルカラー液晶パネルを3.5インチから大幅に大型化し、7インチへと拡大した仕様に変更しています。アナログスピードメーターとの組み合わせは、多くの情報をドライバーにわかりやすく表示するだけでなく十分な視認性を有した仕様です。
また収納能力を増やすために、運転席側の収納式ドリンクホルダー追加、インパネアッパーボックスの新設なども施されています。
ホンダ 新型オデッセイの追加機能など
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/cabin/
①ジェスチャーコントロール・パワースライドドア
ドアノブに触れることなく流れる光に手をかざすだけで、パワースライドドアの開閉ができるジェスチャーコントロール・パワースライドドアを日本国内で初採用し標準装備しています。
②予約ロック
パワースライドドアが閉まり切る前でも、ドアクローズ後の施錠が可能となる予約ロックをホンダ初採用し標準装備となっています。閉まるまで待機することなく、離れた位置からのロック確認が可能なり、日常の使い勝手を向上させる機能です。
③ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
EXグレードには、リアバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートの開閉が可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲートが装備されています。パワーゲートは、いろいろな足のモーションにも反応できるようにセンサー類を検証し搭載しています。
④サイドリフトアップシート/助手席リフトアップシート
簡単なリモコン操作でシートが車外の低い位置まで下降し、乗車・降車をサポートする装備を、アブソルートに新設定しました。
⑤ホンダ センシングに後方誤発進抑制機能を追加
後方に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを踏みこんだ場合、急なバック発進を防止する後方誤発進抑制機能を追加しました。
ホンダ 新型オデッセイのパワートレインなど
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/driving/
パワートレインは、2種類ラインアップ。
- エンジンモデルは、2.4L 水冷直列4気筒DOHC16バルブエンジン搭載で、最高出力175psです。
- ハイブリッドモデルは、2.0L 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター搭載で、出力合計は、145ps+184psです。
車両価格表
ハイブリッドモデル
- e:HEVアブソルート FF 8名 4,198,000円
- e:HEVアブソルート FF 7名 4,286,000円
- e:HEVアブソルート/EX FF 7名 4,580,000円
ガソリンモデル
- アブソルート FF 8名 3,495,000円
- アブソルート 助手席リフトアップシート車 FF 8名 3,582,000円
- アブソルート FF 7名 3,583,000円
- アブソルート サイドリフトアップシート車 FF 7名 3,634,000円
- アブソルート フルタイム4WD 8名 3,715,000円
- アブソルート 助手席リフトアップシート車 フルタイム4WD 8名 3,782,000円
- アブソルート/EX FF 7名 3,815,000円
- アブソルート/EX フルタイム4WD 8名 3,929,400円
まとめ
ホンダ オデッセイがマイナーチェンジして登場、風格アップ!をまとめると
- エクステリアから内装を大幅に刷新することで、ネオ オデッセイを誕生させています。
- ホンダ初となる新機能や新装備が搭載されています。
新型オデッセイの販売価格は、マイナーチェンジ前モデルよりも全体的に15万円から20万円ほどアップしてます。ただ、新しい装備などを考えると価格アップは最小限にとどまっていると考えられます。新型オデッセイの今後の販売動向が気になるところですね。