新規設置より大変かも・・・、壊れたドラレコ交換!

新規設置より大変かも・・・、壊れたドラレコ交換!
     
   

筆者が在住している地域は、冬場は気温がマイナスが続き、最大で-15度くらいになる極寒の地です。最近の道路事情や何かが起きた時のために、中古で頂いたドライブレコーダーを取り付けて使用していました。

ある日突然、朝エンジンをかけて出発しようとしたらドライブレコーダーのモニターに何も映らないではないですか・・・!?

ちょっと急いでいたので気にしつつも出発し、「心の中で直ってくれないかな」と思っていたのですが、全く映る気配がしません。

今回は、壊れたドライブレコーダーの状況確認から、新しく購入したドライブレコーダーへの取り換えについてご紹介していきます。じつは新設する際よりも取り換えの方が大変であった点も記載します。

壊れたであろうドライブレコーダーの状況確認

引用:筆者撮影画像

映らなくなったドライブレコーダーが、どうしてそのようになったのかを確認していかないと次の手が打てません。とにかく、何らかの問題で映らない可能性もあるので、調査をしていきます。筆者のドライブレコーダーは、ヒューズボックスから直接電源を取るようにしています。

調査手順

①SDカード不良チェック・・・SDカードを一度抜いて、再度入れて不良かを確認。一切反応なし。

②リセットボタン・・・リセットボタンを押して初期化する。一切反応なし。

③電源が来ているか確認・・・ユピテルの電源ケーブルには、ランプがつくようになっています。緑のランプがついています。

上記のことを踏まえると、単純に本体が破損している可能性が高いと考えました。

そこでこの商品を頂いた先に電話を入れて、まだ同じ商品(中古)があるかもと聞いてみたのですが、あいにくすでにその商品の中古は、もうありませんでした。

筆者的には、もし同じものがあれば配線とかをやり直さないで、取り付けができるという安楽な考えがあったのですが、その方法は難しいことになりました。

この商品は、2013年くらいに製造・販売終了となっていました。確かに10年近く前の商品なので、故障も仕方のないことかもしれませんね。

とにかく商品を購入

引用:筆者撮影画像

とにかく新しい商品を購入しないと始まらないので、ネットサーフィンの開始です。ちょうど某ショッピングサイトでどうやらWEB専用ドラレコというのが安く販売されていました、しかも現行商品で。いろいろなクーポンなどを使い6500円くらいで購入できることに!

早速その商品を注文し、待つこと3日で届きました。いつも作業する際にはお世話になっている大先輩に連絡し、作業日程を決めて広い作業場で交換することになりました。

届いた商品の詳細

引用:筆者撮影画像

WD250Sは、WEB限定モデルですので、簡易包装及び取扱説明書はダウンロード方式となっています。取扱説明書は、印刷しておくのが良いでしょう。

製品特徴

  1. 広視野角レンズ仕様で、最大記録画角 対角163°➡壊れたのは、118°
  2. 200万画素CMOS仕様で、高画質記録➡壊れたのは、100万画素
  3. HDR(ハイダイナミックレンジ)搭載によって白とびや黒つぶれを抑え、より鮮明な映像に➡壊れたのには、無し
  4. 昼間はもちろん、夜間も鮮明に映像記録できるスーパーナイトビジョン仕様➡壊れたのには、無し
  5. オプション装備で駐車中の記録も可能に➡壊れたのには、無し

Gセンサーも付いていますが、廉価仕様なのでGPSは付いていません。個人的には、GPSの配線が1つ増えるので必要ない装備でしたのでこれで十分と思いました。

壊れた製品を取り外す作業からのスタート

引用:筆者撮影画像

一度付けた商品なので、大体の配線方法はわかってはいるのですが、初めから壊れることを考えて取り付けていきませんし、配線処理などを施して取り付けするのが普通ですので、取り外すことが結構大変です。

 

ピラー付近の配線、ルーフの配線、電源周りの配線を一旦全部撤去する必要があります。その後壊れたドラレコ本体も両面テープで付いているので外す必要があります。

筆者ワンポントアドバイス!

ドライブレコーダーと本体をつなぐコネクター形状が一緒の場合でも、古い配線をそのまま使用するのはやめましょう。年代が違うと、コネクターが一緒でも配線の順番が違っていたり電圧・電流が違っていたりする場合があります。そのまま取り付けて、いきなり破損という可能性もでてきます。

新しいドライブレコーダーの取り付け

引用:筆者撮影画像

壊れたドライブレコーダーの配線や本体などが撤去出来たら、新しいドライブレコーダーを設置します。

新しいドライブレコーダーの設置手順

  1. 稼働・初期不良点検のために、一度電源をつなぎ検査します。
  2. 配線を通していき、ドライブレコーダーの設置場所付近まで通しておきます。
  3. ドライブレコーダーの設置場所を決めて、ドライブレコーダー本体を設置します。
  4. 余分な配線を邪魔にならないところで束ねて、収納します。
  5. 外したパーツを元に戻して終了です(筆者の車の場合は、ピラーとステアリング下のカバーを外して作業できました)。
  6. ドライブレコーダーの向きなどを決めて、設定をしたら終了です。

ちょっと気になるポイント!

ドライブレコーダーを購入する際にも気になったのですが、ドライブレコーダーの作動気温というのが記載しています。その記載が、0度から+50度(+60度)などになっています。最初にお話ししたのですが、筆者在住のところは最大で-15度になります。大丈夫なのだろうか・・・と心配になります。

新しくしてよかったポイント!

怪我の功名と言っては何ですが、今までのドライブレコーダーは、エンジンスターターでエンジンをかけるとき、アクセサリー電源が入るとドライブレコーダーが反応するため、ドラレコ起動➡すぐに終了(エンスタでエンジンがかかる)➡再度ドラレコ起動という仕組みになっていました。

新しい機種だと、エンジンが始動してから起動するという仕組みのようで、エンジンスターターで起動しても、上記のような現象が起きなくなりました。エンジンスターターもユピテルだからなのかはわからないのですが、すごく壊れづらそうな安心感が増えました。

まとめ

新規設置より大変かも・・・、壊れたドラレコ交換!をまとめると

  • ドライブレコーダーを撤去して再設置する方が、新規設置より倍くらい時間がかかります。
  • 古いドライブレコーダーよりも、新機種の方が確実に性能アップしています。
  • 場合によっては、ユーザー要望などから不具合がアップデートされていることがある。

今回は壊れたドライブレコーダーを取り外し、新しい商品の取り換える作業をしました。作業自体はそんなに難しくないかもしれませんが、撤去する分大幅に時間がかかってしまうと感じました。皆さんのご参考になればと思います。

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