冬場に酷使されたバッテリーは、春に交換して安心ドライブ!

     
   

車には非常に多くの電装品が付帯されていると思いませんか?たとえば、ナビやスマホなどの充電を行うUSB端子、そしてエアコンやキーレスエントリーなど、、、。本当に多くの電装品が装備されていることで、車内は快適な空間です。

もちろん快適な空間を維持するのには、バッテリーの存在が欠かせませんよね。そのバッテリーは、冬の間酷使されてます。そして春、夏と暑い時期に入ると、エアコンなどの使用でさらに酷使されることになります。そして日本では、それが繰り返されています。

ここでは、「あれエンジンが掛からない!?どうして、急いでいるのに」などと焦らないために、暑くなる夏前にバッテリーを交換するとベターという話をしてみます。

バッテリーが酷使される原因

https://www.photo-ac.com/main/detail/2449554?title=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC&searchId=1329101321

バッテリーが酷使される原因とは、どういった使用環境や使用状況の場合を指すのでしょうか。ここでは、バッテリー酷使の主な原因や環境などをお話しします。

①バッテリーは、冬場の寒いときに性能が下がる。

寒くなる前に新しいバッテリーにしたとしてむ、冬場の気温によってバッテリーの性能は下がってしまいます。バッテリーには希硫酸が使用されています。バッテリーの特性として0度で二割減、-20度で半減すると言われてます。

②バッテリー電圧は、運転頻度・運転時間に左右されます。

とくに冬期間に、週に一回しか車のエンジンをかけない場合や少ない走行しかしない場合は、バッテリーの寿命が縮まる傾向にあります。放電していく特性から使用しない期間が長くなればなるほど性能低下が起こり、さらに低走行距離しか運転しない環境では、十分にバッテリーに充電されないことになります。

上記のように、バッテリーにとって過酷な環境の使用状況で、さらに電装品の使用状況でバッテリーはさらにつらい状況になります。

  • 常時ヘッドライトを使用している
  • エアコンを冬場も常時オンにしている
  • スマホなどの外部機器を常時充電している
  • キーレスエントリーをよく使う
  • 音楽のボリュームは、いつも大きめ

バッテリーを酷使する理由は、他にも多くあると思いますが、少なくとも上記のような場合は、バッテリーへの負荷は高くなると考えましょう。

もしバッテリーが突然上がってしまった場合は?

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/2256611?title=%E8%BB%8A%E3%83%BB%E9%9B%AA%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB83&searchId=653053787

もし出先などでバッテリー上がりが起きてしまい、車が動かなくなってしまった場合は、ジャンプコードを利用して、他の車に救援してもらう方法が第一になります。

ジャンプしてバッテリー上がりを復旧させるには?

  1. 上がったバッテリー側のプラス端子側に赤ケーブル
  2. 正常なバッテリー側のプラス端子側に赤ケーブル
  3. 正常なバッテリー側のマイナス端子に黒ケーブル
  4. 上がったバッテリー側のマイナス端子に黒ケーブル

上記の手順で、エンジン始動できるか試してください。エンジン始動が出来たらすぐにエンジン停止せずに、充電するために30分くらいは走行などをしましょう。

ジャンプなどのできない場合は、レッカーを手配しましょう

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4459923?title=%E5%83%8D%E3%81%8F%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E8%BB%8A&searchId=3414196395

ジャンプなどの救援が望めない場合は、右往左往しても仕方ないのでレッカーサービスなどを手配しましょう。JAFに加入している場合や、加入の自動車保険に付帯されている無料サービスに連絡しましょう。

バッテリー上がりの場合は、エンジンがかからないということになります。寒い冬の場合は、寒さや冷たい風で体調を崩さないように心がけましょう。

バッテリー充電の必要性

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/4624926?title=%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%85%85%E9%9B%BB%E5%99%A8&searchId=961743015

新しいバッテリーなのに、誤って駐車中にライト類が点灯していて、バッテリーが上がってしまった場合などは、充電をすることで回復する事もできます。

この時重要なことは、完全充電の場合であっても、急速充電の場合であっても必要以上の充電を避けることです。これは過充電による性能低下や水素ガスの大量発生を防ぐためです。

指定時間(最大で普通充電8時間程度)を充電しても充電レベルが上がらない場合は、バッテリーの寿命という判断をした方が良いでしょう。また一度上がってしまったバッテリーは、性能が落ちてしまいます。

冬場に酷使されたバッテリーは、トラブルになる前に交換がベター

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/3080756?title=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%20%20%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%BA%A4%E6%8F%9B(3/4)&searchId=3609305058

冬場に酷使されたバッテリーは、性能が下がっていることが多いです。そして夏場の暑い時期にも、エアコンの多用などで酷使されることでしょう。

何とか冬場をしのぎ、春を迎えてバッテリーにとって低負荷な状態になり車のエンジンが掛かっていたとしても、暑くなりエアコンなどを多用したら、いきなりバッテリー上がりということが起き得ます。

<提案!>

旅行中にバッテリーが上がってしまい、旅行どころの話でなくなってしまたら非常に残念な気持ちになるのではないでしょうか。また異常が起きてからバッテリーを充電したり交換したりするのは、非常にマイナスな気分になると思います。

一度電気が不通状態になってしまうと、自動車のCPUの記憶が消えてしまったり、エンジンスターターの設定が初期化されたりと非常に面倒な作業が追加されることになります。

バッテリーは、寿命を迎えてしまう前に交換する事がベターです。前もって交換する事で、不安なドライブになることも避けられます。

バッテリーを交換する際は、純正指定のサイズを交換する事が多いと考えます。もしご予算に余裕があれば、ワンランク性能の高いバッテリーを搭載することも良いでしょう。

たとえば、38B19Rというバッテリーから40B19Rへ少しだけランクアップさせたものを搭載させるということです。ただしあまり極端に性能アップしたバッテリーを搭載することはおススメできません。それは、発電パーツである、オルタネーターに負担が掛かり、こちらの寿命を縮める可能性があるからです。

まとめ

冬場に酷使されたバッテリーは、春に交換して安心ドライブ!をまとめると

  • バッテリーは、冬場に酷使されるケースが多いです。そして夏場にバッテリー上がりという場面も増えます。
  • バッテリーが上がった場合は、ジャンプ・レッカー・充電・交換という方法があります。
  • バッテリー性能は、一度上がると低下しています。
  • 突然の車不動に遭遇してしまう前に、バッテリー交換をすることがベターです。

今回は、バッテリーが上がってしまい、大変な思いをする前に交換する事で、より良いカーライフにできたらという話をしました。バッテリーは、比較的寿命が短いパーツです。定期的に交換する事でトラブルを未然に防げればと思います。

 

 

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