コレは簡単!ハロゲンからLEDにアップデート(トラックだけど乗用も同じ感覚)

コレは簡単!ハロゲンからLEDにアップデート(トラックだけど乗用も同じ感覚)
     
   

大先輩からお電話を頂き、「ハロゲンからLEDヘッドライトに交換してほしい」とのことでした。とりあえず訪問して、購入したというLEDバルブを交換してみることにしました。

ここでは、ハロゲンバルブから純正型LEDバルブに交換するのは、意外に簡単である点や注意点を解説していきます。

今回使用したLEDヘッドライトバルブ

引用:筆者撮影画像

ヘッドライトバルブを交換作業する前に、LEDバルブ紹介してみます。

①LEDなどのバルブを手掛けているベロフ(BELLOF)のH4タイプLED プレシャスレイ

この商品の特長は、LEDの起動ユニットをなるべく小型にすることで、LEDバルブをH4ハロゲンと同等サイズに近づけている点です。これによって、H4ハロゲンバルブ交換と同じような作業工程で交換できるということです。

②ロービーム3200ルーメン、ハイビーム側は3600ルーメンと非常に明るく設計されています。

③12・24V車の両方対応で、軽自動車からトラックなど幅広い車両に装着可能です。アイドリングストップ車や電圧の変化しやすいハイブリッド・EV車両でも使用可能に設計対応済みとなっています。

「見やすさを重視した4500ケルビン」・「純白さと明るさを重視した6500ケルビン」の2色カラーです。また12V・24V兼用となっています。

筆者がこの商品を手に取ってみて非常に興味を持ったのは、LEDのサイズです。本当にH4ハロゲンバルブに近い印象な点です。LEDバルブのデメリットは、バルブの大きさではないでしょうか?大きすぎて、ヘッドライト裏のスペースに収まらないので付かないというのが一番面倒です。この商品なら通常のバルブ交換とほぼ同じ要領で交換できます。

— Innovection (@PLEASANTRENESIS) August 4, 2018

ハロゲンからLEDへ取り換え(トアックですが)

引用:筆者撮影画像

筆者も現場にうかがうまで知らなかったのですが、トラックのヘッドライトバルブ交換でした。このベロフの商品は、ちょっともったいないかなと思うくらい古いトラックで、状態も「?」な車でした。ただかえってバルブ交換をしただけで明るくなるような気もしました。

バルブ交換の手順

引用:筆者撮影画像

トラックなので、バンパー下から作業しています。通常の乗用車の場合は、ボンネットを開けて上からであったりすると思います。また軽トラックなどの場合は、ヘッドライトを外して作業したりするでしょう。

最初は、コネクターを引き抜き、ヘッドライト裏を覆っている防水ゴムカバーを外します。

引用:筆者撮影画像

多分しばらくヘッドライトを点灯していなかったために、コネクターとバルブが固着している感じでした。

引用:筆者撮影画像

純正バルブを外します。H4は、ストッパーが付いていますのでストッパーを外します。このストッパーはメーカによって少し作りが違うことがあります。形状確認しておきましょう。

引用:筆者撮影画像

ベロフのLEDバルブを装着します。

※この部分がポイントです。市販されているものの多くは、ファンが付いている部分が大きくなっていて大変なのですが、この商品は、バルブ交換と同じように装着可能です。

取り付け車種が非常に広いのではないでしょうか。

引用:筆者撮影画像

コネクターを取り付けて、点灯試験を行います。無事に点きました。とにかく「白」といった印象です。6000Kでなく6500Kというのがポイントでしょう。

これを逆側も作業してヘッドライトバルブのLED化は終了です。

折角ヘッドライトバルブを変えたのであれば、スモールも変えたら良いのにな?と思いました。作業はまとめてやった方が、楽だという印象です。

やはり追加の作業が到来・・・

引用:筆者撮影画像

大先輩を呼んで、作業終了時の点灯チェックをしてもらいました。ヘッドライトは◎ということになったのですが、やはり筆者と同じところに気づいてしまいました。

そうなんです、スモールが・・・。「交換できる?」と言われてしまいした。24VのT10タイプがあればできますよとお話したら、大量の24V T10バルブが出てきました。

ヘッドライトよりスモールの方が大変・・・

引用:筆者撮影画像

裏から交換できるように丸く穴が開いているのですが、コネクターが穴から出ていません。コネクターを外すのはできるのですが、取り付けする際が非常に大変になります。

ヘッドライトを外した方が確実と思い、外すことにしました。ヘッドライトを脱着するには、グリルを外す必要があります。まずはグリルを外します。

グリルを外せば、ヘッドライトは簡単に外せます。

引用:筆者撮影画像

ヘッドライトを外して、T10のLEDバルブを取り付けして点灯検査していきます。点灯しなければ、逆向きにさしましょう。また今回のLEDバルブは、トラックの振動でも外れづらい、ベースが厚めのタイプにしています。

トラックは、かなり振動が多いです。LEDバルブがきちんと止まっていないと抜けてしまうことがあります。しっかりした物を使用しましょう。

点灯試験

引用:筆者撮影画像

如何でしょうか?4灯全部真っ白に変身しました。トラックは、ちょっと古いのですがかなり明るくなっていそうな感じです。

今回は、トラックでの交換でしたが、今まで筆者が取り付けてきたLEDヘッドライトバルブの中では、かなり簡単であると感じました。

乗用車のヘッドライト裏が狭いモデルでも、かなり装着できる様になるのではと思います。「純正H4ハロゲンバルブとほぼ同じ大きさ」というのは、重要な要素であるといえます。

まとめ

コレは簡単!ハロゲンからLEDにアップデート(トラックだけど乗用も同じ感覚)をまとめると

  • LEDヘッドライトは、いろいろな種類が販売されています。その中でもこの商品は、取り付けが簡単なタイプ
  • トラックでの交換でしたが、乗用などでも純正バルブと同じ交換方法で行えそう
  • バルブ選びは、自分の車にあったものにしましょう

ここでは、たまたまトラックのLEDヘッドライト化になりましたが、この商品であれば、十分乗用車でも簡単に取り付けできると感じました。簡単に交換できるということは、DIYで誰でも可能になるということです。試してみてはいかがでしょうか!

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