筆者所有のスズキ エスクードは、3代目モデルです。お世辞にも完璧なSUVとはいかない廉価量産モデルであります。燃費は7㎞/Lくらいですし、装備も少し安価な感じで、パワーも2000㏄ということで足りているような足りていないような感じです。
筆者がこの車を選んだ理由は、ズバリ!縦置きエンジンで、ラダーフレーム+モノコックのミックス(本当はラダーフレームが良かったのですが)である点でした。
もちろんエクステリアのディテールも気に入って購入しました。このエスクードは、新車で廉価販売されていたようで、いろいろな所にコストカットを図った跡があるのも事実です。ここでは、「アレ?なんでないの」という装備を純正パーツを使用して安価でカスタムアップしてみました。
こんな所でコストカット!?
引用:筆者撮影画像
筆者は、このエスクードを購入したときには全く気づきませんでした。職場では、営業車が与えられているのですが、営業車には運転席側にも「アシストグリップ」があり何気なく使用していました。
ところが、その癖でエスクードのアシストグリップをつかもうとしたら、そもそも無いではありませんか・・・。そうなんです、たぶん安く販売するためにそもそも運転席のアシストグリップは、付いていないのです。
助手席にもアシストグリップを追加。
このくらい付けとけ…とは思う。#プロボックス #NCP55V #助手席 #アシストグリップ pic.twitter.com/8W2EEuOA8U— しまたく (@simataku_1) June 3, 2018
助手席側にはアシストグリップは標準搭載
引用:筆者撮影画像
ふと助手席側をみると、当然のようにアシストグリップがついています。標準装備です。
引用:筆者撮影画像
運転席側には、メクラがしてあります。
運転席アシストグリップ追加 pic.twitter.com/SD5NvWkVoi
— えぞしか🐔🐔 (@ezodeer_takezo) February 12, 2021
皆さんアシストグリップを追加して、少しでも気分上々にしているようです。少しのカスタムで気持ちアップできるアイテムでもあります。
所有エスクードのグレードや価格表
グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 定員 | 燃費 | 価格 |
1.6XC | CBA-TA74W | 1586cc | 3 | 5MT | 4名 | 13.0km/l | 1,764,000円 |
2.0XE | CBA-TD54W | 1995cc | 5 | 5MT | 5名 | 12.0km/l | 1,942,500円 |
2.0XE | CBA-TD54W | 1995cc | 5 | 4AT | 5名 | 11.6km/l | 2,047,500円 |
2.0XG | CBA-TD54W | 1995cc | 5 | 5MT | 5名 | 12.0km/l | 2,100,000円 |
2.0XG | CBA-TD54W | 1995cc | 5 | 4AT | 5名 | 11.6km/l | 2,205,000円 |
スーパーサウンドエディション | CBA-TD54W | 1995cc | 5 | 4AT | 5名 | 11.6km/l | 2,310,000円 |
2.7XS | CBA-TD94W | 2736cc | 5 | 5AT | 5名 | 10.2km/l | 2,520,000円 |
エスクードは、日本国内での販売よりも諸外国での販売量が多いモデルです。当然左ハンドルモデルの販売も多い状況です。ということは左ハンドルモデルでは、逆側がメクラになっています。
じつは、これがケガの功名(後ほど記載)でもあったのですが、とにかく安くするためにコストをできるだけカットしたというのが、エスクード乗りの間ではささやかれているようです。
同年式の同じ排気量モデルでは、下記のような価格構成になっています。やはりエスクードは、安いという印象です。
エクストレイルの2.0L 4WDモデル(同年式)では、2,152,500円から2,593,500円
フォレスターの2.0L 4WDモデル(同年式)では、1,995,000円から2,819,250円
運転席のアシストグリップを調査
引用:筆者撮影画像
確かに無ければ無いでも良いパーツでもあるのですが、せっかくドアが4つあるのに普段運転する自分の席にアシストグリップが無いのは少し寂しいです。
ということでスズキ部品さんに伺い、アシストグリップを注文しようとしました。すると「このモデルには、運転席側のアシストグリップの設定はありません」という回答でした。
ここからネットサーフィンを開始します。どうやら助手席のアシストグリップがそのまま運転席に装着可能とのことで、エスクード所有の方は、それを購入してつけているとのことでした。
再度スズキ部品に伺い、自己責任ということで助手席のアシストグリップを購入しました。1,485円です。インターネットでの購入も考えましたが、純正部品はネットでもスズキ部品さんでも変わらない価格です。それであれば、スズキさんにと思いました。
運転席アシストグリップの装着手順
引用:筆者撮影画像
メクラの蓋を箇所外していしまいます。これは、再使用も考えて、傷のつかないように静かに外しましょう。
引用:筆者撮影画像
二か所のメクラを外したら、ボルトを止める穴と、ストッパーの役目をする穴が見えてきます。
引用:筆者撮影画像
購入したアシストグリップをプラスドライバーを使用して止めていきます。
引用:筆者撮影画像
プラスドライバーで止め終わったら、カバーをはめなおして、作業は終了です。装着までの時間は、5分ほどでしょうか。簡単に取り付けすることができました。
自己満足半分のカスタムアップ成功!
引用:筆者撮影画像
ようやく懸案事項にしていた4ドア分のアシストグリップ装着となりました。純正パーツ代1,485円で完了しました。本人比では、非常に満足です。
筆者は中古のアシストグリップも探しましたが、エスクードというマイナーな車であることから中々見つからず、しかも傷などの有無もあることから、今回は新品を購入することにしました。でも1,485円であれば済むので、投資しやすい価格と感じています。
まとめ
<プチカスタム>純正パーツを利用して車内をアップグレード!をまとめると
- どの車にも、「もうちょっとこうであれば」と思う部分はあります。これをカスタムすることで快適性がアップすると考えます。
- カスタムとは、半分は自己満足だと筆者は感じます。その中でも安価でできるものは率先して行ってみるのが良いでしょう。
- 純正パーツを使用できるカスタムアップは、フィッティングもシックリ来て満足度がアップします。
ここでは、プチカスタムというお題で筆者の所有者を少しだけカスタムアップしてみました。内装パーツでは、純正パーツやオプションパーツを使用することで、綺麗にピッタリとくるカスタムになるのではないでしょうか。