皆さんは、運転速度に注意していますか?注意しているつもりでも、知らないうちに速度が出てしまっていたり、急いでいたりして早い速度だったりすることがあると思います。
「日本の警察」では、レーダー式やループコイル式、Hシステム、LHシステム、Lpレーザーなどの設置型固定オービスによって速度を自動で取り締まっていました。
近年その設置型オービスに変わり、移動式オービスの導入・稼働が行われてはじめ、ドライバーに取っては気の抜けない運転がさらに必要となっていそうです。本記事では、移動オービスなどについて解説してみます。
最近減り始めている設置型オービス
引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/2400132?title=LH%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%20%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9&searchId=3510260027
最近減り始めていると言われている固定式オービスは、一体どうして撤去が進んでいるのでしょうか?
全国で600台ほど設置されていると言われている固定式オービスは、2019年の間に50ほどが撤去され、さらに2020年でも撤去が進んでいます。
固定式オービス撤去の主な理由
- 設備の老朽化による修復や新設の費用の増大
- 運用費のランニングコスト大のため
- 固定式のため、検挙率の大幅な低下
オービスという言葉の語源は、ラテン語のORBIS(眼)という意味から来ているようです。
固定式オービスに変わり移動式オービスが導入され運用も広まっている
それでは、日本の警察は固定式オービスを撤去して、どうやって速度を取り締まっていこうと考えているのでしょうか?
固定式に変わり、小型で移動できる移動式オービスが増加しています。我々の知らないうちにドンドン採用している都道府県が増え、予算が取り消しになった新潟県、導入発表していない沖縄県、鹿児島県の3県以外は、すでに導入もしくは2021年中に導入となっています。
現時点で100機以上の移動式オービスが全国で稼働していると言われています。今後もドンドン導入数が増えることが予想されます。
移動式オービスの主な種類
- 可搬式 LSM-300:非常に小型で持ち運びができ、さらに精度が高いのが特長です
- 半可搬式 LSM-300HK:数日間無人で撮影できる能力があるタイプです。
- 仮固定式 LSM-100-K:ほとんど動かさない固定式に近いオービスです。
- 可搬式 Sensys MSSS:移動式ノービスの中では、超小型とされ最近増加しているモデルです。
- 仮固定式 Sensys SSS:中型・大型になるオービスです。移動式オービスの先駆けモデルです。
最近の移動式オービスは、レーザー式となっているのが特徴で、非常に精度の高く小型タイプのモデルになっている状況です。
昔ながらのレーダー探知機が役に立たない時代に・・・
引用:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=2482417&word=SUV%E8%BB%8A%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%89%E9%81%95%E5%8F%8D&searchId=532796424
皆さんの中には、車にレーダー探知機を搭載している方もいらっしゃると思います。今回普及しはめている移動オービスは、レーザー式です。そのため従来のレーダー探知機では捉えられません。
また取り締まり速度も探知精度が良くなったこと、速度取り締まり(ネズミ捕り)に移動オービスが使われるようになったことから、15㎞/hオーバー位からでも検挙される可能性が高くなっています。
場合によっては、学校の通学路など狭い道でも行われるケースがあり、どこに移動式オービスが設置されるかわからない以上、未然に防ぐことが難しい状況になってもいます。
皆さん、この移動式オービスにドキドキしているようですね。
もし移動オービスが光ってしまったら???
一般的には、赤色、白色に発光すると言われている移動式オービスが光ってしまった場合は、どのような処理になっていくのでしょうか?
- 2週間から3週間くらいで出頭通知書が届く
- 警察署に出頭する(出頭日時は記載されている)
- 出廷通知を持って簡易裁判所に出廷する(ここで罰金を支払う)
- 免許停止処分講習を受けるか免許停止処分を受ける
大まかにいうと、こういう流れになります。中には3日後に出頭通知書が届いたという方もいますので、移動式オービスを光らせてしまったと感じた方は、非常にドキドキした気持ちになることでしょう。
日頃の運転速度に注意するだけでなく、一般道、高速道問わず標識に書いてある速度を意識することも大事になってくるでしょう。
最新の取締機器にも対応できるレーザー対応型探知機が良い!
現在のパトカーには、移動式オービスと同じようなレーザー式のものが搭載され始めています。ということは、まさに移動しながら撮影できる動くレーザー式オービスということになります。こうなると、非常につらい状況になるのがドライバーさんということですね。
皆さん、レーザーに対応したレーザー対応レーダー探知機を購入し始めているようです。レーダー探知機を愛用している方も一度検討してみるのが良いのではないでしょうか。
レーザー探知機購入だけでなく、制限速度など道路交通法をきちんと守って走行することが一番大事です。
各レーダー探知機メーカーでは、レーザー対応探知機を開発しています。また年度が新しくなるにつれて精度も良くなってきているようです。
そのなかでもレーザーに対する反応は、メーカーによってもさまざまであるといえます。上記動画では、カー用品店などでも販売しているメーカーの製品がどのようにレーザーに反応するかを実験しているようです。
こういったものを参考にしながら商品選びをしてもらうのが良いのではないでしょうか。
まとめ
<最新移動式オービス>レーザー対応探知機って?レーダー探知では対応できない時代に!をまとめると
- 近年の取り締まりでは、最新式のレーザー取り締まり機が使われています。
- 免許停止速度以外の場面でも取り締まり対象になっているケースがあります。
- 探知機を購入する場合は、レーザー探知もできるものを購入すると安心でしょう。
ここでは、レーザー探知機などのお話をしました。普段から安全運転を心がけながらレーザー探知機を補助的に使うのも良いでしょう。