エアコンが効かない車が連発!?エアコンガスについて勉強!

エアコンが効かない車が連発!?エアコンガスについて勉強!
     
   

最近になって、エアコンが効かないという相談が増えていると感じます。確かに季節的には暑い日などに起こることが多いのは事実です。

ただエアコンに関する不具合は、いろいろな状況が考えられると思います。一概にコレ!と判るものに関しては、筆者も対応できるのですが、そうでない場合も多いです。

そして、真空引きをせずにガスチャージングホースでいろいろな情報を得て、システム故障でなければ、ガスチャージ対応していくという「荒業」的な部分もあります。

ここでは、チャージングホースで不具合を診断しながら、エアコンを効くようにするお話をしてみます。

日参キャラバンのエアコンが効かないに対応

引用:筆者撮影画像

今回は、お世話になっている先輩から教えてもらったやり方を復習しながら、きちんとした作業をしていくためにより正確な知識を得られるように作業します。

エアコンガスチャージの基本

チャージは、低圧側でしか行わない

エンジン回転は、1500rpmにする(実は一人作業では大変)

エアコンは、内気循環で最大風量最低温度に設定し、基本は外気30℃(これも難しい)

エアコンガスは上向きで入れ、エアコンオイルは下向きで入れる

  10℃ 15℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃
適正気圧(許容範囲) 0.06
(0.045
~0.08)
0.10
(0.06
~0.13)
0.14
(0.09
~0.18)
0.17
(0.11
~0.22)
0.21
(0.15
~0.25)
0.24
(0.17
~0.28)
0.30
(0.21
~0.34)

温度と圧力の関係はこのようになっています。単位:MPa(メガパスカル)です。

ただこの条件に完全に合致するという状況も少ない気がします。

持っているツールは、ゲージ付きのチャージングホースのみ!

引用:筆者撮影画像

このツールしかないところから、エアコンチャージを問題なく行っていく正確性が求められます。ということは、経験しながら覚えていく必要もありそうです。

はじめの一台は、キャラバンのエアコン点検&補充

引用:筆者撮影画像

当初は、生真面目にグリルを外して作業しようと思ったのですが、下から潜ればすぐにLの配管が出ているのがわかります。

グリルを外さずに作業する方向に変更。時間短縮と破損確立を下げるためです。

引用:筆者撮影画像

下から除くと、このようにHとLが並んでいます。間違えないようにLのみキャップを外します。

引用:筆者撮影画像

チャージングホースを差し込みます。手前にあるステーが邪魔です。もう少しやりやすいようにステーを考えてほしいですね。

引用:筆者撮影画像

エンジンをかける前に、チャージングホースをセットします。

最近多くの作業をして解ってきたのですが、このチャージングホースのメーター表示が、エアコンを作動させない状態で、この位置にあるという事は、たぶんエアコンガスは不足しているだろうと予想します。

たぶん正常の場合は、イエローよりも高いレッド付近に最初は針が振れる印象です。

エアコンガスの状態を点検

引用:筆者撮影画像

エアコンを作動させ、最大風量に切り替えます。エンジン回転を1500rpmに・・・したいところなのですが、一人で行っているとなかなか難しいのが現状です。

そこで仮説を立ててみました。

エンジン回転が低い≒高圧側は圧が少し低めで、低圧側が高め。

エンジン回転が高い≒高圧側は圧が少し高めで、低圧側が低くなる。

これは、あくまでも仮説です。時間があれば検証してみたいと思います。

エアコンガスを注入

動画を自分で撮影しましたが、この作業とてつもなく大変でした(笑)。

動画でも少し解るように、エアコンガスが入ると一瞬圧があがり、少しづつ下がっていきます。これを繰り返してガスをチャージしていきます。

引用:筆者撮影画像

この時点でエアコンガスが、2本+チョット入りました。3本目のガスが入り始めたころからエアコンが効き始めました。本来であれば、もう少しガスを入れたいなと感じるところですが、適正圧まで上がっているのでいったん終了し様子をいます。

かなりガスが減っている状態でしたので、漏れなどがあれば勿体ないのでエアコンが効くことを前提に様子を見ることにしました。

トヨタ デーリーバンのエアコンが効かないを診てみる

引用:筆者撮影画像

2台目のエアコンガスチェックは、トヨタ デーリーバンです。全くエアコンが効かないという事です。チョット不安に感じながらチャージングホースで点検をスタートします。

エンジンをかけずに接続した段階で、、、。これはかなりまずいのではないかという予想です。圧がほぼかかっていない状況です。

なんとなく真空引きを視野にも居れながら作業を進めていきます。

引用:筆者撮影画像

やはり、、、エアコンを作動させるとエアコンガスの圧力がゼロに近い状態にフレてしまっています。現状を持ち主に確認して、ダメもとでガスチャージを行ってみることにします。

引用:筆者撮影画像

エアコンガスを1本(半分残り)入れ針がほとんど上がらず、2本目を入れ針は上がっていくが冷たい風は出ず、3本を入れて大分針があがってきて、最後の方で冷たくなってきました!

もう一本入れたいとも思ったのですが、規定圧になってきていたのでいったん終了し、様子を見ることにしました。やはりガスがこれだけ無くなるという事は、何かしらかの原因があるやもしれません。

無駄にガスを使用するのは避けたいと思います。

エアコンガスチャージホースに関して

筆者は、エアコンガスチャージホースを2種類使用して作業しています。

凄く悩む点は、低圧側の適正圧です。例えば30℃で1500rpmのエンジン回転の場合は、適正圧が0.21
(0.15~0.25)です。ただゲージのブルーのグッドラインは、3.8キロ≒55psiまでブルーなんです。下限は、1.7キロ≒25psiです。

やはり次回は、エンジン回転数と圧力との兼ね合いを検証しないと結論が出ないかなと思いました!

しっかりガスチャージができるようでしたら、自分でやった方がお財布にやさしいかもしれませんね。

まとめ

エアコンが効かない車が続出!?エアコンガスについて勉強をまとめると

  • エアコンガスは、年間に少しづずつは抜けると言われていますが、ガスがほぼなくなるという事は、どこかで抜けている可能性が高いでしょう。
  • エアコンガスをチャージングホースだけで点検し、補充するという事は、エアコンシステムがしっかり稼働しているけれどガスが少ないというときだけと思いましょう。

筆者もエアコンガスチャージをする作業は、今年から本格的に行っています。真空引きのように一度カラにして充填するのであれば、何グラムと判りやすいのですが、補充の場合は、わかりづらい分注意が必要です。

 

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