軽自動車を所有している知り合い3人からまとめて依頼が入りました。それは、最近エンジンオイル交換していないからエンジンオイル交換してほしいとの話でした。
エンジンオイル交換って、「やろう!」と思わないと中々作業できないのかもしれません。今回は、一気に3台まとめてオイル交換してみました。
やると決めて作業したら、3台で1時間くらいで終わりました!軽自動車は、オイル量も少ないのでこまめに交換した方が良いと再認識しました。エンジンオイル交換について解説してみます。
ダイハツマックスのエンジンオイル交換
引用:筆者撮影画像
ダイハツマックスは、エンジンオイル量が、2.1Lです(エレメント込みでも2.3L)。非常に少ないオイル量と思いませんか?
一般的に2.5Lから3.0L前後というオイル量を想定していたのですが、ダイハツのこの手のエンジンは、オイル容量が凄く少ないです。という事は、こまめに交換してあげるのが一番と考えます。
引用:筆者撮影画像
今回は、便利ツールを使用します。オイル注入するのに便利な漏斗です。メーカーごとで若干フィラーキャップが違うので、ダイハツはこの赤いのがピッタリでしたので、この漏斗を使用します。
オイルは、アッシュ10W-30 1L 1700円くらいのものを使用しました。アッシュを軽自動車に堂々と使用しちゃいます!
アッシュは、やはりベースオイル作りから、他社メーカーと異なる点が一番の違いではないでしょうか。一度アッシュオイルを全油脂に使用してみてください。違いがわかると思います。エンジンオイル、ミッションオイル、パワステ、デフ等適合オイルが豊富にあります。
スズキワゴンRのエンジンオイル交換
引用:筆者撮影画像
2台目は、MHワゴンRです。エンジンオイル量は、2.8Lくらいあります。軽自動車といえ、これくらいのオイル容量があると安心ですね。
スズキモデルには、青い漏斗を使用しました。この漏斗は、非常に楽です。オイルの漏れや垂れもなく、作業性が抜群です。
引用:筆者撮影画像
エンジンオイル量をチェックし、上限まではオイルを入れないで、少し下でオイル量を管理しています。もともとオイル上限目いっぱいまで入れるという行為は、だれが推奨したのでしょうか?
オイル量をチェックする際も、本来はメーカーごとで規定があります。
例えばスズキの場合は、エンジンオイル交換して20分以上暖気運転した後に、エンジンを止めてエンジンオイルの量をチェックするとなっています。
かなりエンジンオイルが熱膨張してから、オイル量をチェックします。エンジンが冷えた状態で上限までオイルを入れるという事は、たぶん入れすぎになるという事です。オイルは、足りないのも良くありませんが、入れすぎも問題になります。
もう一台のスズキワゴンRのエンジンオイル交換
引用:筆者撮影画像
もう一台のMHワゴンRのエンジンオイルを交換します。こちらは、ターボモデルです。同じくドレンを緩めて、オイルを抜くのですが、ドレン周りが大分汚いです。ドレンパッキンなどを新しいものに交換しました。
オイル交換するときは、ドレンの状態やオイルパンの状態を確認してあげることが大切です。オイル漏れは、車の調子が悪くなるだけでなく、故障などにも発展します。しっかりチェックしましょう。
エンジンオイルの基本的な交換手順
引用:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB&srt=dlrank&pp=70&pt=C&yclid=YSS.1000904639.EAIaIQobChMIwJfTn6_O8gIVW8EWBR3bugWfEAAYAiAAEgJRFvD_BwE&qt=&p=3
エンジンオイル交換の手順は、そんなに難しい事ではありません。
- エンジンオイルの量を確認する(不足していないかや汚れなど)
- フィラーキャップを開けて、エンジンに不具合が出ていないかチェックする
- ドレンプラグを緩め、古いオイルを抜く
- 30分ほど放置しドレンプラグを締め直し、新しいオイルを既定量入れて終了です。
エンジンオイル交換では、古いエンジンオイルが消費されていないかや漏れていないかなどをチェックしましょう。またフィラーキャップ裏側などをチェックし、水分の混入などがないかも見ておきましょう。
エンジンの調子を確認することも、オイル交換作業で可能です。日頃から作業の流れをルーティン化しておくことで、間違いのないオイル交換作業になります。オイル交換作業を通じて、いろいろな車の状態チェックも行うとよいでしょう。
まとめ
軽自動車のエンジンオイルを3台まとめて交換してみた!
- 3台オイル交換を行っても、一台20分くらいで終了します。ほとんどの時間が、汚れたオイルを抜く時間です。
- しっかり作業する流れができれば、難しい作業ではありません。
軽自動車は、2Lくらいしかエンジンオイルが使用されていないメーカーがあります。オイル量が非常に少ないという事は、過酷な環境であるともいえます。
軽自動車は、比較的常用回転数が高めとなています。こまめにオイル交換すると良いでしょう!