ピックアップトラックにもEVの風！フォードF150ライトニングプロ

フォードは、2022年にEVモデルタイプのピックアップトラックを販売開始する事を発表しました。タフな印象のピックアップトラックでEVという選択をしたのには、世界的なゼロエミッションへの目標もあったと考えます。

EVでありながら、商業ベースでもしっかりと使いこなせるモデルに仕上がっていそうです。ここでは、フォードが開発したEVピックアップモデルであるF150ライトニングプロのエクステリアや内装、パワートレインなどを解説していきます。

1. フォードF150ライトニングプロのエクステリアなど
2. フォードF150ライトニングプロの内装など
3. ラゲッジスペースは、F150ライトニングプロ固有の特長
4. F150ライトニングプロは、商用でしっかり働けるモデル
5. まとめ

フォードF150ライトニングプロのエクステリアなど

引用：https://media.ford.com/content/fordmedia/fna/us/en.relatedmedia.viewmore.image.html/content/fordmedia/fna/us/en/news/2021/05/19/all-electric-ford-f-150-lightning/jcr:content/rightRailPar/relatedmedia.html#

F150ライトニングプロは、フォードFシリーズをしっかりと継承しています。タフなモデルであることをきちんろ主張するディテールです。

ピックアップトラックであるという基本をおさえつつ、EVモデルであることをちゅちょうする部分があります。フロントアからリアにまたがるLEDライトバーや、充電ポートが助手席側フェンダーに備えられています。

フォードF150ライトニングプロの内装など

F150ライトニングプロは、ピックアップトラックの武骨さを感じさせない内装仕上げが最大ポイントです。15.5インチタッチスクリーンが、センターコンソールに鎮座しています。

SYNC 4Aは搭載されたことで、ナチュラル音声制御、クラウド接続されたナビゲーション、サービス提供（Apple CarPlay、Android Auto、統合されたAmazon Alexa、SYNC AppLinkアプリ）へのワイヤレスアクセスが行えます。

そしてインテリアトリムなどは、モダンな雰囲気に仕上げられています。一見するとピックアップモデルとは思わない内装に仕上がっているとのことです。

ラゲッジスペースは、F150ライトニングプロ固有の特長

通常ガソリンモデルのFシリーズには、ボンネット内にエンジンが搭載されています。F150ライトニングプロは、このスペースがラゲッジスペースに置き換えられています。EVだからできた仕様です。

ロック可能なボンネット内では、安全に収納できるスペースがあります。電動開閉システムとなっていて、簡単にアクセスできる専用収納スペースです。

ハイテクメガパワートランクこの広々としたエリアは、400リットル容量or400ポンドのペイロードを可能にしました。これは、機内持ち込み手荷物2個分+チェックバッグ1個、またはゴルフクラブ2セットを収納することが可能です。

Pro Power Onboardでは、メガパワートランクに4つのコンセント、キャビンに2つ、ベッドに2つ、2.4キロワットの容量を標準装備した内蔵AC電源です。これによって、作業で必要な電力も取得可能になります。

F150ライトニングプロは、商用でしっかり働けるモデル

F150ライトニングプロは、商用利用を考えた仕様です。中小企業でも導入しやすい価格に設定されています。39,974ドルからのラインアップです。

標準リチウムイオンバッテリー使用の場合は、最大積載量は2,000ポンド前後となっています。最大で5,000ポンドの牽引能力が可能になります。オプションのMax TrailerTowパッケージを使用すると最大7,700ポンドが可能です。

より多くの電力と牽引が必要な場合は、F-150ライトニングのオプションを利用することでEPA推定300マイルの走行が可能になります。

49,974ドルのモデルを購入した場合は、563psの4×4パワートレインが搭載されたモデルになります。80アンペアのFordCharge Station Proが利用でき、付属のオンボードデュアル充電器と組み合わせると、バッテリーに優しいAC電源を使用して手頃なレベル2の夜間充電が可能です。高価なDC電源を設置する必要もなくなります。

さらにオプションMaxTrailer Tow Packageを装備することで、最大けん引が10,000ポンドまで可能になります。