車を大事にしている方の中には、路面に一番近い下廻り塗装が重要であることに気付いてい要る人も多いでしょう。実際に下廻り塗装を行うことは、車を錆から守るうえで非常に重要なことです。
車の下回りは、案外鉄部分がむき出しになっている個所が多いと思います。さらに雨や塩分などが直に付着する場所でもあります。
ここでは、防錆塗装を実際に行いながら車の錆についてのお話をしていきます。
車は錆びる乗り物!
着々と付いていい感じ
車高低くないけど
エンジン ミッション上げ前回出来なかった ブッシュ交換
他にもちょこちょこ下回り錆凄いでしょ笑 pic.twitter.com/2VbMdHFItS
— みるくぷりん (@aboutcrazy95) January 18, 2021
車は、使用環境などによって錆びてしまう乗り物です。それは、車は鉄素材を使用しているからです。特に国産車では、足回りなども鉄素材が使用されています。
鉄は、空気や水、そして泥などによって化学反応をおこし錆となります。鉄素材は、錆びなどによって車の状態を悪化させ、最悪の場合走行不能になることもあり得ます。
上記の画像にもあるように、フロア全体が錆びてしまう現象や、マフラーが朽ちてしまう場合、足回りに錆がまわりブレーキパーツが故障なんてこともあります。
クルマが錆びる原因って?
山中湖周辺寒すぎるし道路に塩カルが撒かれてる。車の下回り錆るうううう pic.twitter.com/PBgfdOAi0Q
— カキセラ△ (@4GO_gts) November 18, 2017
クルマが錆びる原因は、いくつかあります。下記にご紹介します。
- 雪国を中心に走行する方
- 高速道路で、いろいろな地方を多く利用する方
- 海岸沿いに住んでいる方
- 海水浴や海キャンプなどによく行く方
- 台風の通り道に住んでいる方
などが挙げられます。
これは、あくまでも一例です。車を所有する以上は錆びる可能性の高い乗り物であると考えた方が良いでしょう。またヨーロッパ車などは、錆びづらいと言われています。それは、使用されている素材がアルミ中心であったりすることから、錆びにくい作りになっている素材を多く使用しているからです。
一般的な国産車では、どうしても鉄素材(鋼板)が多用されていることから錆が発生しやすい状況となっています。こういった状況になる前に防錆塗装をすることは、非常に大切という事になります。
車が錆で大変な状態になる前に防錆塗装!
引用:筆者撮影画像
防錆塗料には、いろいろな種類があります。有名な所では、ノックスドール、塩害ガード、エンドックスなどがあります。いろいろな商品が販売されていて悩んでしまいます。
筆者は、いままでエンドックスと言う防錆剤を愛用していました。それは、先輩の社長が愛用していて、実績があったからです。今回もエンドックスを使用することも考えましたが、あえて違う防錆塗料を使用してみることにしました。
今回使用した防錆塗料は、デニトロールという塗料です。タフコートの施工店保証が付帯しないバージョンの塗料となります。
施行していただくショップと数度打ち合わせをし、エンドックス以上に被膜効果があるというお話から、デニトロールを使用することにしました。
今回依頼したショップのおおよその価格は、
軽自動車で、20,000円
普通車で、25,000円
大型車で30,000円前後とのことです。
筆者は、フロアまでだけでなく、もう少し細部まで塗装してもらうことを依頼しました。大型車で40,000円の施工料金でした。ただ一般的な大型車の場合は、70,000円前後かかることが多いです。また中古車の場合は、もっと費用が掛かることもあるようです。非常に良心的なショップと思います。
引用:筆者撮影画像
防錆塗料が塗布されてはならないところをしっかりとマスキング処理していきます。この作業は意外に重要です。時間をかけて作業しましょう。
引用:筆者撮影画像
筆者は、この車を本州から中古車で購入しました。本州の場合は、シャーシブラックと言えば、デフやアクスル関係などに塗装することが一般的なようです。
マフラーなどは、防錆塗料を塗布しない方が良いパーツです。ここには、シルバーまたはブラックの耐熱塗料を施工するのが良いでしょう。
引用:筆者撮影画像
防錆塗料を施工した後の画像です。筆者在住の地域は、雪深い地域になります。こういう場合は、フロア全体を防錆塗装し錆から守るのが一番良いでしょう。
引用:筆者撮影画像
タイヤハウスなどもインナーカバーを外して施工します。サビやすいフェンダー部分などにもしっかりと塗料を塗布することで錆から守るようにします。
引用:筆者撮影画像
回転するようなパーツには、防錆塗装は行わないのが一般的です。またエンジンオイルパンやミッションオイルパンなどにも基本的には塗布しないことが多いです。
この車の場合は、エンジンやミッションには、アンダーカバーが取り付けられます。比較的錆びづらい状況になるといえます。
防錆塗装での注意点
- 新車時に施工すると、非常にお安くできることが多いです。
- 中古車の場合は、錆びや汚れの状態によって価格変動があります。なるべく錆びていないうちに施工するのが良いでしょう。
- 防錆塗料は、いろいろなメーカーが販売しています。いろいろな情報から自分に合った商品を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
下廻りを防錆塗装する理由や効果は?実際に塗装してみる!をまとめると
住んでいる地域によっては、新車でも数年で酷い錆になる場合があります。また海風などは、下廻りだけでなく、フェンダーの内側やドア内部などにも錆を発生させることがあります。
錆びてしまい、愛車がガッカリとならないようにするためには、早い段階で防錆塗装をするのが良いでしょう