2022年4月21日にスズキから新型エスクードが販売開始になりました。同モデルは、ヨーロッパ製造の逆輸入日本車といえます。
今回のモデルチェンジで一番大きい目玉は、パワートレインが変更になった点と考えます。ここでは、変更になったパワートレインを中心に、エクステリアや内装部分などにも触れていきたいと思います。
新型エスクードで一番の目玉となるパワートレインのアップデートは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/
エスクードのモデルチェンジ最大の目玉は、やはりエンジン規格の変更ではないかと考えます。1.4L水冷直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンから大きく舵を振りました。
新型エスクードでは、1.5L水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーターのハイブリッドシステムになりました。エンジン排気量が1.5Lにパワーアップし、さらにハイブリッドでアシストすることで強力なユニットに更新されています。燃費性能は、16㎞/Lから19.6㎞/Lまで高められ、環境負荷にも優しくお財布にも優しいモデルに進化したといえます。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/performance_eco/
エスクードは、もともと悪路などの走行も得意なクロスカントリーモデルでした。そのためエスクードのアップデートが行われた際に走行性能アップも行われています。
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ハイブリッドシステムになっても、オールグリップシステムが連動するように設計されています。オートモード、スポーツモード、スノー/ロックモードがあります。
また今回大きく変更されたシステムがあります。今まで6速オートマであったミッションが、6速AGS(オートギヤシフト)に変更されています。スズキ独自のミッションといえます。
新型エスクードのエクステリアは?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/
今回のエスクードモデルチェンジは、大幅なマイナーチェンジと考えます。大幅と言うのは、パワートレインの変更があったからです。
エクステリア変更としては、ヘッドライトとアルミホイールの意匠変更が行われているという状況です。
エクステリアカラーは、
- スフィアブルーパール グレー2トーンルーフ
- アイスグレーイッシュブルーメタリック ブラック2トーンルーフ
- サバンナアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ
- ギャラクティックグレーメタリック
- コスミックブラックパールメタリック
- クールホワイトパール
が用意されています。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/styling/
ヘッドランプの意匠変更は、ハイビーム時にもLEDとなるようにアップデートが施されていたのに併せての変更と考えます。
新型エスクードの内装は?
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/interior/
エスクードは、今回ストロングハイブリッドモデルに進化して登場です。そのためマルチインフォメーション関連システムも大きく表示内容が変更され進化しているといえます。またオーナメント関連がサテンメッキ調に更新されています。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/escudo/interior/
エスクードは、もともとヨーロッパの人に合わせた車つくりです。車内は、長身の人でも乗れるような工夫が行われていたり、シートの質感が高められたりしています。
一定の基準以上の車内空間に仕上げていると考えます。日本に持ち込まれてもセグメント的に遜色ない仕上がりだと感じられるでしょう。
新型エスクードの車両価格は?
新型エスクードは、ハンガリーで製造されています。日本へ輸入されてきて納車されるモデルです。こういった逆輸入と言う形から、エスクードのグレードはワングレードになっています。
車両価格は、2,970,000円です。
車両価格が値上がりしている現在では、ハイブリッドシステムになるとかなり高額になるのですが、300万円を切った価格はスズキの狙いであると考えます。
年間販売台数目標が、1200台ということで希少性が高いモデルにもなりそうです。
新型エスクードの納期は?
新型エスクードは、逆輸入車です。そしてこういったケースの場合は、生産拠点からの割り当てで船積みされます。現在のところ、ハンガリーから製造遅れや割り当て不足と言うのは起きていないと考えます。
オーダーしたら3か月から6か月くらいで納車されるのではないでしょうか。
まとめ
スズキから新型「エスクード」が登場!パワートレインが変更に!をまとめると
- 新型エスクードのモデルチェンジでは、エンジンユニット変更が一番の目玉であるといえます。
- ミッションの変更も今回注目できる部分といえます。
筆者が仕入れた情報では、日本のカーメーカーの中でスズキの燃費向上が少し遅れているとの指摘が国からあったように思います。少しでも燃費向上するように、エスクードにハイブリッドを載せたのではないでしょうか。