進化した三菱アウトランダーPHEVを検証！デザインから安全性

現行型アウトランダーPHEVは、昨年末に販売開始になっています。そして三菱は、PHEV部門の販売台数が2021年度国内一位と言う結果でした。エクリプスクロスとアウトランダーのPHEVモデル合算で一位となっています。

三菱アウトランダーPHEVは、どのような評価を受けて、PHEV部門をけん引しているのでしょうか？ここでは、アウトランダーPHEVモデルを多方面から検証していき、デザイン性・安全性などを解説してみます。

1. 進化したアウトランダーの特徴点（技術）
2. アウトランダーPHEVの車内空間進化
3. アウトランダーPHEVの4WD性能は？
4. アウトランダーPHEVの安全性能は？
5. アウトランダーPHEVの車両価格は？
6. まとめ

進化したアウトランダーの特徴点（技術）

進化したアウトランダーPHEVは、先代モデルを所有しているユーザーなどからの声を反映させて作っている点が一番のポイントです。

現在のユーザーが、より良いモデルとなったアウトランダーPHEVを引き続き購入し、さらにその良さを周りに広めてくれるという、非常にシンプルながらもメーカーとして大事な部分を基幹に開発しています。走行進化としては、走り出しがスーッとして、さらに滑らかに且つ力強く加速する事でした。

車の基本性能部分をアップデートしていくことから、多くのパーツで更新や改良がおこなわれ、さらに新開発パーツもふんだんに採用しています。

エクステリアでは、ダイナミックすーるどデザインによる力強さとキャラクター感を押しだしています。エクステリアからーは、2トーンカラーとモノトーンカラーの2構成されています。

ホワイトダイヤモンド×ブラックマイカ
ブラックダイヤモンド×ディープブロンズメタリック
ホワイトダイヤモンド
レッドダイヤモンド
ブラックダイヤモンド
コズミックブルーマイカ
ディープブロンズメタリック
スターリングシルバーメタリック
チタニウムグレーメタリック
ブラックマイカ

デザイン性が認められ、iFデザインアワード2022を受賞しました。

アウトランダーPHEVの車内空間進化

先代モデルと比較して、全長と全高は、少ない拡大幅なのに対して、ホイールベースなどは大幅に拡大しています。これによってゆとりのある3列シートが達成されています。

1000㎞の航続距離を確保することを目標にした分、バッテリー配置などには苦労がうかがえます。バッテリーを配置しても、セカンドシートを犠牲にすることなく、ゆとりのある乗降が可能になっています。

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— 美甘　章雄 (@nishiarai43) July 2, 2022

インテリアの特長は、インパネラインを水平基調にすることで、広々とした空間を演出しています。設計によってゆとりあのある空間を作り、視覚でもゆとり感を演出しています。

アウトランダーPHEVの4WD性能は？

前後のモーターで常に4輪の駆動力を最適制御するS-AWCでは、思いのまま操縦できることと、抜群な安定性を可能にしています。新開発したプラットフォームとツインモーターによって、力強い走行性能が与えられて、それを安定的に制御する技術が組み込まれています。

こういった技術の集合で、他モデルでは余りない多くのモード走行が可能になっています。

NORMALモード（通常）
POWERモード（直進加速で使用）
ECOモード（環境・経済性の高い使用）
TARMACモード（乾燥路で使用）
GRAVELモード（未舗装路や濡れた路面で使用）
SNOWモード（雪道や凍結路で使用）
MUDモード（泥濘や深雪で使用）

『アウトランダーPHEV「開発者の想い」シリーズ』世良耕太のときどきF1その他いろいろな日..｜https://t.co/8iLcDglaqr

— 世良耕太 (@serakota) July 2, 2022

アウトランダーPHEVの安全性能は？

アウトランダーPHEVは、サポカーSワイド対象車です。

衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]は、歩行者・自転車運転者検知付
踏み間違い衝突防止アシスト［EAPM］搭載
車線逸脱警報システム[LDW]搭載
アダプティブLEDヘッドライト［ALH］を搭載

この他、レーダークルーズコントロールシステム[ACC]・車線維持支援機能［LKA］・標識認識システム[TSR]・ふらつき警報[DAA]・前方衝突予測警報[PFCW]・車線逸脱警報システム［LDW］&車線逸脱防止支援機能［LDP］・後退時車両検知警報システム［RCTA］などが搭載され、最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞しました。