三菱は、新型モデルとなるデリカミニを2022年11月に初公開しました。同モデルは、東京オートサロン2023年に出品予定となっています。そして2023年の夏ごろから販売開始になる予定です。
三菱は、現在デリカD:5、デリカD:2、eKクロスなどデリカの兄弟となるようなモデルをラインアップしています。ただ、名称を近くしたり、ディテールを寄せたモデルが多いと考えます。今回の新型は、デリカミニという完全兄弟モデルとなりそうです。
ここでは、新型デリカの概要から、デザイン、内装などについて解説してみます。
三菱 新型デリカミニの概要など
引用:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5661.html
デリカミニは、昨今販売されているタントファンクロス、スペーシアギアなどのライバルモデルとして、企画・設計されたと考えます。しかもデリカという名称をつけることで、ワンランク上のモデルへ昇格させていると考えます。
DAILY ADVENTURE(毎日の冒険)というコンセプトワードをテーマにして、SUVらしいディテールを与えています。軽スーパーハイトワゴン+走破性能という両立しづらいモデルをうまく融合させているといえるでしょう。
三菱 新型デリカミニのエクステリアなど
引用:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5661.html
デリカミニは、ダイナミックシールドデザインとして描かれたモデルです。フロントビューでは、ヘッドライトデザインがユニークです。四角のディテールから想像できない柔らかい印象の顔になります。
デリカミニ 仮グレード表
グレード名 | 排気量 | 駆動方式 | 価格 |
M | 659cc | FF | 1,665,500円 |
G | 659cc | FF | 1,781,000円 |
M | 659cc | フルタイム4WD | 1,797,500円 |
T | 659cc | FF | 1,869,000円 |
G | 659cc | フルタイム4WD | 1,913,000円 |
T | 659cc | フルタイム4WD | 2,001,000円 |
現段階では、どういったグレード体系になるかなどの詳細がはっきり出ていないので、下記の件に関しては筆者の想像となります。
三菱 新型デリカミニのカラーリングは?
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special/teaser/
デリカミニで公開されている情報の中で確かなものは、エクステリアカラーです。三菱では、このエクステリアカラーによって、デリカミニを特徴付けたいと云う事でしょう。
上記のように期待を込めて、すでにカラー配色をデザインしている人もいるようです。
三菱 デリカの歴史について
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special/teaser/
1968年からデリカトラック(600㎏)が登場しました。これは、マツダボンゴなど他社競合モデルに対して三菱が開発したといえます。翌年には、カーゴモデルも販売開始になりました。初代モデルとなります。
二代目モデルは、1979年から販売開始になっています。同モデルから国内向けと海外向けで、名称・仕様を変えて製造しているようです。中でもデリカトラックは、1994年まで製造・販売していました。
三代目デリカバンは、1986年から販売がスタートしています。筆者は、このころからのデリカが非常に人気があったと思います。
その後デリカスターワゴンの後継モデルとして、デリカスペースギアが登場しました。1994年から製造販売されています。そして現在は、2007年からデリカD:5が現行型として登場しています。
デリカD:5は、マイナーチェンジが施され、かなりイカツいというフロントフェイスになっています。この現行型デリカD:5をモチーフにしたモデルがeKクロスなどで展開されています。
まとめ
三菱が新型モデル「デリカミニ」を公開!!!をまとめると
デリカミニは、現在展開されているタントファンクロスやスペーシアギアの対抗モデルであると考えます。
来年販売開始になるまでのあいだ、宣伝を多く行うことで、予約製造をしっかり進めていくと考えます。今後のデリカミニの動向が気になります。