トヨタ・プリウス20周年記念!プリウスの歴史と、その燃費性能を振り返ろう

トヨタ・プリウス20周年記念!プリウスの歴史と、その燃費性能を振り返ろう
     
   

現行プリウスの実燃費ってどれくらいなの?

photo by トヨタ自動車株式会社

プリウスといえば、その圧倒的な燃費性能が大きな特徴としてまず思い浮かびます。現行の4代目プリウスも40.8km/L(JC08モード燃費)を記録しており、ガソリン仕様車ではNo.1となる低燃費性能を誇るクルマです。

しかしながら、プリウスのカタログ上での燃費と、実際に街中を走行した場合の燃費で数字が少々異なります。実際の燃費はどれくらいなのでしょうか?

一般的にカタログ燃費と比べて、街中での燃費性能はおおよそ60%、高速などでは80%程度の数値となると言われています。また、カタログで40.8km/Lとうたっているのは一番最低グレードの「E」グレードのみ。Eグレードは商用展開のグレードのため、現実として考えるならその他のグレードの37.2km/Lを基準として考えた方が良いでしょう。

つまり、37.2km/Lの60~80%ですので、実燃費は約22.3~29.8km/Lとなります。カタログの数値と大きくかけ離れているため、驚かれるかもしれませんが、数値としては比較的妥当です。

プリウスの燃費をより良くするためには乗り方にコツが存在します。それはなるべくEV走行を心掛けることです。走り始めの加速時はアクセルを踏み込んでバッテリーを温存し、不要なブレーキを避けて走行速度を保つだけでも効果があります。また、プリウスは前面のディスプレイでエコ運転できているか教えてくれますので、運転の支障にならない程度にディスプレイをこまめにチェックすると良いでしょう。

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