いまやカーオーディオに並んで、車の必需品となりつつあるバックモニター。
大型車はもちろん、最近では小型車へ搭載される機会もおおくなって新車購入時には約8割のユーザーが取り付けを希望すると言われすまでになりました。
バック時に見えない場所が見えるのは安全面でも大変重要で、高齢の運転手や初心運転者には非常いありがたい機能です。
今回はそんなバックモニターの種類や取付方法など、いろいろな観点からバックモニター(バックカメラ)についてご紹介します。
バックモニター(バックカメラ)の後付けはどんな車にも可能?
先ほどご紹介したように、最近の新車にはほとんどの場合オプションとしてバックモニター(バックカメラ)が設定可能のです。
では、バックモニター(バックカメラ)は、どんな車にも後付け可能なのでしょうか?
答えは「No」です。
ただし、それは何も手を加えない場合には車種によっては取り付けが制限されるとの意味で、実際にはほぼすべての車種に取り付けが可能となっています。
バックモニター(バックカメラ)は、用途こそ同じで様々な種類の製品が発売となっていますので、取り付け箇所の制限などの問題も解決してくれるものが、販売されています。
ただし、車両の全長に大きな変化を及ぼすような取り付けや、視界を一定以上遮るようなモニターの設置も法律によって禁止されていますので、その点には注意が必要です。
では、ここからは実際に発売されているバックモニター(カメラ)について、特徴や性能をご紹介していきます。
バックモニター(バックカメラ)の人気メーカーのおすすめ製品
現在、国内のバックモニター(バックカメラ)市場ではカーオーディオメーカー大手6社が凌ぎをけづっている状況です。
これはバックモニター(バックカメラ)がオーディオやナビと連動していることが多いことに関係しています。
ここではそんな大手6社のバックモニター(バックカメラ)についてご紹介します。
それぞれのメーカーの主力製品の比較は下記の表のようになっています。
メーカー | 型式 | 価格 | カメラ性能 | その他の機能 |
パナソニック | CY-RC90KD | オープン価格 | 31万画素・CMOS | カーナビと連動可 |
参考URL | https://panasonic.jp/car/navi/products/camera/CY-RC90KD.html | |||
パイオニア | ND-BC8 | ¥13,000 | 31万画素・CMOS | カーナビと連動可 |
参考URL | https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/system_up/navi/nd-bc8/ | |||
アルパイン | HCE-C200RD | ¥23,200 | 120万画素・CMOS | カーナビと連動可 |
参考URL | https://www.alpine.co.jp/products/camera/HCE-C2000RD?tabs=spec | |||
ケンウッド | CMOS-C230 | オープン価格 | 33万画素・CMOS | カーナビと連動可 |
参考URL | https://www.kenwood.com/jp/products/car_audio/option/camera/ | |||
イクリプス | BEC113 | オープン価格 | 31万画素・CMOS | カーナビと連動可 |
参考URL | https://kakaku.com/item/K0000586470/ | |||
クラリオン | CC-6300A | オープン価格 | 30万画素・CMOC | カーナビと連動可 |
参考URL | https://www.clarion.com/jp/ja/products-business/camera/CC-6300A/index.html |
それぞれに特徴のある機種がそろっていますので、しっかり吟味してお気に入りの1台を見つけてください。
特に、各社ともカーナビとの連動には力を入れていますのでご自身のお使いのカーナビと合わせて検討するのがいいでしょう
バックモニター(バックカメラ)の取り付け方や工賃は?
それではお気に入りの1台が見つかったところで、今度は取り付けに関してです。
バックモニター(バックカメラ)の取り付けについて、注意点や作業を依頼した場合の工賃などについてもご紹介していきます。
バックモニター(バックカメラ)はDIYで取り付け可能?
まず、購入したバックモニターをもっとも安く取り付けられる方法はDIYです。
「Do It Yourself」の示す通り、ご自身で取り付けを行う訳ですから工賃はかかりません。しかし、そんなに簡単に取り付けができるものなのでしょうか?
さすがに、誰でもが簡単にとりつけられるといった品物ではありません。
ある程度の車や電気に関する知識がないと、せっかく購入したバックモニター(バックカメラ)を使う前から壊してしまう可能性もありますので、正直車に詳しい方以外のDIYでの取り付けはおすすめしません。
それでも、どうしてもご自身での取り付けを考えるのであれば、下記のサイトを参考にしてみてください。
このサイトの中で出てくる用語や表現が簡単に理解できないようであれば、取り付けは難しと思います。
バックモニター(バックカメラ)の取り付け工賃相場は?
引用:マーケットピア
それでは、購入したカー用品店などで取り付けを依頼した場合の費用はどのくらいかかるのでしょうか?
先ほどもお話しした通り、現在では様々なバックモニターやバックカメラが発売となっています。そのため取付工賃に関しても機種や取付を行う車によって金額は大きく違ってきます。
参考程度ですが、大手カー用品店2社(オートバックス・イエローハット)のHPに記載されている、バックモニター(バックカメラ)の取り付け工賃をご紹介します。
「オートバックス」 作業時間 60分~ 工賃 10000~
「イエローハット」 作業時間 60分~ 工賃 11000~
両社共に、最低でも60分程度は必要な作業としてHPでも紹介されています。機種によっては配線が複雑であったりカーナビとの連動が必要になったりと、作業時間も工賃もその都度変わってしまいます。
カー用品店に作業を依頼する場合には、事前にしっかりと見積もりをとり時間に余裕をもっておきましょう。
バックモニター(バックカメラ)が映らない時などの対処方法は?
せっかく取り付けした「バックモニター(バックカメラ)が映らない」そんなトラブルの時原因と対処法についてもご紹介します。
原因によっては専門店での修理が必要な場合もあります。
症状 「モニターに映る画像が暗い、または白っぽくなる」
原因 カメラ部分の故障・カメラへの汚れの付着
対策 まずは、レンズ部分を柔らかい布でふき取って汚れを落としてみる。バックモニター(バックカメラ)ほどうしても一日中、屋外の環境にさらされていますので、故障しやすい部品の一つです
症状 「そもそもバックモニターが作動しない」
原因 車がバックギアに入っていることを検知できていない
対策 車とバックモニター(バックカメラ)を連動させるために必要な、バック信号を検知できるように配線をやり直す
症状 「夜間の性能が劣化する」
原因 レンズの受光部の劣化
対策 カメラのレンズを交換する(この場合はカメラ全体の交換となる場合がほとんどです)
まとめ
いかがでしたか?バックモニター(カメラ)といっても様々な種類があります
最近はナビとの連動が当たり前になっていますので、バックモニターの取り付けを考える際にはナビとの相性についてもしっかりと検討してください。