ある日の朝、知り合いからお電話を頂きました。「昨年購入したランクルのイメチェンをしたい」との相談でした。
とりあえず購入したランクルを拝見してみることにしました。ここでは、ランクル100(シグナス)のフロントとリアをイメチェン&アップデートすることで、印象が結構変わるというお話をします。
ランクル100 シグナスの情報
引用:筆者撮影画像
- 昨年中古で220万円で購入したランクル100 シグナス
- 平成16年式
- 走行距離は、88,000㎞
- カラーは、ブラック&グレーツートン
- 燃料は、ハイオクガソリン
- 8人乗り
- 全長×全幅×全高=4,890×1,940×1,890mm
- 最高出力=235ps/4800rpm
- 最大トルク=43.0kg・m/3600rpm
- 水冷V型8気筒DOHC 4663cc
マフラーが交換されていて、低音重視なサウンドを奏でています。そのほかエアロなどの装備は行われていないモデルですが、風格はやはり高級車と言えるレベルであると思います。
今回は、このランクル100 シグナスのフロントライトとリアライトを少しイメチェンして高級感もアップさせてみようとなりました。
フロントのメッキリング取り付け
引用:筆者撮影画像
フロントは、普通のランクル100と違いヘッドライトが2つに分かれています。メッキリングもそれに合わせて2つ必要になります。
購入したメッキリングは、某通販ショップで8,000円とのことです。
それでは、取り付け方法をご説明!
- まず、ヘッドライトの表面をきれいに清掃します。特に貼り付けられる角の部分には、ほこりや砂汚れなどが多くついているので、入念に行いましょう。
- メッキリングとヘッドライトを仮合わせします。これは、きちんと取り付けできるかを確認するためです。この時点で、取り付けしてもきちんと合わない場合は、購入したところに確認しましょう。
- メッキリングは、通常両面テープで貼ります。気温が低い時期には粘着力が低くなるので、温めてから貼り付けましょう。
- 両面テープは、3Ⅿ製などのものであれば問題ないと思いますが、海外製の粘着の弱そうなものが付いていたら、面倒でもしっかりしたものに交換した方が良いです。
- メッキリングを取り付けし、終了です!
フロントのメッキリング施工完成!
引用:筆者撮影画像
今回は、ヘッドライトとの仮合わせも良好で、両面テープも3Ⅿ製のしっかりした物でしたので、少し温めて取り付けするだけで大丈夫でした。
ヘッドライト表面は、結構汚れていたので、綺麗にするのに10分くらいかかりました。メッキリング取り付けは、4か所で大体15分くらいです。ヘッドライト掃除を含めても合計30分かからなかったと思います。
フロントビュー
引用:筆者撮影画像
メッキリングのついていない時とついている時で、顔つきが変わったと周りで見ている人も思ってくれたようです。なんとなく「ヌボーっと」していたフロント部分が、シャープな印象に変わったと思います。
シグナスのヘッドライトは、少しブルーグリーンみたいなカラーがついています。このカラーもメッキリングにピッタリな雰囲気になっています。
フロントのつぎは、リアをアップデート
引用:筆者撮影画像
次は、リアのイメチェンです。基本的な施工手順はフロントと同様です。リアのパーツが、フロントを施工した2日後に届いたので、リアは外で施工した作業風景になります。
引用:筆者撮影画像
リアも高級感はすごくあるのですが、大きい車だけに少し「ボテっと」しています。これをこれからイメチェンしていきます。
引用:筆者撮影画像
リアのメッキリングも、フロント同様にシグナスやガソリンモデルは、片側2灯式になっています。左右各2個のメッキリングが装着されます。
リアのメッキリングは、11,000とのことです。
※注意・・・外で作業を行う際は、風のないときに作業しましょう。作業途中で砂埃などがついてしまったら、せっかくのイメチェンも台無しになります。
引用:筆者撮影画像
リアのメッキリング施工は、ライトの清掃が20分(フロントよりも凹凸が多く時間がかかります)、取り付けが15分で合計35分ほどで終了しました。
リアの出来栄えは、フロントよりも評価が高かったように思います。非常にシャープな印象に変わったと、オーナーも周りも喜んでいました。
そもそも新車では、600万円近くする車です。パーツ自体も高いものが多い中で、フロント&リアのイメチェンを20,000円位でできるようであれば試してみる価値ありではないでしょうか。
さらにリアをイメチェンするため、リアスポイラーを取り付け
引用:筆者撮影画像
すっきりとしたルーフデザインのランクルなのですが、若干味気ないとオーナーは思っていたようです。本来ならば純正のリアスポイラーが良いのですが、在庫がすでに欠品状態となっていました。
このため、フィッティングに心配はありましたが、社外のリアスポイラーを調達しました。価格は、某インターネットで、16,000円位とのことです。材質は、ABS樹脂製。
ピアノブラックに塗装されていたのでそのまま取り付けすることにしました。
引用:筆者撮影画像
取り付け手順は、
- インナートリムを外します。
- 純正のハイマウントストップランプを外します。
- 社外リアスポイラーのフィッティングを確認します。かなりフィッティングには難あり。
- フィッティングをよくするために、穴を広げたり、浮いてしまうところに目立たなく緩衝材を入れたり。
- リアスポイラーの取り付けを行う
- 元通りにパーツを組み込んで、終了。
とにかくフィッティングは、予想通り非常に悪い状態でした。取付穴の場所が合わなかったり、ピッタリするはずの場所が浮いていたりと、こういった部分を加工するのに時間が大変かかりました。2時間を要しました。
引用:筆者撮影画像
何とか取り付けを完了させました。リアビューにアクセントが入り、オーナーも納得したようです。付録として記事にしたのですが、じつはこのリアウィングの作業が一番大変でした。
まとめ
簡単作業!ランクル100シグナスのフロント&リアをイメチェン!をまとめると
- 新車で600万円近くする車のイメチェンが、20,000円くらいでできるのは、費用対効果が高いでしょう。
- フロントとリアをイメチェンするのに1時間くらいで終わります。
- メッキリング取り付けの際には、ライトをキレイにすることと両面テープに注意しましょう。
- シグナスの高級感にシャープ感がプラスできるアイテムです。
今回は、ランクル100 シグナスのイメチェンについてお話ししました。オーナーさんだけでなく周りの人の多くが、「イメージ変わるね」と喜んでくれました。同モデルだけでなく他の車種でもメッキリングは、販売されています。皆さんのお車にも施工してみては、いかがでしょうか!