とある雨の日のことです。何気なくリアワイパーを動かしたら、「ガガガガッ」・「グググッ」というような音が発生しるではないですか!?そして随分リアガラス両端のふき取りムラが多くなっていることを発見してしまいました。
ここでは、ワイパーのひび割れや劣化って重大な問題であることを解説します。
リアワイパーを覗いてみて・・・
引用:筆者撮影画像
筆者のリアワイパーは、最近多くなってきたリア専用ワイパー樹脂製というのが使用されています。
リアワイパーの種類
- 一般的なUフックタイプのリアワイパー(少し昔)
- 取り付け部分が、Aタイプの樹脂製ワイパー(最近)
- 取り付け部分が、Bタイプの樹脂製ワイパー(ごく最近)
エアロ形状になっているこのリアワイパーは、上からチョコっと除いた段階では、特に異常はないように感じてしまいました。しかもつい1か月前に、スノーワイパーから夏ワイパーに変えた際にも異常がなかったです。
24ヶ月点検の書類等の最終確認点検をする。前面右側のワイパーゴム不良急きょ購入して来る、車検ステッカーを綺麗に剥がすのが難しい。この車は15年前に購入で走行距離は3万7千km、前回車検より2千2百kmと少ない、軽トラは5年前購入で走行距離は4万kmで追い越した。明日は約1時間掛けて検査場に行く。 pic.twitter.com/7nt1ENZnan
— 蘭蜂岩&藤ちゃん (@ran_beekenanrei) February 18, 2021
ワイパーゴム不良やふき取り不良は、継続車検検査で落ちてしまいます。慌てて購入することにならないようにしたいですね。
持ち上げて確認してみると・・・
引用:筆者撮影画像
持ち上げて見ていくと、、、アレ!?両端が切れてしまっているではないですか。これなら上下のふき取りが悪くなるのは当然ですね。しかも変な音がするもの必然です。
取り外してみて状況を確認
引用:筆者撮影画像
ものの見事に両端がすごい状態になっています。これでは、ふき取らないわけです。
比較的早い段階でこの状況に気づいたので良かったのですが、もしこれを放置した場合はどうなるのでしょうか?
ワイパーのゴム部分には、ゴムを支える金属が入っています。これが外れるとガラスに当たり、リアガラスが傷つくことになります。傷がついてしまうとガラスは交換するよりほかなくなります。
ワイパー1本でガラス破損ということにもなります。高額な修理になる前にきちんと交換する事が望ましいでしょう。
ワイパーゴムの購入
引用:筆者撮影画像
とにかく現在使用している夏ワイパーの状態が確認できたところで、早急な交換が必要であると感じました。早々に交換パーツを購入しないと始まりません。
今回は、ワイパーゴムだけを購入し交換してしまうことにしました。その理由は、、、。
- リアワイパーなので非常に長さが短いという点
- リアワイパーは、専用樹脂タイプなのでワイパー全体を交換すると高くなる点
ワイパーゴムは近所のホームセンターで購入しました。税込み750円くらいでした。ワイパーまるごと交換する場合は、1,400円くらいであったと思います。
購入の際は、きちんと適合確認をしてから購入しましょう。取り付け段階で合わないということを防ぐために、しっかり適合するものを購入しないとなりません。
ゴム部分の交換だけもできますが、ワイパー本体も紫外線やその他で劣化が進みます。ワイパーゴムだけを交換してふき取りが改善しなければ、ワイパ本体丸ごと交換した方が良いでしょう。
ワイパーゴムの交換手順
引用:筆者撮影画像
古いワイパーゴムを外していきます。外す際は、ストッパーが付いている部分を持ち上げながら行うようにします。物の1分で取り外しができます。
引用:筆者撮影画像
外した後にワイパー本体に異常がないかを再度チェックします。外すときに無理な作業をしてしまい、樹脂が破損してしまうことも在るからです。ここで異常がある場合は、ワイパー本体の買いなおしという結果になります。
筆者のワイパーは、特に異常はない状況でした。
引用:筆者撮影画像
新しいワイパーを取り付けしていきます。そんなに難しくない作業ですので落ち着いて作業しましょう。1~2分もあれば終了します。
ワイパーゴムは、メーカーにより違いがあります。またワイパー形状の違いで取り外しなどの方法が違います。注意しましょう。
引用:筆者撮影画像
ワイパーをワイパーアームに装着します。筆者の独断で、新品のワイパーゴムには、ワイパーとワイパーの骨(金属)のパーツがバラバラにならないようにするための小物パーツが付属しています。
折角のパーツなので何か利用できないかと思い、ワイパーの両端にそのままつけてみました。これが、ふき取りにプラスアルファになるか検討してみたいです。後日検討した結果、特に変化がないので取り外してしまいました。
ワイパー交換手順のおさらい
- ワイパーアームを持ちあげます。
- ワイパーをにゆっくり回転させ、ワイパーブレードを取り外します(タイプによって方法あり)
- ガラス保護のため布などを敷いて、ワイパーアームを元の位置に戻してしまいます。風が強くなければ立てたままでもOK
- ワイパーアームを立てて、ワイパーを斜めに傾けながらワイパーアームの組み付け部に差し込み、回転させながら取り付けます
- ワイパーを前後左右に動かして、固定されているかチェックします
ワイパーゴム(AWタイプ)の交換手順のおさらい
- ワイパー後端部よりワイパーラバーを取り外します、リアはワイパー自体でストッパーの役目をしているものが多いです
- ワイパーゴムを持ち上げて引っ張る感じで抜けてきます
- ラバーを挿入していってください。きちんとワイパーアームの爪に入っていることを確認しながら行いましょう。
まとめ
アララ!?気づいたらリアワイパーゴムが切れてる…簡単交換作業!をまとめると
- ワイパーゴムの交換は、意外と簡単です。DIYでもできるので挑戦してみましょう。
- ゴムの交換は、適合をきちんと確認するのが大切です。
- 定期的にゴムを交換する事で、快適なカーライフになります。
今回は、リアワイパーのワイパーゴムの交換を行ってみました。青空駐車場の場合は、年に一回は交換する事がおススメです。