もうすぐ楽しみな大型連休がやって来ますが、「渋滞や人混みが嫌でドライブの予定はない…」という人も少なくないはず。やむを得ず家にいる日には、車をテーマにした映画を観ればスカッとした気分になりますよ。
ここでは、一度は観ておきたいカーアクションのシリーズ映画を集めてみました。連休を利用すれば、全て一気に楽しめます!
(本国と日本で公開時期が異なる場合は、日本での公開年を記載しています)
「ワイルドスピード」
- ●ワイルド・スピード (2001年)
- ●ワイルド・スピードX2 (2003年)
- ●ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006年)
- ●ワイルド・スピード MAX (2009年)
- ●ワイルド・スピード MEGA MAX (2011年)
- ●ワイルド・スピード EURO MISSION (2013年)
- ●ワイルド・スピード SKY MISSION (2015年)
カーアクション映画の金字塔と言ってもよいほど、絶大な人気を誇るシリーズ。3作目となる「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」では、タイトルの通り舞台が東京に設定されており、妻夫木聡や北川景子が出演しています。
昨年には映画最新作である「ワイルド・スピード SKY MISSION」が公開され、多くのファンが映画館に足を運びました。クランクアップ前に主演のポール・ウォーカーが急逝するという悲しいニュースもありましたが、映画の魅力は衰えることなく、何度でも見直したくなる作品に仕上がっています。
日本車のシーンが多いことでも知られる本シリーズ。登場する日本車については、こちらの記事でご紹介しています。
【最多登場はNISSAN】映画『ワイルド・スピード』歴代7作品に登場する日本車を全部調べてみた。
「TAXi」
- ●TAXi (1998年)
- ●TAXi2 (2000年)
- ●TAXi3 (2003年)
- ●TAXi4 (2007年)
フランスを舞台にした「TAXi」シリーズ。タクシードライバーのダニエルと、マルセイユ警察に勤めるエミリアンを軸に話が展開していきます。カーアクションとコメディの絶妙なバランスで、観客を最後まで飽きさせません。
ハリウッドや日本の映画とはまた違った、フランス映画らしい雰囲気が全編を通じて味わえます。この点は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、ハマればこの上なく面白い映画です。ちなみに2作目には日本の防衛庁長官がマルセイユに訪れ、事件に巻き込まれます。
シリーズを通してリュック・ベッソンが脚本・制作を務めています。また、2005年にはアメリカでのリメイク版である「TAXI NY」が公開されました。
「トランスポーター」
- ●トランスポーター(2003年)
- ●トランスポーター2(2006年)
- ●トランスポーター3 アンリミテッド(2009年)
- ●トランスポーター イグニション(2015年)
「トランスポーター」シリーズの主人公は、「契約厳守・名前は聞かない・依頼品は開けない」…そんなルールを自らに課すプロの運び屋。息もつかせぬドラマチックな展開は、車好きでなくても思わず引き込まれてしまうほどです。
3作目まではジェイソン・ステイサムが主役のフランク・マーティンを務めています。この映画で彼を知ったという人も多いのではないでしょうか。元水泳選手というだけあって、みごとな肉体美も披露しています。
その後、TVシリーズの「トランスポーター ザ・シリーズ」を経て、映画4作目となる「トランスポーター イグニション」が公開されました。フランク役はエド・スクライン。どちらのフランクが好きか、一緒に観た人と語り合うのも楽しそうですね。
「マッドマックス」
- ●マッドマックス(1979年)
- ●マッドマックス2(1981年)
- ●マッドマックス/サンダードーム(1985年)
- ●マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)
未来の荒野を舞台に繰り広げられるアクションが目玉の、「マッドマックス」シリーズ。一作目が公開されたのは30年以上も前のことですが、車やバイクの熱い戦いに古さを感じることはありません。アクションシーンのみならず、悪役キャラクターや車の個性あふれるデザインにもぜひ注目を!
昨年公開された最新作「怒りのデス・ロード」では、マックス役がメル・ギブソンからトム・ハーディにバトンタッチ。さらに、丸刈りのヘアスタイルで役に臨んだシャーリーズ・セロンの迫力は凄まじいものがあります。ハロウィンの時期にはウォー・ボーイズの仮装をしたファンも現れました。
また、第88回アカデミー賞においては美術賞など6つの部門で受賞を果たしており、映画界でもその面白さは認められたようです。最近刺激がない…そんな人に特におすすめしたい映画と言えます。
「キャノンボール」
- ●キャノンボール(1981年)
- ●キャノンボール2(1983年)
- ●キャノンボール3 新しき挑戦者たち(1989年)
米20世紀フォックスと香港ゴールデン・ハーベストの合作によるカーアクション映画「キャノンボール」。北アメリカ大陸を市販車でどれだけ速く横断できるかを競う、非公認レースを舞台にしたお話です。
どこか間抜けな007や、日本人として出てくるジャッキー・チェンなど、くすりと笑ってしまうようなユーモアが満載。肩肘はらずに観られる、おおらかな娯楽映画です。本編が終わっても、NG集つきのエンドクレジットが流れるので最後まで楽しみましょう。
ただ、続編の「キャノンボール2」「キャノンボール3 新しき挑戦者たち」はラジー賞ことゴールデン・ラズベリー賞に多数ノミネートされました。気になった方は、ぜひご自分の目で確かめてみてくださいね。
「カーズ」
- ●カーズ(2006年)
- ●カーズ2(2011年)
「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」などで知られるピクサースタジオが制作した、車を主人公にしたアニメーション映画。レースのシーンはアニメであることを忘れてしまいそうなほど、疾走感があって引き込まれます。
それでいて、見終わる頃には心が温かくなるストーリー展開。子どもと一緒に見ていたけれど、自分の方がすっかりハマってしまった…そんなお父さんお母さんも多数です。DVDには短編も収録されているので、カーズの世界にどっぷり浸れますよ。
登場するキャラクターすべてにモデルカーがあり、車好きなら楽しめること間違いなし。キャラの性格や設定にあわせたデザインには、スタッフの並々ならぬこだわりを感じます。モデルカーについてはこちらの記事もどうぞ。
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