米国の自動車産業都市、デトロイトのいまをgoogleストリートビューで調べてみた

     
   

2013年に財政破綻を起こした、アメリカミシガン州の都市「デトロイト」。

人口はピーク時の4割減、廃墟となった家屋は約8万件、警察に通報してもパトカーが到着するまで約1時間(全米平均は11分)という、まさに廃墟です。
※財政破綻当時

「観光客は歩いてはいけない」とまで言われる街ですが、今回はGoogleのストリートビューで探検したいと思います。

デトロイトの歴史

デトロイトと言えば、かつて1899年に自動車産業が産声を上げ、1903年にヘンリー・フォードが「T型フォード」を作り一時代を築き上げた街でもあります。

さらに、後にはゼネラル・モーターズや、クライスラーも誕生。フォード・モーターと合わせて「ビッグ3」と呼ばれ、アメリカ経済を牽引してきました。

全盛期の人口180万人の内、約半数が自動車産業に関わるというまさに「モーターシティ」と呼ぶにふさわしい様相を呈していました。

自動車の聖地とまで呼ばれ、時代のトップを押下していたデトロイトですが、栄枯盛衰、今では一転して廃墟となってしまいました。

最初に紹介したように人口が大幅に減少するだけでなく、財政破綻後は犯罪率も全米100都市の中で最悪を記録するなどしていました。では、そんなデトロイトの現代の様子をストリートビューで探検してみましょう。

デトロイト観光スポットその1:ミシガン中央駅(Michigan Central Station)

新車情報カテゴリの最新記事