米国の自動車産業都市、デトロイトのいまをgoogleストリートビューで調べてみた

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デトロイト観光スポットその4:パッカード自動車工場

デトロイトの廃墟といえば!というくらいに有名な廃墟がここ、パッカード自動車工場です。ここはかつて、パッカード社が運営していたミシガン州デトロイトの中でも最大の自動車工場でした。

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Photo By Don O’Brien

今から100年以上も前の1907年に設立され、世界で最も近代的な自動車の製造工場でした。しかし、1958年以降不況の波と品質の低下で閉鎖に…。

廃墟になってからは、探検好きな人だけでなくグラフィティアーティストたちにも人気の場所となっています。

廃墟の敷地内の様子はこちら

デトロイト凋落の理由2:自動車の聖地の影

「自動車の聖地であろうとすること」が街の衰退に拍車をかけたという指摘もあります。ビッグ3(GM・フォード・クライスラー)の3社はデトロイトを「夢のある自動車の街」として演出するために、様々なロビー活動を行ってきました。

その中でも象徴的なものが、デトロイト市民の生活スタイルを自家用車中心にするというもの。結果、電車やバスといった公共交通機関が発達せず、車を持たない人は市内での移動がおぼつかなくなっていきました。

そしてデトロイトは、稼ぐための仕事を探すにも面接をするにも、車が必要な街に。貧困の負の循環を生み出し、凋落の一員となったと言われています。

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