スバル・WRX S4にSTIスポーツが追加!AT免許でも運転できるスポーツセダン、限定モデルだったtSやWRX STIとの違いは?

     
   

出典元:https://www.subaru.jp/wrx/s4_stisport/

WRX S4にSTIスポーツが追加!標準モデルのGT-Sアイサイトとはどこが違う?

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大人気のSTIスポーツがWRXに追加

STIスポーツはスバルのモータースポーツ部門を担当するスバルの子会社SIT(スバル・テクニカルインターナショナル)とコラボし、レースの仕様を落とし込んだハイパフォーマンスモデルです。

これまでにレヴォーグやBRZにもSTIスポーツを設定し大きな人気を集めました。特に2016年に登場したレヴォーグのSTIスポーツは好評で、レヴォーグの売り上げの約40%を通常モデルよりも高額なSTIスポーツが占めたというのですから驚きです。

2017年にBRZにSTIスポーツが追加され、次のSTIスポーツはどの車種になるのかとファンはスバルの動向に注目していましたが、ついに今年2018年の9月にWRX S4にSTIスポーツが加わることが正式発表されました。

専用グリルやトランクスポイラーに18インチアルミホイール

WRX S4 STIスポーツ専用のダークメタル塗装のフロントグリルを装備。STIのロゴが存在感を放っています。

ドアミラー、サイドガーニッシュ、トランククリップスポイラーは全てブラックで統一。エクステリア全体の印象はそこまでいかついスポーツモデルではなく上質感を感じさせるものになっていますが、これらの専用装備が質感をアップしながらもアグレッシブな雰囲気をもたらしています。

アルミホイールは18インチのダークグレーメタリックの専用のものに。ブラックを効かせたボディとの相性は抜群ですね。

STIチューニングダンパー採用

今回のWRX S4 STIスポーツは足回りに手が加えられました。フロントにはSITが専用チューニングを施したビルシュタイン製電子制御可変フロントストラット「DampMatic II」を使用、またフロント、リアのダンパーにもSTI チューニングのダンパーを採用しました。

高い車体安定性と思い通りのコーナリングを実現します。

また、フロント、リアのコイルスプリングもSTI専用チューニングにして機能性の向上を図っています。さらにSTIロゴを施しSTI専用カラーのボルドー色に仕上げました。

機能のみならずデザイン面でもSTIであることを主張する、ファンには嬉しい仕様ですね。

ボルドー&ブラックのレカロシート

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シートにはSTIスポーツ専用テーマカラーであるボルドーの本革とブラックの高級素材のウルトラスエードを組み合わせたレカロシートが搭載されました。

レカロはメルセデスAMGやロータスやフォードなどの高級スポーツカーにも使用されるスポーツシートの代名詞ともいえるシートです。国産車ではGT-R NISUMOなどが導入していますね。

レカロのスポーツシートは非常にレーシーなデザインのものも多くありますが、WRX S4 STIスポーツ専用テーマカラーのボルドーを纏いエレガントさも加えられました。

また本革巻きのステアリングホイールやシフトノブにレッドストレッチが施され、インテリアのアクセントになっています。

エンジンスペックは変更なし

パワートレインについてはノーマルのWRX S4と同じものになり、変更はありません。

最高出力300ps、最高トルク400Nmを発揮する2.0LDOHC16バルブ直噴ターボ”DIT ”エンジンにマニュアルモード付のスポーツリニアトロニックが組み合わされています。足回りの強化によって通常モデルよりも走行性能をアップしているということになります。

こういったハイスペックなスポーツ性能を持った車はMT車であることも多いのですが、このWRX S4 STIスポーツはAT限定免許でも運転できるのがいいですね。

WRX S4 STIスポーツとマイナーチェンジ前に限定で発売されたtSやWRX STIとのスペックの違いは?

WRX S4 tSとの装備の違い

出典元:https://www.sti.jp/news/detail/161004

WRX S4 tSのインテリアはブラックとシルバーを基調にしたもの。レカロ製の本革スポーツシートはブラックに染めたアニリンレザーを使用、シルバーステッチが施されています。本革巻きステアリングホイールにもシルバーステッチの加飾があり、全体的にクールで硬質なイメージを醸し出します。

アルミホイールには19インチのシルバーの鍛造アルミホイールとなりました。

フロント・リアのストラットやコイルスプリングには今回のWRX S4 STIスポーツと同じものが使用されています。

その他にもSTI専用チューニングが施されたフレキシブルタワーバーフロントやフレキシブルドロースティフナーフロント、フレキシブルサポートサブフレームリヤやSTIロゴ入りのbrembo製17インチ対向4ポットフロントベンチレーテッドディスクブレーキなどが装備されました。

WRX STIとのスペックの違い

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WRX STIの搭載エンジンは2.0ℓ DOHC ツインスクロールターボ、トランスミッションは6速MTのみとなります。まずここが大きな違いですね。このWRX STIはWRX S4 STIスポーツと違いAT限定免許では運転できません。

では、エンジンスペックを比較してみましょう。

  総排気量(cc) 最高出力(kW[PS]/rpm) 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 燃費(km/ℓ)
WRX S4 STIスポーツ 1,998 221[300]/5,600 400[40.8]/2,000-4,800 12.4
WRX STI 1,994 227[308]/6,400 422[43.0]/4.400 9.4

エンジンのパワーはWRX STIのほうが上のようですね。ただ、燃費に関してはWRX S4 STIスポーツのほうがかなりいい数値となっています。

関連記事:マイナーチェンジでD型に進化したスバル・WRX S4/STI!新型の変更点や燃費・装備の違いをグレード別に徹底比較!

WRX S4 STIスポーツとレヴォーグ STIスポーツの装備内容は同じ?

出典元:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/

レヴォーグ STIスポーツには2つのパワートレインが存在

装備面ではあまり大きな違いはありませんが、レヴォーグ STIには1.6Lのエンジンにリニアトロニックを組み合わせたものと、2.0Lエンジンにスポーツリニアトロニックを組み合わせた2つのパワートレインが存在します。

その他は、シートのカラーにどちらもSTI専用色のボルドーが用いられているのは同じですが、WRX S4 STIスポーツはブラックがメインでアクセントにボルドーが用いられていたのに対し、レヴォーグ STIスポーツではボルドーがメインになり、差し色としてブラックが使用されています。

エクステリアではレヴォーグ STIスポーツのドアミラーはメッキになり、リアスポイラーは付属していません。

関連記事:STIスポーツが好調のスバル・レヴォーグ、D型となってアイサイトが進化!モデルごとの燃費やボディサイズをインプレッサ・レガシィと徹底比較!

レヴォーグ STIスポーツに用意された2つのオプションパッケージ

また、レヴォーグ STIスポーツにはディーラー装着オプションとして、STI スタイルパッケージ、STI パフォーマンスパッケージの2つのパッケージオプションが用意されています。

STI スタイルパッケージはフロント/リアのアンダースポイラー、サイド/リアサイドのアンダースポイラーがセットになっています。

STI パフォーマンスパッケージにはSTI スタイルパッケージにプラスしてSTIフレキシブルタワーバー、STIフレキシブルドロースティフナー 、STIフレキシブルサポートサブフレームリヤ、STI Performanceエンブレム がプラスされます。

WRX S4 STIスポーツにはアクセサリーパーツとしてこれらのものが用意されていますが、レヴォーグ STIスポーツのようにお得なパッケージにはなっていません。

WRX S4 STIスポーツとライバルになる2リッタークラスのスポーツモデルは?

ホンダ・シビック タイプR

出典元:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/styling/design/

現在市販FF車のニュル最速記録を誇るホンダ・シビックタイプR。2017年に登場したシビック タイプRはニュルのみならず各国の有名サーキットで驚くべき記録を残し続けています。

「タイプRチャレンジ2018」と称して欧州の有名サーキットでタイムアタックに挑んだシビック タイプRは、チャレンジした5つのサーキット全てでFF市販車の最速記録を更新するという驚きの結果を残しました。

フランス・マニクールサーキットでの成績はあのポルシェ・911に迫るタイムだったというのですから凄いですね。

終わりに

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WRX S4 STIスポーツはそのシビック タイプRにも匹敵する可能性を秘めた車。日本にもこうしたスポーツ性能に特化した車が増えるのは嬉しいことですね。しかも今回のWRX S4 STIスポーツはAT限定免許でも運転できるということですから、多くの方に愛されることになるのではないでしょうか。

スバルとSTIの威信をかけたこの車の実力は、今後より明らかになってくるのでしょう。その行方に注目ですね!

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