1月13日から15日の3日間にかけて開かれた「東京オートサロン2017」。
3日間で合計30万人以上が来場。オープニングセレモニーにはピコ太郎が登場するなど、芸能人や有名人も集い、大盛り上がりのまま無事閉幕しました。
今回はそんな「チューニングカーの殿堂」に、私たちイキクル編集部も潜入してきましたので、前後編にわたって会場の生の様子をレポートしたいと思います。
TOYOTA GAZOO Racing/LEXUS GAZOO Racing
今年から18年ぶりにWRCに復帰するトヨタ。ブースでは、記念として参戦マシンである「ヤリスWRC」が日本で初公開されました。ブース内には、「セリカ・ツインカムターボ」、、「ST185セリカGT-Four」といった、1980年代から90代にかけて大きな戦果を挙げてきたトヨタの歴代WRC参戦車がズラリと終結。いよいよ今週19日から開幕となるWRCに向けての意欲を感じられました。
一方、併設されたレクサスブースでも「RC F」をベースとしたGT3仕様モデル「RC F GT3」が全世界初公開。世界三大耐久レースの1つ「デイトナ24時間レース」にてデビューするようです。トヨタ、レクサスともに、今年はモータースポーツでの活躍に期待がかかりますね。
また、その他展示車としてオレンジ色が映える「TOYOTA 86 GT”Solar Orange Limited”」や新型SUVのレーシング仕様「C-HR Racing」等も。
SUBARU/STI
スバルブース内の様子
モータースポーツならスバルも負けていません。会場中央のメインステージには、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」や「SUPER GT選手権」に参戦する「スバルWRX STI NBR Challenge 2016」と「スバルBRZ GT300」の2台が鎮座。また、スバルのレース統括部門であるSTI仕様の「スバル・WRX」や「スバル・インプレッサG4」等が展示されており、トヨタと競い合うかのように、こちらもモータースポーツ色満載のブースでした。
SUZUKI
スズキブース最大の目玉は、先日フルモデルチェンジされた新型スイフトのスポーツモデル「スイフト レーサー RS」です。すぐ脇には「MotoGP」参戦車である「GSX-RR」も並べて展示されており、トリトンブルーのカラーリングが、走る楽しみをイメージしたモデルとなっています。また、「イグニス」のカスタマイズカー「イグニス モトクロッサー スタイル」もイメージとなった「RM-Z450WS」と並んで展示。
その他、ブラックを基調にラメ塗装を施された「スペーシア」のカスタムカー等も展示されていました。
メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツのブースでは、燃料電池で走り、自動運転を実現する近未来の日本をイメージしたコンセプトカー「Vision TOKYO」がメインステージに。さらに、「メルセデスAMG GT」の特別仕様車「メルセデスAMG GT Sカーボンパフォーマンスリミテッド」や、日本初公開の「スマートBRABUS」等、クラスを問わないさまざまな展示車両が並べられていました。
カーメーカーだけじゃない! ド派手なチューニングカーがズラリと展示
トヨタ、スバル、スズキ、ベンツ……etc.
国内外の自動車メーカーが大きなブースを構える中、独自のチューニングカーを出展する各社ブースも細かく取材してきましたので、いくつか写真でご紹介します。
ピンクのラッピングに模様をあしらった少しかわいいクルマからシンプルなモノクロ模様まで、
カスタムの幅もさまざまです。
中にはゴールドに輝くメルセデスのオープンカーや
ゴージャスなピンクの装飾が施されたシザードア型のスポーツカーなども見られました。
ブリジストンブースでは「POTENZA」ブランドとコラボしたクルマが展示。
あの国民的人気キャラクターがランボルギーニに!
いかがでしたでしょうか。少しは会場の熱狂が伝わってきたでしょうか。
後半では、残りのメーカーの様子をお伝えしていきます。
【関連項目】