レクサス・CTが今秋にマイナーチェンジ!安全装備の標準化でヒットの予感!?

レクサス・CTが今秋にマイナーチェンジ!安全装備の標準化でヒットの予感!?
     
   

先月15日、レクサス・CTのビッグマイナーチェンジのニュースが発表されました。日本での発売は2017年秋ごろという触れ込みで世間を騒がせています。CTといえば値段帯もレクサスの車種の中で最も安価であり、エントリーモデルとして機能していました。プリウスと共通のエンジンを積んでいたこともあり、プリウスのフルモデルチェンジに続いてCTも同様にフルモデルチェンジをするのではないかという噂がありましたが、今回はフルモデルチェンジについては見送りのようです。今回のビッグマイナーチェンジではCTはどのような変貌を遂げるのでしょうか。これまでの歴代モデルをおさらいしつつ、新型の特徴へ迫ってみたいと思います。

レクサスのエントリーモデル、CT・歴代モデルの特徴

前期型

photo by Kirakiraouji(CC 表示-継承 3.0)

レクサス・CTは2011年1月に販売されます。全長4,350mm、全幅1,765mm、全高1,430mmと小さめのボディサイズで発売から人気を博しました。プラットフォームはプリウスなどのC・Dセグメントと共通の新MCプラットフォームを基本に設計され、パワートレーンも3代目プリウスと共通のハイブリッドシステムが用いられました。IS FやHSから採用されたスピンドルグリルも採用され、未来のレクサスを象徴するデザインとなりました。

中期型

photo by Kirakiraouji(CC 表示-継承 3.0)

2014年1月、マイナーチェンジが行われます。スピンドルグリルはより強調され、バンパー形状やアルミホイールなどのエクステリアも大きく変更。色のバリエーションも増え、剛性や静粛性も向上しました。前期型においてはversion Lグレードのみパワーシートの設定がありましたが、ベースグレード以外はすべてパワーシートとなり、装備の充実も図られたのが最大の特徴です。

フルモデル?マイナーチェンジ? CTの変貌の行方

これまでCTはフルモデルチェンジの噂が常に流れていました。しかし今回はビッグマイナーチェンジにとどまるようです。プリウスのフルモデルチェンジがあったため、TNGAプラットフォームの採用を待つ声が多かったのも事実ですが、それは今回持ち越しになります。もしかすると新プラットフォームのLC、LSの上位車種の順から徐々に採用してゆこうというメーカーの思惑があるのかもしれません。では今回のマイナーチェンジではどのような変更が加えられるのでしょうか。一つひとつ順に見ていきましょう。

エクステリア・インテリア

今回のマイナーチェンジでCTのエクステリアはより先進的なものへと変貌を遂げます。マイナーチェンジですのでボディライン等の板金に変更はありませんが、ヘッドランプ、テールランプともによりスタイリッシュで現代的なデザインに変わります。ヘッドランプはフォグランプ以外すべてLED化され、それまでレクサスのヘッドランプで特徴的であったアローヘッドと呼ばれる矢じり型のクリアランスランプはヘッドランプユニット上部へ移動しています。テールランプに関してはフルLED化が図られています。

そして何より特徴的なのは、スピンドルグリルが、すべてのグレードでメッシュタイプのものに変わっていることです。今までF SPORTグレードの特徴であったグリルデザインが、踏襲され、他のグレードにも採用されています。これは先に発表のあった次期LSのデザインを踏襲しているといえましょう。また、F SPORTとはグリルのメッシュパターンが異なり、差別化も図られています。

続いて内装ですが、何よりも大きな変更点はナビゲーションディスプレイの大型化です。それまで7インチの格納型ディスプレイであったのが、今回は据え置き型の10.3インチワイドディスプレイに変更されています。2画面分割も可能で、利便性の向上が図られています。

Lexus Safety System+の採用

今回最も大きな変更点が、予防安全パッケージであるLexus Safety System+の採用です。Lexus Safety System+は歩行者検知機能を備えた自動ブレーキシステムであるプリクラッシュセーフティシステム(PCS)、車線逸脱防止のレーンディパーチャーアラート(LDA)、ハイビームとロービームを自動で切り返してくれるオートマチックハイビーム(AHB)、自動車専用道路で先行車と車間距離を保って追従走行をしてくれるレーダークルーズコントロールからなる予防安全パッケージです。今回のマイナーチェンジではこちらが標準装備となり、他の自動車メーカーに先んじて、最新の安全装置が標準設定されています。これで、レクサスの車種の中でLexus Safety System+が標準設定されていない車種はRC、RC F、HSのみとなり、ほぼすべての車種で安全装置のパッケージが標準装備となります。

Cセグメントの対抗馬たち

車業界の中でも最も競争の激しいCセグメントの車種ですが、今回は安全装置に標準を絞ってライバル車と比較していきます。

VW・ゴルフ

photo by フォルクスワーゲン公式サイト

Cセグメントといえばやはり王者はVW・ゴルフでしょう。こちらのモデルは安全装備もCTより少し先を行っています。レーンキープアシストシステムはCTと異なりステアリング制御を行ってくれ、アダプティブクルーズコントロールでは全車速での追従走行を可能にしています。また渋滞時の走行もアシストしてくれるなど、半自動運転を可能にしています。安全装置面に関しても、さすがは王者といった風格です。

ボルボ・V40

photo by ボルボカーズジャパン

続いての比較はボルボのショートワゴン、V40です。こちらも昔から安全装置に対しては積極的であったメーカーですが、なんとボルボでは11種類もの安全テクノロジーを標準装備しています。例を挙げると、オートパイロット機能や、360°カメラ、車両の死角への車の接近を教えてくれる機能、対向車や先行車のみカットして、常にハイビーム走行するアクティブハイビーム、駐車アシスト、走行車線維持機能などです。さすがはボルボといったところです。

Mercedes Benz・Aクラス

photo by メルセデス・ベンツ公式サイト

先進装備といえばやはりメルセデスです。Aクラスにおいてはレーダーセーフティパッケージが標準装備になっています。これは、危険な車線変更を知らせるブラインドスポットアシスト、最適な車間距離を自動でキープするディスタントパイロット・ディストロニック、車線逸脱を教えてくれるレーンキーピングアシストや自動ブレーキ制御システムなど、こちらもCTと同等の装備が標準化されています。

先進装備の充実とよりレクサスらしいデザインへと変化を遂げたCT

いかがでしょうか。エクステリアやインテリアの洗練。そして安全装置の充実で進化を遂げる予定のCTですが、欧州車と比べると安全装置に関してはようやく追いついたといった感も否めません。しかし国産ならではの信頼性やレクサスブランドとしてのエントリーモデルとしての優越性、ハイブリット車としてレギュラーガソリンで走ることのできるメリットや燃費の良さを鑑みれば、欧州車にも勝るとも劣らずの車として仕上がっています。また、レクサスならではの他のディーラーにはないサービスも魅力の一つといえるでしょう。もし、Cセグメントの車を検討しているのであれば、マイナーチェンジ後の新型CTもその選択肢の中に入れてみてはいかがでしょうか。

【関連項目】

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