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事故車買い取りの査定方法と、買い取りの相場金額は?

2017.03.23
事故車 相場

事故車の定義と基準とは

単純に事故車と言ってしまうと「過去になんらかの事故を起こしたクルマ」と考えがちですが、自動車査定における事故車の定義は若干異なります。

現在一般に流通しているモノコックボディのクルマでの査定における「事故車および事故歴」というのは「骨格およびフレーム部に損傷があるもの」となっています。ドアなど交換可能なパーツが損傷を受けてもそれは事故車にはなりません。「落下物でルーフ(屋根)が大きく凹んだ」「過去に火災や重度の水没がある」といった場合は事故車となります。

似たような言葉として日本自動車査定協会(JAAI)が定義している「修復歴」というのがあります。これは上記の事故車に対して適切な交換・修理作業を行ったことを意味しており、いわゆるフレーム修正などがこれに該当します。なお、ここでの「適切な交換・修理作業」とはミリ単位での作業が完璧に行われていることをいいます。

変わった例としては「社外製の後付サンルーフ」のケースがあります。既存のルーフに穴を開ける訳ですから、重大な損傷事由となり修復歴と見なされます。もちろんその仕上がりの良し悪しも査定対象となります。

事故車の買い取り査定の方法

中古車の査定ができる業者は、原則から言えば古物商許可を持っていることが前提条件です。また、国家資格ではないので必ずしも取得の義務があるわけではありませんが、JAAIが実施している「中古車査定士」の有資格者がいる業者はより信頼がおけると言えるでしょう。もちろん業者によっては、査定して買い取った後の利益を得られるだけの販売ルートや方法の有無に違いがあります。具体的な例としては海外輸出や部品取りをしてパーツとして販売するような場合が考えられます。これらの違いが査定額に反映されます。

査定をする前に気をつけておきたい事としては、「車検証に記載された所有者の項目が自分自身であり、正しく記載されているか」です。そもそも所有者でなければクルマの売買や処分する権利を有していませんので買い取ってもらえません。この場合は名義変更の手続きが必要となります。

またその査定してもらうクルマに「修復歴」があると知っている場合には、その事を告知する義務があります。多くの場合において売買契約内の査定時の規定として明記されていますし、日本の民法においても「民法第1条2項 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない」という信義誠実の原則という考えがあります。簡単に言えば相手の信頼を裏切るような行いはしてはいけないということです。

査定を行う業者は当然のことながらプロですが、環境が整っていなければミスが発生しますし、適切な道具が無ければ只の人です。それゆえ出張先での査定において見落としが発生し、後になってから修復歴が発見されるというケースもあります。もし仮に修復歴に該当するような事情を知っている場合やその事について質問があれば正直に答えるべきです。クルマが引き取られてしまえば業者側は更に綿密な検査を行うことができるので十中八九バレてしまいますし、虚偽申告により悪質と見なされれば民事訴訟での損害賠償請求や詐欺罪での刑事訴訟に発展することも考えられます。

事故車・廃車の下取り相場は

まず下取りというのは「新たな売買契約を行うことを条件にして、それまで使用していた古い物を買い取る契約」を指します。なので、下取りはクルマの販売店から新たなクルマを購入することが前提条件となります。

下取りにおいては通常なら逆に処分費用を要求されてもおかしくないような、著しく古いものや損傷があるものであっても値段がつきます。これは同時に進められている「新たなクルマの購入」という契約があり、そこでの利益が見込まれているため、下取りでの査定額において赤字となっても全体としては黒字として計上できるからです。

逆に言えば、下取りでマイナスとなった分をクルマの販売で回収しなければならないので、もう一方の新しいクルマの値引きが渋くなる傾向はあります。ここでも買い取りと同様にお店側が持つ販売ルートの有無が決め手になります。

その他のプラスの材料として、購入・整備・事故・廃車といったクルマのあらゆる事柄を特定のお店にまかせるというのは、そのお店側にとっては「常に安定した取引のある手放したくないお客様」になるわけです。もし仮にそういう特定のお店と長い付き合いがあるというのであれば、あえてその他の買い取ってくれる業者を探す手間をかけず、そのお店との長期的なお付き合いをした方が一時の査定額の差以上のメリットがあるかもしれません。

一括査定サイトのメリットとデメリット

インターネットが普及した現代においては、商品の売買対象というのは地理的にも広範囲化しました。クルマも同様であり、特に中古車の取引は日本全国のクルマがネット上で取引されていますし、事故車もネット上で一括査定が可能となりました。

一括査定サイトのメリットとデメリットは「日本全国の買い取りを行ってくれる業者の目にとまること」です。

つまり目の前のクルマに対して、ネット上では全国規模での競売が開始されることを意味します。購入を希望する業者側はそのクルマで利益をあげるわけですから、熾烈な争奪戦となり買い取り価格は上昇するのはメリットと言えます。

一方でその争奪戦ゆえに、買い取りを希望する業者からの電話や出張査定での訪問があるというのはデメリットと言えます。ネット上である程度の数が絞られるとしても5社以上の業者とやり取りがあるのは当たり前です。言うまでもありませんが、このやり取りは専門の競売所でやるわけではなく、ネット上で査定依頼をした依頼人のクルマ周囲で行われます。もし仮に買い取り業者5社が出張査定で訪問することになった場合、それぞれの業者の訪問に居合わせる必要がありますし、個別での対応が面倒だからと時刻指定して同時に5社が集まろうものならその場で競争入札という状態になります。

リンカーダイレクトオークションとは

リンカーダイレクトオークションは事故車・故障車・廃車を専門に扱う会員制オークションサイトです。中古車をメインで取り扱うUSSオークションにおいても一部事故車を扱っていましたが、リンカーは事故車などに特化しています。 

特化したことによって、一般的には価格が付かないとされている事故車などが高値で取引されるようになり、より価値ある資源としての世の中に認知され還元されていく仕組み作りをしています。2016年8月時点で落札会員が3500社を超えています。

通常このようなオークション会場は一般者立ち入り禁止で出品や入札ができないのですが、リンカーダイレクトオークションでは個人での出品も可能となっています。

【関連項目】

事故車って購入しても本当に大丈夫? 中古車選びの素朴な疑問にお答えします!

事故車の処分にお困りの方必見! 処分手続きの方法と業者をまとめてみた

もしもの時も安心! 事故車の定義から廃車の手続き まで徹底解説!

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