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進化するETC。新たに追加された「ETC2.0」の機能とサービスの内容に迫る

2017.06.13

これまで多くのドライバーが使用していたETCが「ETC2.0」へと進化しました。バージョンアップされたETCには一体どのような機能やサービスがあるのでしょうか。また、導入するには何が必要なのでしょうか。

ETC2.0の基本事項から、新サービスの具体的な内容・利用方法まで詳しくご紹介します。

次世代型ETCと言われる「ETC2.0」ってなに?

ETC2.0とは、従来のETC機能に加え、道路上に設置された情報通信スペースから、渋滞情報や規制情報などを従来よりも広範囲で受け取ることができるサービスが追加されたものです。

2009年から実験モニターを募集し、情報通信が行えるITSスポットの設置や、割引システムの拡大などを行い、ようやく2016年から本格的にスタートすることとなりました。

ETCはもともと高速道路の料金所での渋滞を緩和させる目的で導入されたシステムで、今ではETC搭載車やETCレーンの普及により、料金所での渋滞はほとんど見られなくなりました。便利なETCの登場でスムーズな料金収受ができるようになり、快適なドライブを楽しむことができています。

そんな便利なETCが『ETC2.0』と進化し、これまでの料金収受に加え新しいサービスを提供することが可能となりました。

では、どのようなサービスが追加されたのか見ていきましょう。

従来のETCと何が違うのか

従来の料金収受機能に加え、現在では3つのサービスを受けることができます。

安全運転を支援するサービス

先の見えないカーブや落下物、渋滞の末尾情報など、私たちが安全に高速道路を走行できるように道路情報を知らせてくれるサービスです。

高速道路では、当然ですが一般道よりも速度が出ています。落下物などがある場合、発見から回避行動を取るまでの時間がとても短いため、このように事前に知らせてくれると安心ですね。

また、渋滞の末尾情報は非常に役立ちます。渋滞の末尾はハザードランプを点灯させ先行者が後続車に渋滞を知らせてくれますが、この渋滞の末尾がカーブの先などで起こっている場合、手前から渋滞に気づくことが遅れてしまい、追突事故を起こす可能性があります。ですから、このような情報をあらかじめ知らせてくれる安全運転支援サービスは、とても役立ちますね。

渋滞回避サービス

ITSスポットと対応車載器が相互通信をし、広範囲の渋滞情報や規制情報を受け取ることができます。これまでのVICSサービスでは約200kmほどの範囲でしか情報を得られなかったのですが、ITSスポットを利用することで約1,000km区画まで渋滞情報を取得。渋滞の少ない道を案内できるようになり、より快適なドライブを楽しむことができます。

ITSスポットは、全国1,600以上の場所に設置された情報提供システムで、サービスエリアやパーキングエリアに多く設置されており、インターネットを利用して最新の情報を受け取ることができるものです。

さらに、このシステムを利用することによって、周辺地域の観光スポットなどを見ることができます。

災害時の支援サービス

高速道路を走行中に、地震などの災害に遭遇してしまった場合、周囲がどのような状況にあるのか、またどのように対処したらよいかなどの情報を提供してくれます。

突然の地震でパニックになってしまったり、走行中で地震に気づかない場合など、様々な状況に対応してハザードランプの点灯や停車を促してくれます。まず何をしたらよいかわからなくなる災害時にはとても役立つサービスですね。

ETC2.0を利用するには?

新たに導入されたETC2.0を利用するには、まずETC2.0対応の車載器とナビが必要になります。

さらに、スマホでも対応しているアプリを使用することでもETC2.0利用することができます。

現在使用されている車載器によって、違いがあります。

まず、現在「ETC」を利用されている方は、ETC2.0を利用することができません。ETC車載器には、高速道路料金の支払い機能しかありませんから、新たにETC2.0対応の車載器へ買い替える必要があります。

「DSRC車載器」を使用されている方は、そのまま使用できます。しかし、新たに追加されたサービスの提供を受ける場合には、車載器の再セットアップが必要となり、ディーラーやカー用品店、自動車整備工場で行えます。再セットアップには、車のナンバーや車両情報の書き込みが必要となりますので、必ず専門知識のある業者にお願いするようにしましょう。

まとめ

新たに登場したETC2.0ですが、まだまだ未完成な部分も多くあり、まだまだこれからといった印象を受けます。この先、より快適に、より便利になっていくと思いますが、今すぐに買い換えがオススメかというと少し疑問が残ります。

現在では、かなり高精度なカーナビも発売されていますし、自動車メーカーが提供しているサービスも充実しています。このようなことから、ETC2.0の導入は少し様子を見た方がいいかもしれませんね。しかし、今後さらに導入されるサービスによって様々な割引や民間企業との提携などで便利になると考えられます。ETC2.0の普及でいろいろなことが可能となり、これまで以上に快適なドライブツールになることを期待したいですね。

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