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【特別連載企画】マカンとカイエン、初ポルシェはどっちを選ぶべき?【第2回】

2016.10.24

こんにちは!ライターの石川荒太です。前回の「年収600万、2ちゃん車板の住人だった僕でもポルシェを買えた理由とは?」の記事で大変な反響をいただきました。心より感謝いたします。

さて、今回は僕自身が最も多く受ける質問である「マカンってどう買ったらいいの?」に回答したいと思います。

初ポルシェはマカン!と憧れを抱いている方も多く、マカンはポルシェのスポーツカーらしさと、SUVとしての機能性を兼ねています。

読者のマカン購入への現実的な夢を後押しできたらと思います。

著者紹介

石川荒太(いしかわあらた)/37歳。4年前に脱サラしたIT系会社経営者。これまでに所有したポルシェはケイマン981、ボクスター981、マカンS、997、991。ケイマンGT4、現在はケイマンGT4とマカンSの2台持ち。今はマカン ターボ パフォーマンスを購入検討中。欲しい車は991のGT3(MT/後期型)。現在は中目黒で一人暮らし。(第1回/年収600万、2ちゃん車板の住人だった僕でもポルシェを買えた理由とは?

カイエンはラグジュアリー、マカンはスポーティーというイメージ

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北米でSUVが爆発的に売れたことを受けて、「これからはSUVの時代だ!」ということでポルシェの採算部門として作られたのがカイエンでした。そして、カイエンの爆発的な人気と、コンパクトSUVの世界的な人気の両方を踏まえて二匹目のどじょうを狙って作られたのがマカンだといえます。

よく聞かれるマカンとカイエンとの主な違いを箇条書きにしてみました。

  • マカンはカイエンより少し小さい(横幅はそれほど変わらないがカイエンのほうが全長20センチほど長い、全高も10センチほど高い。
  • 最高速度はカイエンのほうが速いが、加速性能はマカンのほうがよい。
  • マカンにはポルシェ911同様のオートマティックギアチェンジの仕組み(PDK)が備わっている。本来スポーツカーに装備されるものであり、ギアチェンジするときのタイムラグが極めて少ない。そのため、走りがスポーティーになる。内装に関しては、カイエンは911と同じ伝統の5連メーター、マカンはケイマンやボクスターと同様の3連メーターである。
  • 値段は同じグレードならマカンのほうが200万円ほど安い。

ひとことで分けると、カイエンはラグジュアリーマカンはスポーティーといえるでしょう。SUVとは思えない正確なハンドリングやレスポンスの良いエンジン、そしてスポーツカーとしての乗り味が好きならマカンが最適だといえます。

家族とお出かけならカイエン、彼女とドライブならマカン

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もし1台持ちで、かつサーフィンやゴルフ、スノーボードによく行く人ならカイエンでしょうか。僕としてはファミリー向けのカイエンデート向けのマカンという区別が一番しっくりきます。

カイエンは収納能力に優れており、家族でアウトドアにお出かけしても、キャンプ用品をたくさん積めることができるでしょう。一方、マカンは同じVWグループのアウディQ5をベースに作られています。スポーティーさを追求した結果、トランクの収容能力は少なめ。大きめのゴルフバッグになると2個しか積めません。

そのためマカンに4人とゴルフバッグ4個でラウンドに行くのは難しいです。カイエンなら余裕なので荷物の多い人にはカイエンがオススメだといえます。

ただし、走りのスポーティーさに関しては圧倒的にマカン。このあたりは好みとしか言いようがないのでほんとうは試乗して比較するのが一番です。

マカンは新車あるいは走行距離3万キロ以下が買い!

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とは言ってみたものの、「マカン欲しいんだけど、在庫がないんだよね……」これもよく聞かれる悩みです。

たしかにマカンは現在、ポルシェのあらゆる車種のなかで人気ナンバー1。それゆえに中古でも出て来る台数が少なく、かつほとんど値崩れしていません。

1年落ち、走行距離1万キロ以上の車体でもほとんど定価に近い額で売られています。相場として600万円以下の車体はまずありません。一方、カイエンは販売されてから10年以上経っている車体もあるので400万円以下のものも見つかります。

ただ、僕個人としては古いカイエンはオススメしません。燃費も悪いし、人気も落ちてきているので売る際の下取り価格も安く低くなってしまうからです。また、さすがに10万キロ近く走っているようなカイエンは故障の可能性も高くなります。

ランニングコストや故障のリスクを考えて、新車、あるいは走行距離3万キロ以下くらいの車体がオススメです。

マカンの乗り出し価格は800万円から

マカンを買う予算として、だいたい乗り出し価格で800万くらい〜は見ておくことをオススメします。(カイエンは1000万円〜です) 。これは、本体価格に+して50万〜150万くらいオプション価格が上乗せされるからです。ちなみに、値引きは無理だと考えてください。

正規代理店のポルシェのローンも金利が低くて魅力的です。60回払いまでできるので、350万〜500万円くらい貯めて、残りはローンというのが現実的かと思います。

初めて買う際はポルシェセンターなどの正規代理店に行って必ず実物を見て試乗してみてください。

ネットで見つかる格安販売店やオークションに比べると正規代理店は少し高いかもしれませんが、アフターケアの手厚さや購入後の安心感はプライスレスです。

ポルシェの試乗方法

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中古車は基本的に試乗できませんが、マカンもカイエンも新車なら試乗することができます。ポルシェの試乗は、いわば一流レストランに行くのと同じだと考えてみてください。

いきなり行っても席の用意をしてもらえないこともありますが、事前に電話をして予約をしていけばきちんと扱ってもらえます。一流レストランにはジーンズにTシャツで行かないように、服装もそれなりにしっかりした格好で行ってくださいね。

さらに、常連の紹介があれば良い待遇をしてもらえますよ。もし身近にポルシェ乗りの知り合いがいたら担当者を紹介してもらうことをオススメします。

マカンは中古でも決して安く買えないということはお話しましたが、ということは売るときには自分も高く売れるということ。911やケイマン、ボクスターも値崩れしにくいですが、中古でもっとも高く売れるのはマカンだといえます。

今日のまとめ

ネットの中古車情報で値崩れのないマカンの下取り価格をずらっと見せれば、家族の反対も自分の金銭的な不安も和らぐのではないでしょうか。また、カイエンより小さいので、女性でも運転しやすいサイズ感が魅力です。

ひとたびハンドルを握れば、その路面に吸い付くような走りに魅了されること間違い無しです。ぜひ、一度試乗に行ってみてくださいね。

(ライター/石川荒太)

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