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【特別連載企画】ポルシェはどんな車よりも値下がりしない! その理由とは?【第6回】

2016.11.22

こんにちは、ライターの石川荒太です。前回は「砂の塔」にみるタワマン住民のマウンティングにマカンが使われている話を書きましたが、「怖すぎる」「アホらしくてママ友のという人間関係が理解できない」など、さまざまなご感想をいただきました。ありがとうございました。

さて、今回は「ポルシェの値落ち」について書いてみたいと思います。というのは、車を買う際に誰もが気にするのは中古で売ったときの値落ち率ではないでしょうか。

著者紹介

石川荒太(いしかわあらた)/37歳。4年前に脱サラしたIT系会社経営者。これまでに所有したポルシェはケイマン981、ボクスター981、マカンS、997、991。ケイマンGT4、現在はケイマンGT4とマカンSの2台持ち。今はマカン ターボ パフォーマンスを購入検討中。欲しい車は991のGT3(MT/後期型)。現在は中目黒で一人暮らし。(第1回/年収600万、2ちゃん車板の住人だった僕でもポルシェを買えた理由とは?)

値下がりしないポルシェ

Coin rolls and a red car, isolated on white background.

ポルシェの最大の魅力は、何年経っても値下がりしにくい点です。20年前の日本車を売りに行ったらおそらく値段がつかないどころか、高額な処分費用を請求される可能性すらありますよね。ところが、ポルシェは絶対に0円にはなりません。事故車になろうが、20万キロ以上走っていようが、どんなに最低でも数十万円くらいには現金に化けるのがポルシェのすごいところです。おまけに「空冷バブル」と言われる旧型ポルシェの大流行により数年前は100万円〜300万円程度で買えた空冷ポルシェが平気で1000万円オーバーになっていることすらあるのですから。

ちなみに、

「ベンツ」 「BMW」 「アウディ」 「ポルシェ」 「フェラーリ」

の5メーカーを比較したら、長い目で見て圧倒的にお得なのがポルシェとフェラーリです。5年落ちのベンツやアウディ、BMWなんて買ったときの金額が悲しくなるくらい安い買い取り額になってしまいますよね。ところが、ポルシェやフェラーリであれば購入時の半値くらいで買い取ってくれる可能性が十分あります。

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フェラーリよりポルシェがお得な理由

Seebruck, Germany - August 13, 2005: Sports car show in summer 2005 at Seebruck harbor at the Bavarian Chiemsee. The cars often come from far away and there are a lot of visitors which would be proud if they could use such an expensive car.

たまにポルシェよりフェラーリのほうが値落ちしないという意見を聞きます。しかし、フェラーリは本体価格が高すぎてサラリーマンには非現実的です。また、値落ち率が低かったとしても現金では損をする可能性が高いです。

  • 3500万円でフェラーリを購入、3年後に売却、2500万円で買い取られた 値下がり29%
  • 500万円でポルシェを購入、3年後に売却、300万円で買い取られた 値下がり40%

※一般的な車の場合、3年後に売ったらだいたい60〜70%の値下がりとなります。

こう見ると、確かにフェラーリのほうが値下がり率は低いです。しかし、1000万円の現金持ち出しとなるのに対してポルシェは150万円。単純に比較すると怒られそうですが、ぶっちゃけ本体価格の差が7倍あるほどフェラーリとポルシェの間に性能面で7倍もの差はありません。その点を踏まえると実質150万円で3年間乗れるポルシェはかなりお得です。

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フェラーリはオプション付けて損するクルマ

またオプションを多く付けていればいるほど損をするのがフェラーリの売値です。新車でフェラーリやランボルギーニを買う場合は最低400万円くらい〜オプションをつけないとディーラーで嫌な顔をされます。だいたいみんな700万円〜1000万円ほどオプションをつけます。その上オプション価格が低いと安い客に見られてオーダーの順番を後回しにされたりすることさえあるんですよ。その割に決して売ったときのお得感はありません。例えばオプションカラー。色によってはフェラーリの場合300万円以上するオプションがあります。しかし、売るさいにそのまま300万円が査定に反映されることは絶対にありえません。

また、本体価格の高いフェラーリに比べてポルシェは購入者が圧倒的に多い。新車の販売台数を見てもポルシェは月間4000〜5000台も売れているのに対してフェラーリはせいぜい400台程度です。高額な在庫を抱えるリスクを考えると査定が低めになりがちなフェラーリに対して、すぐに売れやすいポルシェは高めの査定がつきやすいそうです。

ちなみに、僕の例を挙げると約2000万円で買った新車の991は約1700万円で売れました。これがどれだけお得感があるか、車を所有したことがある方なら分かると思います。さらに、人気車種だと売値のほうが高いことすらあるんですよ。

僕の知人の例だと、GT3RSという超人気車種を買って1年間で2万キロ以上乗って、サーキットでもガッツリ楽しんだのに、買ったときの金額より150万高く売れたそうです。信じられないですよね。マカン、カイエンなどは人気すぎて中古車情報サイトに出る前に売れていってしまうほどだそうです。需要の高さがポルシェの売るときの値下がりの低さから言っても、現実的な需要と供給の関係からいってもポルシェはお得だといえます。

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今日のまとめ――ポルシェは長く乗るほどお得

・長く乗れば乗るほどお得になるのはやはりポルシェ
・走行距離10万キロくらいまではまず大きな故障はないので、10年以上乗り続けることも可能
・10年落ちでも値段が付くのがポルシェ

いかがでしたか。売ったときに「こんなに高く売れるんだ」と思える車は後にも先にもポルシェだけです。長く乗れば乗るほどお得感を感じるので、昔の自分を振り返ると迷っている時間がもったいなかったなと思うほど。ポルシェは決して買って後悔しない車だということが少しでも伝われば幸いです。

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文:イキクル編集部


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