ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
柴犬まる君が登場するシリーズ、前回は日本とは思えないようなカルデラがある「日本で一番の絶景」を柴犬まる君に教えてもらいました。
もし、こうした場所に愛犬と遊びに行くとなると、移動手段はほぼ車になります。車に乗ると、人間の場合車酔いする人がいますが、実は犬も人間のように車酔いする場合があります。
今回は、旅の経験豊富な柴犬まる君に車酔いをしないための12箇条を教えてもらいました。
柴犬まる君とは…?
柴犬まる君とは、インスタグラムを中心に活動している日本の柴犬(7歳オス)です。旅行好きのパパ(人間)と一緒に日本中を旅しています。
インスタグラムに毎日3枚ずつアップされる写真は、日本だけでなく海外の人のコメントも豊富。日常のなんでもない景色の写真から、1回でいいから行ってみたい絶景まで、愛くるしく紹介してくれます。
▶柴犬まるのインスタグラム
目次
基本編
・ 第1条:こまめな休憩をとる
・ 第2条:事前に休憩スポットをリサーチしておく
・ 第3条:優しい運転を心がける
応用編
・ 第4条:窓の外を眺められるようにする
・ 第5条:車内の温度に注意する
・ 第6条:犬の変化に注目する
・ 第7条:背中を守ってあげる
・ 第8条:小さい頃から車に乗る練習をする
アイテム編
・ 第9条:目隠ししてあげると落ち着く犬もいる
・ 第10条:シートベルトを着る
・ 第11条:最終兵器、車酔い止め薬
・ 第12条:座席をフラットにする
・ まとめ
【基本編】考え方は人間の子どもの場合と一緒!絶対に守るべき3箇条
最初にまる君に教わった愛犬を車酔いから守るためにできる、最も基本的な3箇条を紹介します。
第1条:こまめな休憩をとる
Photo By インスタグラム
人間のドライブの場合、休憩の目安は2時間に1回ですが、犬の場合はもう少し短めの30分〜1時間に1回は休憩するようにしましょう。休憩する時には、止まるだけではなく、車の外を散歩したり駆け回れるような場所がベストです。
第2条:事前に休憩スポットをリサーチしておく
Photo By 公式サイト
犬にとってずっと動かないでいることはストレスになってしまいます。なるべく体を動かせる場所で休憩を取るようにしましょう。
高速道路のサービスエリアの場合はドッグランが併設されているところもあります。
こちらのドッグランがあるかを確認できるサイトなどで休憩スポットを確認しておくようにしましょう。
第3条:優しい運転を心がける
Photo By インスタグラム
急発進や急ブレーキ、高速でカーブを曲がるような運転は人間も酔いやすくなりますし、何より交通事故の危険性を高めます。犬にとっても同じように酔いやすくなってしまうので安全でやさしい運転を心がけましょう。
【応用編】ここまでしてあげるのが愛!な6箇条
基本編につづき、応用編ではまる君の実体験に基づくもう一歩踏み込んだ「愛犬を車酔いから守る方法」を紹介します。
第4条:窓の外を眺められるようにする
Photo By インスタグラム
人間が車に酔わないための方法の一つに遠くの景色を眺めるというものがあります。それと同じように、窓の外の景色を見られる方が犬も車に酔いにくくなるそうです。
第5条:車内の温度に注意する
犬にとって暑さは天敵です。特にこれからの時期はだんだんと暑くなっていくので車内の温度には注意しましょう。コンビニで買い物する時や、ちょっとした休憩の間であってもなるべくワンちゃんは外に出してあげるようにすべきです。
どうしても外に出せない時には、窓を空けて風通しが良くなるようにしてあげたり、誰かが残ってエアコンを付けておいてあげるようにしましょう。
第6条:犬の変化に注目する
車に酔ってしまったワンちゃんは落ち着きがなくなってきます。また、車に酔っていなかったとしても、そわそわしてきたワンちゃんはトイレに行きたかったり、水が飲みたかったりする可能性が高くあります。落ち着きがなくなってきたら、そろそろ休憩が必要なサインです。
第7条:背中をなでてあげる
Photo By インスタグラム
多くのワンちゃんは背中をなでてもらうと落ち着くことができます。
もし、家族など運転手以外の人も車に乗る場合は、優しく守ってあげるように背中を抱きかかえるようにしてあげるといいでしょう。
第8条:小さい頃から車に乗る練習をする
Photo By インスタグラム
大人になるほど、新しい環境に慣れることは難しくなります。これは人間も犬も同じです。犬にとっても小さい頃から車に乗っている方が車に対する耐性が高くなり酔いにくくなります。
慣れるならなるべく早いうちから、ちょっとした距離でもいいので車で旅行に行くようにしましょう。
発泡スチロールでも対策できる?愛犬を車酔いから守る13箇条ーアイテム編ー
人間の子どもの場合、チャイルドシートがあります。実は、犬用のシートベルトもあるのです。ここでは、愛犬を車酔いから守る効果がある5種類のアイテムを紹介します。
第9条:アイマスクをしてあげる
Photo By インスタグラム
車に乗ると落ち着かないワンちゃんに、目隠しをすることで落ち着く場合もあります。実は犬の目隠し専用のアイテムも飯場されています。ただ、ヘアーバンドなどで代用することもできます。
第10条:シートベルトを着せる
Photo By Amazon
人間の子ども用にチャイルドシートがあるように、犬にもシートベルトを締めるための服があります。シートベルトをすることで、車の振動で酔うのを防ぐだけでなく、もしもの事故の時に愛犬が生存する確率を上げることにもつながります。
例えばこんなタイプのものもあります。
第11条:座席をフラットにする
イメージ図
人間にとって座りやすいサイズの座面は犬が座るには狭すぎる場合があります。すると、足を踏ん張ることができずに自動車の振動を余計に受けて酔いやすくなってしまいます。
こうした時には、座席の足元の部分に発泡スチロールなどの箱を置いてシートと同じ高さの面積を広げてあげると解決します。
第12条:車酔い止めの薬を使う
Photo By インスタグラム
車酔いを防ぐ最後の手段に、酔い止めを飲むという方法があります。人間用にあるものは大抵、犬用もあります。酔い止めの薬も例外ではありません。例えばAmazonに売られている酔い止めなどの商品があります。
ただし、犬によっては体質的に合わない可能性もあります。心配な場合は病院などで相談するようにしましょう。
まとめ
愛犬との旅行をするとなると、小型犬であれば専用のケージに入れて電車で移動することもできます。しかし、中型犬より大きくなると、必然的に自動車での移動がメインになります。
車酔いを防ぐために、柴犬まる君のパパの話では最も大切なことは「車に乗ると楽しい」という思い出を作ってあげることだそうです。
最初は車酔いして自動車に乗るのを嫌がっていたまる君も、パパと一緒に楽しく旅行を続けていたら今では自分から車に乗りたがるようになったそうな。ぜひみなさんも愛犬との旅行で楽しい思い出をたくさん作って下さい。
-まる君は旅行が好きですか?
今度はどこに行こうかな〜
▼編集部おすすめの愛犬との旅行先はこちら▼
(編集・執筆・聞き手:サムライト)
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