東名高速夫婦死亡事故、犯人の石橋和歩容疑者の素顔
犯人の男性は「石橋和歩」福岡県中間市扇ヶ浦に在住の25歳男性です。職業は建設作業員、事故当時に運転していた車は白のホンダ・ストリームでした。
さて、この石橋和歩容疑者ですが、NEWSポストセブンでは彼の幼少時代の姿が取り上げられました。
自宅は築30年の木造アパート。1LDKで家賃は3万3000円。「石橋」と書かれた集合ポストは、花柄のシールで飾られている。石橋容疑者の知人が語る。
「和歩は男ばかりの3人兄弟の真ん中で、小さなころからガタイは大きかったけど、大人しい子やったけ。とにかく全然しゃべらんち。教室でも1人でぼーっとしとることが多かった。この辺りは中高でグレる子も多いんやけど、彼は髪も染めず、近所の学校に通っていた」
小学校時代の卒業アルバムには、あどけない彼の姿が収められている。「おれ」と題した卒業文集にはこんな言葉が綴られていた。
《図工の時間、どうやっていいのかわからなかったので、なんにもしませんでした》
《6年生になってぼくはしゃべるようになりました。やすみじかんには、みんなといっしょにドッジボールもしています》続く自己紹介スペースに並ぶのは、無気力な言葉の数々。
《好きな授ぎょう ありません》
《あこがれの人 いません》
《しょうらいの夢 ありません》静かな人生が変化したのは、高校2年生の時。両親が離婚し、前後して石橋容疑者は学校を中退してしまったという。
幸せとはとても呼べない幼少時代を暮らしてきた石橋容疑者。その後成長した彼は女性の前ではコンビニのレジで怒鳴り散らすなど、女性の前でええカッコを見せようとする、こどものような行動が目に付くようになります。
11日放送のテレビ番組の報道によると、石橋容疑者の運転は普段から荒く、問題行動も多かったようです。今回の事故のように無理矢理前方の車を停車させたり、わざと車をぶつけて金銭を請求したりといった「当たり屋」まがいの行動が見られ、年に2回ほど事故も起こしていました。そういった行動の末に起きたのが今回の東名高速夫婦死亡事故でした。
事故発生当時、石橋容疑者の乗るホンダ・ストリームには女性が乗っていたようです。女性の前で息巻いた末の死亡事故、なんとも身勝手な事故です。多くの方が怒りを覚えるのも、仕方のないことでしょう。いかに石橋容疑者の過去がつらい物であり、現在の性格形成に大きな影響を与えていたとしても、それが一家の幸せを壊す理由にはなりません。ツイッターをはじめとしたSNSでも、多くの反応が見られています。