どうやって塗ればいいのか、塗る時の3つのコツを教えてもらった
あの、塗装をする時のコツを教えて頂けませんか?
そうだねぇ、まずはこの3つのコツをおさえることかな。
1.塗り方
基本はスプレーガンも缶スプレーも同じだよ。
吹きつけた全体を10だとしたら、5ずつずらして塗っていくんだ。
ただ、缶スプレーは吹き付ける範囲や圧の調整が細かくできないのと、
スプレーガンよりも霧の粒子が粗いから粗い塗装になりやすいという注意点があるよ。
ちなみにクリアは垂れる寸前が一番美しく映えるんだ。
2.距離
塗料を均一に塗るためには、近すぎると中心だけ塗料が濃くなってしまうから、手のひらを広げたくらい、だいたい20cm位離して吹き付けることが大切なんだ。
あとは同じ距離と速度を維持したまま塗るようにすることだね。
3.乾かす
最後に、何度も言っているけれど、しっかりと乾燥させることだね。
下地を一気に塗ろうとしないようにするのが大切だよ。
乾く速度は湿度や気温に影響されるから、
調色する時に混ぜるシンナーの量を調節して乾燥する速度をコントロールするんだ。
もし、塗装をDIYしたいなら揃えるべき道具を教えてもらった【試算表付き】
今回はバンパーが凹んだ場合を例に選んでもらいました。
塗料やクリアなど、色を付けるために使うもの。
用意するもの | 参考価格 | 用途 |
---|---|---|
缶スプレー | 1,200円程度 | 色を出すのに使う。 |
クリア缶 | 1,000円程度 | 塗装の艶出しに使う。 また、これがないと色が剥げたり、水を弾きにくくなってしまう。 |
ボカシ剤 | 1,000円程度 | 塗装面と地のボディの色の差を わかりにくくするために使う。 |
用意するもの | 参考価格 | 用途 |
プラサフ サフェーサー |
1,000円程度 | 塗料がボディにのるようにするために使う。 また、ヤスリの細かい傷を消すためにも使える |
シリコンリムーバー | 900円程度 | 油分を取るために使う。 忘れると手の形に塗装が剥げたりする。 |
実際に凹んだ部分を修理するために使うもの
用意するもの | 参考価格 | 用途 |
---|---|---|
バンパーパテ | 1,200円程度 | 凹んだ部分を埋めるのに使う。 |
ヤスリ(100〜320番) | 300円程度 | 塗りすぎたパテを平らにする時などに使う |
サンディングブロック | 300円程度 | ヤスリを当てて平らに削るときに使う |
マスキングシート・テープ | 500円程度 | 塗料を塗りたくない部分を守るために使う。 |
パテ パレット | 300円程度 | パテを混ぜあわせるために使うもの。 |
これらを揃えると、
合計金額:約7,700円
※塗装面積によって缶スプレーなどは追加で必要