コービン・スパロー
photo by Canuckle(CC BY 4.0)
アメリカのカービンモーターズより販売される電気自動車スパローは、そのデザインを受け入れられない人からすれば、確実にクソ車と呼ばれる車です。そのアヒルのようなフロントマスク、キュッと引き締まったリア回り、まるで小動物のような車です。
ワイドなフェンダーや革張りシートにアルミホイールなど、車好きが反応するポイントが押さえられ、好き者にはたまらない車ではあります。
ポンティアック・アズテック
ポンティアックといえばまるで猛禽類のような鋭いフロントマスクが魅力ですが、そんなフロントマスクとSUVボディをアンバランスに組み合わせたクソ車がアズテックです。どう見てもフロントグリルの位置が低すぎる、見ていて不安になるアンバランスな顔つきになってしまっています。
SUVにもポンティアックらしさを出そうともがく、その心意気は素晴らしい。少し冒険しすぎですね。
ジープ・チュロキー
photo by Shadiac(CC BY 3.0)
ジープ チュロキーは2014年、満を持してベストセラー車「チュロキー」の新型を送り出しましたが、残念ながらそのフロントフェイスはクソ車と呼ばざるを得ないでしょう。最大の要因はフォグランプを含め左右合計6灯にもなるライト類の配列で、その姿はまさに異形、チュロキーに慣れ親しんできた人ほど、クソ車と呼びたくなることでしょう。
7スロットグリルを分割するというのは、個人的に悪くないと思います。
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